第2回 10億宣言に注目する理由

売上10億円企業は何が違うのか

第1の違いは「社長の仕事」

前回は、私がなぜ10億宣言に注目しているのかを書きました。

今回は、

「売上10億円企業は何が違うのか」

について考えてみたいと思います。

私が補助金支援や専門家派遣などで様々な企業を見る中で感じることがあります。

それは、

売上規模の違い以上に、

「社長の仕事の違い」

が大きいということです。

社長が一番忙しい会社

中小企業ではよく見られる光景です。

・営業は社長
・採用は社長
・重要顧客対応は社長
・資金繰りは社長
・最終判断も社長

つまり、会社の中心に常に社長がいます。

創業期はこれで問題ありません。

むしろ社長が先頭に立たなければ会社は成長できません。

しかし、会社が大きくなると別の問題が発生します。

社長の時間が足りなくなるのです。

売上が伸びるほど苦しくなる

不思議なことですが、

売上が伸びるほど社長が苦しくなる会社があります。

顧客が増える。

従業員が増える。

案件が増える。

すると社長への相談も増えます。

結果として、

会社は成長しているのに、社長は未来を考える時間を失っていきます。

10億円の壁

私は、売上10億円という数字そのものに意味があるとは思っていません。

しかし、多くの企業が成長の過程で、

「社長一人では限界」

という壁にぶつかります。

その壁を越えるためには、

・権限委譲
・仕組み化
・幹部育成
・情報共有

が必要になります。

つまり、

社長がいなくても回る部分を増やしていくことです。

あなたの会社はどうだろう

ここで一つ考えてみてください。

もし社長であるあなたが1か月休んだら、会社は回るでしょうか。

売上は落ちるかもしれません。

しかし、業務は回るでしょうか。

従業員は判断できるでしょうか。

顧客対応はできるでしょうか。

この問いに対する答えが、

会社の成長余地を示しているのかもしれません。

次回は、

「売上10億円企業が必ず見ている数字」

について考えてみたいと思います。

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