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#0 資産運用入門、結論

このシリーズで扱うこと

  • なぜ投資すべきなのか

  • 何に投資すべきか

  • リスクとどう付き合うのか

資産運用を自分で判断するための土台づくり

こんな人向け

  • 投資した方がよいと聞くが、理由まではよくわかっていない

  • 興味はあるが、具体的に何を買えばよいのかわからない。定番、王道の方法を知りたい

  • どの程度のリスクがあるのか、イメージが湧かない

  • 自分で判断するための最低限の考え方を身につけたい

結論

以下、長期の資産形成で広く使われている方法

  1. 投資するお金を分ける
    当面使うお金と生活防衛資金は現金で持ち、長期間使う予定のないお金を投資に回す。

  2. NISA口座を作る
    日本在住なら、SBI証券や楽天証券などのネット証券でNISA口座を作る。(NISAでは、通常の課税口座なら売却益や配当などにかかる約20%の税金が、対象範囲では非課税になる。)

  3. 広く分散した企業の株式を、低い手数料で保有できる商品を選ぶ
    例えば、全世界株式やS&P 500に連動する、低コストのインデックスファンド。1本で多数の企業にまとめて投資できる。

  4. 積み立てて長く保有する
    毎月の自動積立を設定し、5年、10年といった長い単位で保有する。

優良企業の株式を広く保有し、株式市場全体の成長を取り込むことを狙う方法。
特定の企業や売買タイミングを当て続ける必要がないため、シンプルで再現しやすい。

簡単だが、、初心者に限らず多くの人に支持される、非常に優秀な方法。<注1>

以上が結論です。

ひとまず上記の方法による運用を始めてしまって良いが、株式投資をする以上、リスクは伴うため、自分のお金を運用する上で、最低限知っておいた方が良いことをまとめたのがこのシリーズ。

改めて、このシリーズで扱う問い

  • なぜ投資すべきなのか

  • 何に投資すべきか

  • リスクとどう付き合うのか

リスクフリーレート<注2>を上回るリターンを狙うとき、必ず何らかのリスクが伴う。

実際に私もこの方法を実践し、家族や仲のよい友人にも勧めていますが、その際には、なるべくこのシリーズで扱うような内容も併せて伝えている。

自分のお金に最終的な責任を持てるのは、自分しかいない。
中身を理解し、納得して自分の資産運用判断したい人は、ぜひ、続きを読んでください。


注釈

注1:
プロが独自に銘柄を選ぶ「アクティブ運用」も、上記のような「インデックス運用」に勝ち続けることは簡単ではないと知られています。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの調査では、2025年末までの15年間で、比較指数を下回った日本のアクティブファンドの割合は、日本株全般で約76%、米国株で約95%、世界株で100%。短期的に指数を上回るファンドはあっても、長期にわたって上回り続けることは簡単ではない。
https://www.spglobal.com/spdji/jp/spiva/article/spiva-japan/

また、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットも、2013年の株主向け書簡で、自身の死後、妻のために残す資産の9割をS&P 500インデックスファンドで運用するよう、受託者へ指示したと記しています。

https://www.berkshirehathaway.com/letters/2013ltr.pdf

注2:リスクフリーレートとは、その名の通り、銀行預金など、元本割れのない安全性の高い運用で得られる金利の目安。この水準は、中央銀行が景気や物価を調整するために動かす「政策金利」に連動する。

2026年9月2日時点では、日本円は年約1%、米ドルは年約3.7%が目安。

これを大きく上回るリターンには、通常、それに見合うリスクや条件がある。つまり、「元本保証でリスクフリーレートを超える利回り」という話には、必ず何かしらの裏がある。

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