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誰の課題を解決する新規事業なのか

皆さん、お元気ですか。
新規事業家の白石です。

今回は新規事業を考える上で必ず悩むポイントである、
「誰の課題を解決するのか」という点について書いていければと思います。
全ての事業は「誰か」のために行われるものです。
事業のアイデアを考えると同時のタイミングで考える事項であり、ワクワクすること一つですね。

大枠の考え方

顧客を大きく分けると3パターンあります。
①自分自身が抱えている課題
②周りの身近な人が抱えている課題
③第三者が抱えている課題

これらはtoCtoB問わずで考えていただいて大丈夫です。一体誰が保有している課題を解決する事業を行うのか。新規事業の最初の重要な意思決定になります。
この3パターンはそれぞれメリットとデメリットがあります。上記の表をご覧いただければと思いますが、端的にいうと「解像度」と「自分ゴト」 の違いがあります。
自分に近しい課題こそ、当然のように解像度も高いし、自分ゴトの意識も高くなります。ただ、これはデメリットにもなります。
言うなれば熱量が高くなることは「視野が狭くなる」ことに繋がります。つまり、n=1の意見自体を自分で持ってしまっているので、強くなりがちです。

3つのどれも正解であり、正解でないので結局のところ"決断"を迫られることになりますが、少しだけ事例を出しておきます。
Airbnbの創業者であるBrian Cheskyは「自身の住んでいる家の家賃が払えない」という超絶自分ゴトの課題を解決するために「家を貸す」という事業を考えました。世界的に認知されている企業のサービスですら、最初の始まりは「創業者の自分よがりな課題を解決する」ためのアイデアだったのです。

「自身の課題を解決できるソリューションを作れる4次元ポケットがあるのであれば、どんなものが欲しいか」

この問いを自分自身に問うてみてください。ここの「自身」を「自社」に変えると、新規事業にも応用ができるようになります。
自社に変換してみた事例も紹介しておきましょう。

ビジョナル株式会社のグループ会社である、株式会社アシュアードという会社があります。この企業は現在2つの事業を運営しております。
セキュリティ評価プラットフォームである「Assured」と脆弱性診断ツールの「yamory」です。
この2つの事業はそれぞれ、ビズリーチ社内の課題を解決するためにプロジェクトが発足したと聞いています。ビズリーチというサービスを様々な企業に導入していく中で「セキュリティチェック」を求められる機会が続発しました。企業によって質問項目が若干違うものの、8割方は同じことを聞かれている、それを毎回毎回手作業で対応している、ここを何とかできないかという「自社の課題」を解決するために立ち上がりました。

脆弱性の検知に関しても同様であり、様々なエンジニアが中途採用で入ってくる&年々新たなプロダクトを作っていく中で、人の目で脆弱性を検知することへの限界が見えていました。機械的に自動的に検知することで、脆弱性リスクを最大限に潰していこうとプロジェクトが始まりました。

結果的に、それぞれの課題は自社だけでなく市場の多くの企業が抱えている課題だったこともわかり、外販で拡大させていき、事業として成立しました。ChatWork社の「ChatWork」も同じ流れです。


顧客に関しては事業を進めていく中で徐々に変わってくる、広がってくることは往々にしてあります。ただ、最初期は顧客を明確に定めましょう。

最初の新規事業、最初の起業であれば、まずは自分に近いところの課題から解決する事業を考えてみることをオススメします。込められる熱量が全然違います。一連の流れを経験した後に、自分の周りや業界の課題を解決する事業に取り組んでみることがうまくいく秘訣かもしれません。

それでは

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