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日韓夫婦の結婚式準備記録①「乗り気じゃないけど結婚式やることになった」

結婚式って、絶対にするものなんでしょうか。

「もちろんでしょ!」という方も、
「どっちでもいいかな」という方も、
「絶対にやりたくない!」という方もいると思います。

私は「絶対にやりたくない派」でした。

どちらかというと、披露宴に使うお金があるなら、そのぶん旅行したい派です。

なのになぜか、今年秋に結婚式を挙げることになりました。

私も夫も、やりたいと思ってないのに・・・。

今回から何回かに分けて、結婚式準備の記録を書いていきます。

第1回は「そもそもどうして結婚式をすることになったのか」というお話です。


義両親は最初から「盛大にやるぞ!!!」派だった

少しさかのぼります。

夫と婚約した頃、義両親はとにかく結婚式に前のめりでした。

「韓国の結婚式はこんな感じよ~」と文化を説明してくれたり、

「どんな式にしたい?」と聞いてくれたり。

韓国では、結婚式にはできるだけたくさん招待するスタイルが一般的らしく。
親戚も知人も、関係性の深さに関わらずとりあえず招待するそうです。

私の夫が、以前、はとこ(祖父の兄の孫?)の結婚式のためにわざわざ帰国していたのが、本当にびっくりでした。

そもそも私なんて、はとこに会ったことないし、はとこが存在するのかどうかすら知らんわ・・・

さて、話を戻しますが、夫は長男で、義父も長男です。

義父にとって、長男の結婚は「親戚・知人に広く報告する大切な場」なんですよね。

ただ、当時は大きな問題がありました。

私の母が、結婚自体に反対していたんです。

(このへんの経緯は以前の記事で書きましたので、よければ読んでみてください)

「韓国で結婚式するとしても、行きたくない」と言っていた母。

義両親にその可能性を伝えたら、

「あり得ない!生きているのに、親が参加しない結婚式なんて意味がない!」

と、かなり感情的になっていました・・・。


義父のビジネスが傾いた

そんなこんなで状況が大きく動いたのは、両家顔合わせの数か月前のことです。

義父のビジネスが、少し厳しい状況になってしまいました。

韓国での盛大な結婚式どころではなくなった。

でも、顔合わせの日程はもう決まっています。

1年以上かけて母の許しを得て、やっと実現する両家顔合わせです。

「ビジネスの状況がよくないから顔合わせは延期で」なんて言えるわけがなく・・・

義父は精神的にとても辛いなか、わざわざ日本まで来てくださいました。

(顔合わせについても、よければ過去の記事をご参照ください)

そして顔合わせの終盤、母がこう切り出しました。

「結婚式って、どうします?」

私と夫は事前に打ち合わせ済みでした。

「私たちの希望は、結婚式はしない。親戚だけでこじんまりと食事会だけが良いと思っています」

母も「そうねぇ、大変やしね」と賛同。

義両親も、「韓国でやりたいです!」と言える状況ではなく。

「そうしましょう」と言ってくださいました。

場所は、母の「できれば大阪で」という希望もあって、大阪に決まりました。

(母の意向をどこまでも尊重してくださる義両親に心から感謝です)


母の「別々挨拶案」と、義父の猛反対

顔合わせからしばらくして、母から連絡が来ました。

「色々考えてんけどな、初対面の親戚20人ちょいで言葉の壁もあるなかで食事会2時間って、場が持たへん気がするねん

それはそう。激しく同意。

母の提案はこうでした。

・新婦家族(母、姉、私)が韓国へ行き、新郎側の親戚に挨拶
・新郎家族(義両親、夫、妹)が日本へ来て、新婦側の親戚に挨拶

「お互い相手の地元に出向いて挨拶し合うのが、一番スマートちゃう?」

これには私も賛成、夫も賛成、義母も賛成。

でも、義父だけが猛反対でした。

旧正月に韓国へ挨拶に伺ったときに母の意向を伝えてみたのですが、義父は「せめて親戚を呼んで、プチセレモニーのような場を設けたい」とのことでした。

夫も義母も私や母と同じ意見なので、義父を説得しようと頑張ってくれたのですが、義父は頑として譲らず・・・

なんとなく、母と義父の板挟みにあってる気分で、モヤモヤしたまま日本に戻りました。

あとから夫に補足してもらって、義父の心情について解像度が上がりました。

義父は、本来は韓国で盛大にやりたかった。でもビジネスの状況で経済的にできなくなった。それならせめて日本で少人数で開催することで、「日韓夫婦なので日本で挙式した。日本での挙式なので、全員は呼べなかった」という、韓国の親戚・知人への大義名分にしたい。

なるほど・・・。

複雑な気持ちのまま、母に「義父は親戚を呼んで日本で挨拶の場を設けたいそうです」と報告しました。

母から「承知しました」と返信があり、ひとまず落ち着いた・・・

と思ったら、数日後に電話がきました。

母「色々考えてんけどな」

嫌な予感・・・

母「やっぱり結婚式するのはどう?

・・・ん?

「前も言ったけど、やっぱり食事会だけやったら場が持たんと思う。それやったらもう、ちゃんと式を挙げたほうがいいと思うねん。それに、お姉ちゃんは結婚式しなかったから。モモの花嫁姿は見たいねん。費用は出すから、親孝行と思って挙げてほしい」

かつて「別れてほしい」と言っていた母が、今度は「結婚式を挙げてほしい」と言っている。

人生、何が起きるかわかりませんねえ・・・

「親孝行と思って」とか言われたら断れるわけもなく。

こうして私が一度も「したい」なんて言ってないのに、気づいたら結婚式をすることになっていました。


(次回予告)式場見学のお話

3月末の三連休、式場見学をしてきました。もちろん母も同席(;´∀`)

プランナーさんに開口一番こう聞かれました。

「どんな結婚式にしたいですか?イメージはありますか?」

正直に言うと、「したくないんですけど、母が費用出すというので来ました」なんですよね・・・

できるだけシンプルに済ませたい私は

「とりあえずチャペルはスキップで良いかもですね。意味のない時間ですし」と答えました。

プランナーさん、「ははは・・・そういう方もいらっしゃいますよね」と苦笑。


「やりたくない」と思っていても、家族それぞれの想いや事情が重なって、気づけば少しずつ前に進んでいました。

まだこの時点では、私も夫も結婚式を楽しみにしているわけではありません。

次回は、そんな私たちの式場見学のお話です。

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