創作メモ「うそつきゲーム」
火曜日は、月曜日の作品の創作メモ
この話は、論理パズルがベース。
よくある、「うそつき村の住人」みたいなの。
ロジック自体は、自分で考えたオリジナル。
類似例はあるかもしれないけどね。
うそをついているのは、ひよりだけ。
あとは、全員本当のことを言ってる。
蒼は、うそつきゲームに勝つ為にうそを言ってるつもりなんだけど。
「一生、うそはつきません!」って、
それこそ大ウソだろうに。w
隣のクラスのセリフは、全部本当だけど、
「うそつきゲーム中」だと信じてる蒼からは、
うそにみえる、という仕掛け。
マイナス×マイナスでプラスになってるのね。
もっとも、論理パズルとしては、シンプル。
ここ、あまり難しくすると小説にならんだろう、と思ったので。
ただ、実際に掌編にしてみると、パズルというよりは、
アンジャッシュのコントの方が近いね。
これを小説にする、と。
まず、舞台設定を小学校にする。
村人とか、正直者とかだとパズル過ぎるので。
パズルでは登場人物の性別なんて無関係。
ただ、小説なら最初のうそつきを女子にした方が面白いかな?と思ったので女子にした。イメージは、からかい上手の高木さんだ。
それなら、と、隣のクラスにも女子を一人。
主人公がほのかな恋心を抱いてれば、
隣のクラスまで行く理由づけにもなる。
そうすると、ラストのオチが二重に面白かった。
単に、ネタバレして終わりではなくて、
「いい子だね」の意味が二回反転するのがうまい具合にハマった。
これは半ば偶然の産物だけど。
ただ、こんなのを量産できるわけはない。
ロジックの部分をオリジナルで考える必要があるので。
こんなもん、AIには無理だろう。
ロジカルなゲームの話で言うと、
青崎有吾さんの「地雷グリコ」があるね。
この作品は、めっちゃ好きなんだけど、
あんなのを自分で作れるか?というと無理だ。
あんな、オリジナルなルールに、それに使える必勝法。
さらに、それを破る方法まで考えなきゃいけないんだから。
もっと複雑な話、となると、
乾くるみさんの短編集「セブン」がある。
これも、もっとロジカルで数学的なパズルを、
デスゲームとして小説に落とし込んでるのがうますぎる。
特に、最後の短編「ユニークゲーム」は、
何回読んでもしびれるけど、論理的にはめちゃくちゃ難しいよ。
あそこまで完成度を高めれば、ゲームやパズルが難しくても成立するのか?
まあ、ロジックに定評があるミステリー作家の青崎さんや乾さんが書いてるから成立するところはあるかも。
ただ、数学やパズル、ゲームを、小説に落とし込む、というところでは、大いに参考になった、というか、影響されていると思う。
こういうのが好きで、たくさん読んでるからこういう話をおもいつくんだろうな。
