『新規事業』をキャリアとして選んだきっかけの話
皆さん、お元気ですか。
新規事業家の白石です。
今回は、何故私が『新規事業』をキャリアのメインストリームに選んだのか。そのきっかけとなるお話について書いていこうと思います。
↓2025年、新規事業市場はこうなる
まず、私が新規事業をキャリアに定めたのは24歳の頃です。
当時は株式会社パソナ パソナキャリアカンパニーという会社に勤めておりました。
2015-6年当時のパソナキャリアは「人材紹介事業」と「アウトプレースメント事業」の二本柱で、景気に左右をされない経営をしているカンパニーでした。
そんな中で、私はどちらの事業にも所属することなく「新規事業統括部」という、上記2事業以外の柱となる事業を立ち上げる部署におりました。
その時立ち上げようとしていた事業が『パソナ顧問ネットワーク(現:JOBHUB顧問コンサルティング)』というサービスです。
様々な課題を持っている経営者に向けて、課題の特定と解決方法を整理し、課題を解決できる経験豊富な顧問の方をアサインするという業務委託モデルの事業です。
また、同時に「顧問」とは呼べない若いプロフェッショナル(20代〜40歳くらいまで)な方々を紹介する、ITやマーケティング領域に強みを持った経営コンサルティングサービス『Pro Share(プロシェア)』
社外取締役を紹介する『社外取締役紹介サービス』などの周辺の事業も同時に立ち上げておりました。
今でこそ、類似サービスはマーケットに沢山ありますが、当時の顧問ビジネス市場は、レイス社の「顧問名鑑」やインテリジェンス社の「アイコモン」くらいで、まだまだ市場形成がなされていない状態でした。
毎日テレアポやメルアポをして、企業アポを獲得していました。経営課題を解決するサービスでもあるので、基本「社長アポ」を取ることが求められていました。アポを取る難易度も、商談の難易度も、とても高かったですが、ここでの経験は私の事業開発の基礎にもなっているので、経験に感謝です。
業界や規模、エリアや設立年数などをあえて絞らずに「国内全ての法人が顧客」という気持ちで当時は仕事をしていました。
毎月30-50名の経営者とお会いする中で、当たり前ではありますが様々な種類の課題を沢山持っておられておりました。
会社として顕在化している課題の相談もありますが、社長の脳内にだけある課題の相談など、本当に多種多様な経営課題をヒアリングしました。
営業販路を拡大したい、ECに取り組みたい、製造ラインの効率化をしたい、エンジニアの教育をしたい、採用を改善したい、海外進出したい、、、などなど
その中で私が圧倒的に一番課題として聞いた内容が「新規事業への課題」でした。
新規事業を始めたいがやり方がわからない、新規事業がうまくいかない、新規事業の営業やマーケティングや採用をしたい、など。
とにかくどの業界、どのエリア、どの規模の企業でも新規事業に困っていました。
10年前の話なので、市場や業界の壁が低くなり、企業が既存事業だけでは生き残れないかも、と思い始めて新規事業に着手し始めていた時期でした。
ただ、まだノウハウが広まっておらず、2025年の現在以上に各社手探りな状態だったように記憶しています。
当時24、5歳だった若手の私は「新規事業の需要が、今の社会では一番強い」という確信を持ち始めていました。必然的に新規事業のどんなところに課題があるのか、どう解決する手立てがあるのかを社長と共に話す機会は多く、新規事業への解像度が高くなってきました。
そんな仕事をしていた、とある日。とある若い年齢の方が顧問登録したいと申し込みがあり、私が面談を行いました。
この方が、元々メガベンチャーで子会社社長などを歴任した「新規事業のプロ」でした。まだ30代前半で、礼儀も正しくて、なんかカッコいい。
ここぞとばかりに、自分が商談した企業に向けて彼を提案しました。そしたらまぁ引くて数多。三者面談や支援する日にも全て同席し、私は彼のノウハウを盗み取ろうと、ノートにひたすら大量にメモ。とにかく新規事業に関する解像度や、課題の解決の現場を感じ取ろうと必死でした。
余談ですが、この時は毎月売り上げ目標は200%以上の達成を続けることができました。他のメンバーが予算の大きな製造業や大手企業を攻める中、私は「新規事業支援」に課題をしぼってIT企業やベンチャー企業にアポを取って商談を繰り返していました。
この時点で社会からの新規事業の需要の高まりは強く感じておりましたし、今後も続くと確信していたので、キャリアにおいて「新規事業」を重要視することは決めておりました。
ただ、もう一つキャリアにおいて大事な決断をしたこと。それは「このレジュメ側(顧問側)の人間に、自分も30代前半でなってみせる」というものでした。いわゆるプロフェッショナルになって、社会や市場から頼られる"個人"になることでした。
パソナ社で働く中で、大企業の看板の強さを感じることが多かったです。この看板のおかげで仕事させてもらっている、と。
ただ、この新規事業の方は自分の会社を立ち上げたばかり。腕っぷしひとつで仕事をし、活躍していっているわけです。ここに若手の私は強く憧れを感じるようになります。
・新規事業のキャリアを歩んでいく
・30代前半には個人で新規事業のプロとして活躍できている状態を作る
この二つの事を25歳の私は決意しました。
パソナ社でBizDevとしてのスキルや経験は沢山積ませていただきました。
ただ、上記の2つのキャリア目標を達成するために足りないものが「IT/WEB サービスを作る経験と知識」だと感じていたため、ビズリーチ社へ転職することとなります。
私のキャリアは↓
2025年の私は33歳。いわゆる30代前半です。
あの時の若手の私が立てたキャリアの目標を達成できているでしょうか。
ここの振り返りは、また別の機会でじっくりしようと思います。
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