借りた本【熱きアツキ(あとがき)】【シロクマ文芸部】
借りた本をきっかけに読書好きになりました。
高校までは全く本を読んでいませんでした。むしろ嫌いでした。大学時代に友人から薦められたのが、宮本輝さんの小説『優駿』でした。なんとなく気になったので借りて読み始めました。片道約1時間の電車通学でしたので、読む時間はたっぷりありました。
感動的な競馬物語だと思っていたのですが、実際に読んでみると、生々しい社会と人間関係が描かれていて、グイグイと引き込まれてしまいました。波長が合っていたんだと思います。
それから『春の夢』『青が散る』を立て続けに借りて、初めて軽い活字中毒になった感覚を覚えています。あれから30年。ちゃんと数えてはいませんが、累計で500冊以上は小説を読んでいます。(読書メーターを使ってます)
たくさん本を読んでいると、自分でも真似して何かを書いてみたいという気持ちになりました。それがnoteを始めたきっかけでもあります。でも、何を書いたらよいのかわかりませんでした。そこで出会ったのが『シロクマ文芸部』でした。
お題に沿って、宮本輝さんの作風を真似して書き始めたのが一番初めの連載『ロイヒテン』です。初めは単発だったのですが、続きを書いているうちに連載になっていました。それが面白くなって、今に至ります。
今回は叙述トリックを試してみたくて『熱きアツキ』を投稿しました。トリックの内容は、全10話の主人公が全て『佐藤敦輝』だったということでした。奇数回と偶数回で設定の年が異なっていて、登場人物の呼び名は次の通りでした。
2006年(奇数回)
敦 輝:佐藤敦輝(8歳)
アツキ:大和篤貴(18歳)
ヤマト:福田大和(28歳)
2016年(偶数回)
アツキ:佐藤敦輝(18歳)
ヤマト:大和篤貴(28歳)
監 督:福田大和(38歳)
ちょっとしたヒントも散りばめていました。例えば第1話では『スカパー』でサッカー観戦をしています。現在はDAZNが放映権を持っていますが、それ以前はスカパーでしたので、年代が古いと印象づけてみました。
わかりやすいのはタイトルです。偶数回のみ『☆』がついています。サッカーでは優勝するとエンブレムの上に『☆』をつけます。奇数回ではまだ優勝しておらず2006年シーズンで初優勝しましたので、偶数回では『☆』が1個ついていることになります。
第9話のお題が『星を見る』だったので、タイムリー過ぎて驚いてしまいました。そして、ちゃんと『☆』になぞらえて活用させて頂きました。(メンバーシップには入っていませんので、毎週お題を確認してから、アドリブで冒頭を書いていました)
ちなみに、第10話ではキックオフの時点で話が終わりましたが、結果は最後まで読むとわかるようになっています。よろしければ、チェックしてみてください。
最後まで、お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
さて、シロクマ文芸部さんのお題をお借りして連載を続けてきましたが、もうネタ切れですので、連載は一旦停止して、今後は3行日記やエッセイなどで参加したいと思います。
ショートストーリーをつなげて連載中です。毎週金曜日頃投稿予定です。目次に各話のリンクを貼っていますので振り返りにどうぞ。
小牧幸助さんの企画に参加しています。
毎週ありがとうございます。
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