創作メモ「続きは私が書く」
毎週火曜日は、月曜日の作品の創作メモ。
今回は連載作品ではなく、短編になる。
今見れば、よくこれを公募に送りつけようと思ったな。
というくらいの実験作である。
私の一番最初の作品で使った「AIによるリレー小説」を、
少し構造を変えて作ってみた作品。
以前に作った「電算高校文芸部」は文芸部員四人による
リレー小説、という形式をとっていたが、
今回は、「Fragment」というもとになる作品があって、
それを三人の部員が好き勝手に続きを書く、という形式。
女子二人と、男子、猫。登場人物は三人と一匹。
第1話では導入だけで、このあとどうとでも話を続けられる。
例によって、マリナ、ユリ、アヤメの3人は、すべてAI。
それぞれが作った第2話は、AIが自分の感性で作った続編である。
もちろん、差異が出るようにパターンだけは与えていた。
マリナは王道の恋愛。ユリは、少し外した青春もの。
アヤメは、猫が黒幕のファンタジー、と指定。
ただ、こまかなところは全部AIが考えている。
で、最後にまとめて品評会、という流れ。
これは、前の作品でも似たようなことやってるね。
もちろん、どれが正解というわけではないし、全部正解かも知れない。
こういう創作って楽しいよね、というところを書いてみたかった。
また、私自身もAI達が何を書いてくるかは予想できない。
もちろん、直球、変化球、魔球、くらいの指示は与えているんだけど、
書かせてみて、「うわ、そうきたか」ってなるのが面白い。
さて、この作品は予想通り落選。
反省点としては、
「話がわかりにくい」
短編で枚数制限があるなかで、こんなメタなネタはきついだろう。
作中作の登場人物が3人と1匹、
現実世界も文芸部員3人、+本来の作者までいるわけで。
この分量でやる話じゃないよなぁ。
短編で登場人物7人はいくら何でも多すぎ。
しかも、違うレイヤーにいるんだから、なおさらだ。
これを読まされた人に、謝りたい気分である。w
でもまぁ、せっかく書いたんだから応募してみようかな?
それくらいのノリだったので。万一刺さったら面白いかな、と。
構想~執筆、推敲まで、1週間もかけてないと思う。
この形式も、まだいろいろなパターンを考えられるんだけど、
そのうち、別の作品を書いてみようかな。
AIが何書いてくるかわからないから、まとめるほうが大変なんだけど、
それはそれで、やって面白いんだよね。
さて、この中で一番お気に入りのキャラは猫の「ミル」で。
他の作品に出張して出演していたりする。w
再来週、この作品のスピンオフ作品を掲載する。
今度は、Fragmentの未来の世界を書いた短編。
悠希、凛、遥が社会人になった世界を書いている。
もちろん、ミルもでてくる。
こっちの方が、まだマシで続編が書けそうな話なんだけど、
これもあっさり予選落ちしたので、供養の為に公開する予定。
