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【京都散歩】西本願寺③/8体の天邪鬼と金閣・銀閣に並ぶ京の三閣「飛雲閣」

世界遺産「西本願寺」(龍谷山 本願寺)に行ってきました。

ここは、桃山文化の象徴といわれる建造物や数々の国宝など、
見どころがたくさんあります。

今回の記事では、国宝「御影堂」と「飛雲閣」を中心にご紹介します。

<前回までの記事はこちら>


前回の記事で紹介した天然記念物の大イチョウ(逆さ銀杏、水吹き銀杏)と向かい合うように建っているのが、国宝御影堂ごえいどうです。

国宝「御影堂」と大イチョウ

「西本願寺①」の記事で紹介した、国宝「阿弥陀堂」(右)とは、
渡り廊下でつながっています。

光と影のコントラストよ……(いや、ただの逆光!)


御影堂の前にあった立て看板に、見どころとして、
あま邪鬼じゃくが紹介されていました。

天の邪鬼は、仏教では人間の煩悩の象徴。

だいたい、四天王像に踏みつけられてたりしますので、
社会の役に立つ労働(?)をしているのは珍しいかもしれません。

これも、何かの罰なんでしょうか?

——全部で8体?

「全部で◯個」といわれると、ついコンプリートしたくなりますね(笑)。


まずは、御影堂に向かって右の天水受けから。

おー、いますね。
かれこれ400年近く、ずっと筋トレしてるそうですよ!
(ポジティブ!)

こんな感じで、歯を食いしばって、じっと耐えています!

ぐっとこらえてますが、けっこう辛くなってきてますよね。

一方、こちらは、お風呂かサウナにでも入っているかのよう。
だいぶ整っています。

温まりすぎて、赤くなっちゃってますよ!
冷水に急いでください!


さて、ここで小休止。(冷水ブレイク)

天の邪鬼がどんな風に天水受けを支えているのか、
見てみましょう。

首の根本で支えていますね。

案外、指圧みたいで気持ちがいいのかもしれません。

「指圧の心は母ごころ、押せば生命の泉湧く」って
指圧の創始者、浪越徳治郎も言っていますし。
(だから何やねん?)


次、御影堂に向かって左の天水受けです。

いました、いました。

かなり苦しそうな表情で祈っているように見えますが、
大丈夫でしょうか。

気合を入れ直して、「まだまだやれる!」の表情です。

こちらは、ほおづえなんかついて、余裕ですね。

ということは、他の誰かにしわよせが来ているはず……!

——この人でした。

もう限界です!
白目向いて、口がギザギザになってます。

我慢大会の責任者を呼んでください!
ドクターストップを要請します!
(あんた誰やねん)


これで、8体コンプリートしました。

大満足で、次に向かおうとしたところ……

「シークレットは?」

はい?

——私の脳内で、「コンプリート警察」の声がしました。

「普通、コンプリートいうたら、シークレットがあるやろ?」

……そう言われても、天の邪鬼は8体しかおらんし、
「ゴールドの天の邪鬼」とか聞いたことないし……

ふと、すぐ横を見ると、「支え」つながりで、
シークレットアイテムにふさわしいお宝がありました。

これも、西本願寺の見どころのひとつ。
御影堂の柱を支える「沓石」(くついし)です。

普通、「沓石」は石でできていますが、
これは、まるで木に見えます……

立て看板に説明がありました。

沓石とは、柱または縁側の束柱 を受けるために用いる「石」で、根石 とも柱石とも呼ばれます。一見すると、本願寺御影堂 の沓石は、「石」ではなく「木」ですが、 木の隙間から中を覗くと、中身が石であることがわかります。もともとざくろの木で造られていた沓石を、江戸時代末期に親鸞聖人 六百回大遠忌を迎えるにあたって修理が行われた際、木では腐る可能性があると石が用いられました。その時、昔の面影を残そうと、表面を厚さ3cmの木で覆ったのだと言われています。

つまり、元々は本物の木だったのを、耐久性重視で石に変えて、
そのときに、見た目だけ木になるようコーティングした、
ということですね。

まさしく、シークレットにふさわしいアイテムでした。
……「シークレットブーツ」的な。


京の三閣、飛雲閣(国宝)

いよいよ真打ち登場!

「京の三閣さんかくとは、京都を代表する3つの楼閣——
金閣、銀閣、飛雲閣のこと。

……3つ目は「銅閣」ではないんですね。
(残念そうに言うな!)

その三閣のひとつ、国宝「飛雲閣」が、
ここ、西本願寺にあるんです。

「飛雲閣」らしく、ちょっと雲が飛んでいるような写真。

残念ながら、中には入れませんでした。

となると、これくらい遠ざからないと、
てっぺんの屋根くらいしか見えません。


仕方がないので、御影堂に上がって、
ちょっと高いところから撮影してみました。

ズームしたところ。

……これでも全体像がよくわからないので、
公式ホームページから画像をお借りしました。

これが、国宝「飛雲閣」だ!

公式ホームページより

これは……

実に美しい……!

——とかやっちゃうと、
「じゃ、ぜんぶ公式の写真でいいじゃん」ってなりかねないので、
旅行の写真って、難しいですね;

※この記事のヘッダー画像も公式写真を使っています。


さて、少し離れた所に、異国情緒たっぷりの建物が見えます。

西本願寺伝道院 です。

次回は、この建物とその周辺をレポートします。


本日は以上となります。
お読みいただき、ありがとうございました!

またお越しいただけると嬉しいです。



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