なぜ、『Story Drive診断』をつくったか。8つのタイプ

友人から熱心に勧められた漫画が、ピンとこなかったことはありませんか?
逆に、自分が夢中になった作品を勧めても、全然響かなかったことは?
あるいは歌。
「これは私の歌だ!」とビビっとくる時や、大ヒット曲なのに歌詞がまったく頭に入ってこない時。
思い当たる方は、「なぜだろう」と考えたことがあるでしょうか。
もしあるなら、ぼくと気が合うかもしれません。
なぜならぼくは、めちゃくちゃ考えてきたからです。(理由は後述)
考えすぎて、「人がハマりやすい物語」を8つにタイプ分けし、それを診断できるツールを作りました。『Story Drive診断』といいます。
まずは、診断をやってみてください。
「会員登録しないと詳細見せない」みたいなセコい仕掛けはありませんので、ご安心を。
完全無料、会員登録不要です。
↓↓
20代から70代までの数人に試してもらいましたが、いまのところ「納得感がある」「自己分析にも使えそう」といった感想をもらっています。
探究冒険型でした!
自分のすべてを見透かされたような気分でした。それと同時にXXXX(有名な診断)よりも断然納得できる分析で、これを流行らせるべきだと思いました。
面白そうなので早速やってみました。自己実現型でした…
確かに当たっているよな、という感じです。面白かったです。
メインは喝采共感型でした!私はまだ大学生で、サークルの組織作りだったり、就活もありますが、自己分析として参考になります!
特に就活の面ではとても頼りになるかと思います!
ぼくの仕事
ぼくの仕事は、事業立ち上げや、組織作りのお手伝いです。おかげさまで生計を立て、2人の子どもを育てられています。
組織や事業を作る上で「物語の設計」が重要である、というのがぼくな仕事の土台です。平たくいえば「組織や事業が上手くいくためには、みんながノレる物語が必要だ」という立場です。
よそよそしい組織よりもノリノリの組織、ドヨンとした事業よりノリノリの事業。
なぜかというと、その方がパフォーマンスが出るからです。
之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず
要するに、「楽しむ者が、最強じゃ」ということですよね。
仕事を楽しめれば、会社の成果だけでなく、働く本人にもプラスがあります。人はパンのみで生きるわけではありません。意義を感じ、楽しみながら働けるほうが、幸福度も高まるはずです。
現代人にとって、仕事は日常の大きな部分を占めます。そこに意味や意義を見いだせなければ、人生はかなり長い「忍耐ゲーム」になってしまいます。
だからぼくの仕事は、「事業を成功させたい。でも、自分やメンバーの人生も大切にしたい」というビジネスリーダーとの共同作業で成り立っています。
人によって "ノレる物語" は全然違う
そのような仕事のため、問いの中心は「どういう物語にするか?」ということになります。
当然、経済合理性との整合性は欠かせません。つまり、「儲けにつながる話」であることが絶対条件です。ビジネスなので。
その制約のなかで、関わる人が納得し、長く愛せる物語をどうつくるか。これは、とても重要で難しい問いです。
創業者の方の原体験。
ここに至る経緯。
なぜわざわざ挑戦するのか。
漠然と感じている未来への不安。
技術的な希望と制約。
自分たちの立場と、市況。
持っているアセットや強み、弱み。
いくつかのフレームワークを使い、リーダー自身と、ステークホルダーにとって納得でき、そして簡単には捻じ曲げられない強度を持った、「永く愛せる話」に整えていきます。
そんな中でいつも感じるのは、
「人それぞれ、好きな物語って違うよなぁ」
ということです。
失敗談
独立してすぐの頃、こんなことがありました。
そのとき相対していたクライアントは、スタートアップの取締役でした。おおよそ以下のようなご相談でした。
新規事業の構想があり、何度かテストを行った。
結果「これは価値がある」という結論になり、事業化したい。
コンセプトや具体的な中長期戦略、喫緊の対外メッセージの打ち出し方を、3ヶ月以内にまとめたい。
業界が抱える構造的な課題、取締役の方がキャリアの中で長い間感じてきた違和感、本質的にあるべき姿、数年後になっていたい状態。
これがとても具体的で、解像度が高く、お話を聴きながら胸が熱くなるのを感じました。
「これは、簡単にまとまるな!」と考え、すぐに取り掛かり、コンセプトや中長期のシナリオとして落とし込み、早速つぎの打ち合わせでドラフトとして提示しました。
結論から言うとドラフトは、まったくウケませんでした…
「言ってることは間違っていないのだが、こういう感じじゃない」と。
最終的にはとても気に入っていただける形になり、ホッと一安心だったのですが、ドラフトとはかなり趣の異なるものになりました。
どう異なったのかを、完全にイメージで例えると、こんな感じです。
◼︎ぼくが最初に出したドラフト
「海賊王になって自由の海を取り戻す話」
◼︎最終的にまとまったもの
「旅をしながら問題解決していった先に、新しい世界がひらかれる話」
同じ『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)なんですが、切り取り方というか、語り方がまったく違ったのです。
あくまでイメージですが。
似たようなことがたくさんあった
思い返せば、似たようなことはたくさんありました。
つまり、自分が面白いと思うことが人と違ったり、1つの出来事に対する見方が異なったり、ということです。
高校生の頃、こんなことがありました。
仲の良い友人と『スター・ウォーズ エピソード2』(2002年)を観に行きました。誤解を恐れずにいうと、ぼくの感想は「個人の恋愛と、宇宙の危機を天秤にかけるなんて、ジェダイの倫理観はどうなっているんだ?」でした。
対して、一緒に観に行った友人はいたく興奮し、次回作が楽しみでしようががない風だったのを覚えています。
似たようなご経験を持たれている方も多いのではないでしょうか。
「あの人のおすすめは、当たりが多い」と感じる一方で、その反対の人もいる。
「この人の話は面白いけれど、別の人の話は聞いていると疲れる」と感じることもある。
「人それぞれ」と言えばそれまでです。でも少年期のぼくには、そこに何か法則があるような気がしていました。
仕事の中で生まれた『Story Drive理論』
ぼくは仕事を通し、これまでに5,000人くらいのビジネスパーソンと商談や打ち合わせをしてきました。
商談や打ち合わせはどれも、基本的に「新しい事業を立ち上げる」という営みにまつわる会話です。
自分一人で描いた企画書が、徐々に多くの人を巻き込み、やがて数千万人に使われるサービスへ成長する。そんな、比較的珍しい経験もさせてもらいました。
その過程では、同じ構想に一緒に熱狂できることもあれば、まったく会話が噛み合わないこともありました。具体的なエピソードには相手がいるため、ここでは割愛します。
さまざまな本から学んだこと。エンタメ業界での仕事、AIの社会実装、組織づくり、そして藝大の大学院受験を通じて、自分で体験し、考え、試行錯誤したこと。
それらをまとめたのが、『Story Drive理論』です。
(ユングの元型論、ジョーゼフ・キャンベルの神話論、岡田斗司夫さんの4タイプ、 ハリウッド脚本理論などの影響もうけています)
人間は一人ひとり、きわめてユニークで、多面的で、ひとつの型には収まりません。そんな存在を画一的な「タイプ」に圧縮することには、どこか乱暴さもあります。
『Story Drive診断』を「当たっている」と感じたとしても、それは、あなたのほんの一側面を捉えたにすぎません。
この『Story Drive診断』を「当たってる!」と思われたしても、それは本の1側面にすぎないでしょう。
ただ、ぼくは思春期の頃から「XXX診断」みたいなのが、比較的好きでした。「精神年齢診断」とか、「魂の値段診断」とか、大人になってからは「ストレングスファインダー」とか。最近だと「MBTI」でしょうか。
自分のことは、意外と自分でもわかっていないことがあります。わかる必要もないこともあれば、わかっていると結構便利なこともあるでしょう。
その意味で、『Story Drive診断』は、結構つかえます。
自分は、どんなときにやる気が出て、どんなときに出ないのか?
あの人と自分の視点のズレは、どんな考え方から生まれるのか?
自分があのとき「イラッ」としたのは、なぜなのか?
自分は、他人に何を求めているのか?
自分が本気になれる事業は、どんなストーリーなのか?
まだ調整や文章のブラッシュアップは必要なので、これから少しずつ改善していきます。
よかったら、ぜひお試しください。
フィードバックや感想もいただけたら、とても嬉しいです。
事業にロマンを。|Business Story Architect
noteでは色々書きますが、
仕事は新規事業立ち上げや、組織改革のお手伝いをしています。
お仕事のご相談、お待ちしてます。
Business Story Architect
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします。
いただいたチップ活動費に使わせていただきます!。