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AIに自分の文体を覚えさせる方法|過去の文章1本あればできます

AIに文体を覚えさせるのに、自分の書き方を説明する必要はありません。

過去に書いた文章を1本渡して、特徴を抜き出してもらうだけです。

私はこれをやるまで、
毎回「もっと自然に」「その言い方はしない」と言い続けていました。

毎回言うのに、毎回同じものが出てくるんですよね。

前回、CLAUDE.mdの中身を見せました。

今回はその隣にある文体ルールのほう、実際にどうやって作ったのかを書きます。

🌷 なぜ「私の文体で書いて」では伝わらないのか

これ、私が最初にやって失敗したことです。

「私の文体で書いてください」

そう頼めば伝わると思っていました。
でも、相手は私の文章を読んだことがないんですよね。

考えてみれば当たり前です。

初対面の人に「いつもの感じでお願いします」と言っているようなものなので。

じゃあ具体的に伝えればいいのかというと、それも難しいです。

自分の書き方を説明できる人って、ほとんどいないと思います。

私も無理でした。

毎日書いているのに、いざ言葉にしようとすると出てこないんです。

なので、説明するのをやめました。
代わりにやったのが、実物を渡すことです。

料理でたとえると、「私が作る味に近づけて」と説明するより、
一度食べてもらったほうが早いのと同じですね。

説明は苦手でも、実物を出すのは誰でもできます。

🌷 やることは3ステップだけ

説明する代わりに、実物を渡します。

この3つだけです。10分もかかりません

① 過去に書いた文章を用意する

note、ブログ、SNSの投稿、なんでも大丈夫です。

条件は1つだけ。

自分が書いたもので、読み返して「これは自分っぽいな」と思えるものにしてください。

長さは2,000字くらいあれば十分です。
1本で足ります。

私はnoteに公開していた記事を1本使いました。

② 特徴を抜き出してもらう

Claude Codeに文章を貼って、こう頼みます。

この文章の文体を分析してください。
語尾、よく使う言い回し、接続詞、一人称、
段落の長さ、見出しの付け方を教えてください。

「文体を分析して」だけでも動きます。

でも、何を見てほしいかを並べたほうが、返ってくるものが具体的になります。

返ってくるのは、こういう形です。

文末表現(頻度順)
 〜なんですよね/〜んです/〜ですよね
接続詞
 なので/でも/だから/ただ
一人称
 私
1段落の平均行数
 3〜5行

数えた結果なので、感想ではありません。
ここが自分で考えるのとの違いなんですよね。

③ ファイルに保存する

返ってきた内容を、そのまま `skills/style/SKILL.md` に保存します。

自分で打ち直さなくて大丈夫です。
「これをSKILL.mdに保存して」と頼めば、ファイルまで作ってくれます。

これで終わりです。

🌷 語尾だけじゃなく、ここまで出てきました

正直、語尾のリストが出てくるくらいだろうと思っていました。

でも、実際に返ってきたのはこれです。

語尾以外に、ここまで出てきました

・一人称は「私」で固定している
・読者を「あなた」と直接呼んでいない
・1段落は3〜5行
・見出しは疑問形が多い
・「こと」「ところ」をひらがなで書いている
・絵文字は冒頭に1つだけ

全部、意識していなかったことでした。

とくに「読者をあなたと呼んでいない」は、
言われるまで気づかなかったです。無意識にやっていたんですよね。

こういうのは、自分では絶対に思い出せません。

そして、思い出せないものほど文章の印象を決めています。

語尾を揃えるより、こっちのほうが効いていました。

🌷 消したほうがいいルールもあります

出てきたものを、全部そのまま使わなくて大丈夫です。

私も、返ってきたリストから2つ消しました。

ひとつは、たまたま1回使っただけの言い回しが
「よく使う」として入っていたもの。

もうひとつは、自分では使いたくないと思っていた言葉です。

分析は「実際にどう書いたか」を出してくれます。

でも、これからどう書きたいかまでは知らないんですよね。

なので、出てきたリストを読んで、違和感のあるものは消してください。

消す作業は1分で終わります。
ゼロから考えるのとは、かかる時間が全然ちがいます。

🌷 過去に書いた文章がない場合

これから発信を始める方は、渡せるものがないですよね。

その場合は2つ方法があります。

ひとつは、友達に送ったLINEやメッセージを使うこと。
かしこまっていない文章のほうが、素の書き方が出ます。

もうひとつは、先に1本書いてしまうこと。

ルールがない状態で1本書いて、それを渡す。
順番が逆に見えますが、こっちのほうが確実です。
1本目は自分の力で書くしかないので。

私も1本目は、ルールなしで書きました。

🌷 ルールは、あとから育ちます

一度作って終わりではありません。

私は今日も1つ足しました。
「大見出しには🌷をつける」というルールです。

記事を書いていて「文字ばかりだと読みにくいな」と思ったので、
その場で追加しました。

こうやって、書くたびに1つずつ増えていきます。

最初から完璧なものを作ろうとしないでください。
気になったところを、気になったときに足すだけで大丈夫です。

ちなみに、私が最初に書いたルールは間違っていました。

「接続詞はなのでだけ」と思い込んでいたんですけど、
実際は12種類使っていたんです。その話は前に書きました。

【非エンジニア向け】Claude Codeのskillを自分で作る方法

自分の思い込みより、実物のほうが正確なんですよね。

🌷 今日やるなら、文章1本でいい

まとめると、こうです。

  1. 過去に書いた文章を1本用意する

  2. Claude Codeに貼って「文体を分析して」と頼む

  3. 出てきたものを保存する

10分もかからないです。

出てくるものは完璧ではないと思います。
私も、返ってきたリストを見て「これは違うかな」と思ったところは消しました。

でも、ゼロから自分で説明するより、
直すほうがずっと簡単なんですよね。

まず1本、渡してみてください。


自分の文体は、自分で説明しなくていい。

これがわかってから、記事を書くのがだいぶラクになりました。

同じところで止まっている方の、ひとつの参考になればうれしいです。

こういう「実際にやってみて詰まった話」を、
noteでこつこつ書いています🙌

次は、AIに書かせた文章が自分のものにならない理由について書く予定です。
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