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SNSが「無名お断り」になったら、ブログが最後の勝負場所になるかもしれない

どうも、久我レイジです。

最近、SNSを見ながら少し気になっていることがあります。

新しい人を見つける機会が、以前より減っている気がするんです。

もちろん、これは僕の体感です。今でも突然投稿が伸びる人はいますし、無名の状態から一気に知られる人もいる。


ただ、普段タイムラインを眺めていると、よく見かけるのは、すでにある程度知られている人だったり、すでに反応が集まっている投稿だったりします。

それ自体は不思議なことではありません。

SNS側からすれば、多くの人が反応する可能性の高い投稿を表示した方が、サービスを長く使ってもらいやすいでしょう。

でも、そこで少し考えました。

まだ誰にも知られていない人は、どこで見つけてもらえばいいんだろう、と。 


良い発信をしても、見つけてもらう前に終わる 

僕も長くSNSを使っています。

発信を続けていると、内容だけで結果が決まっているわけではないことは、なんとなく分かってきます。


同じような内容でも、誰が投稿したかによって反応はかなり違います。

すでにフォロワーがいる人なら、投稿した瞬間から一定数の人に見てもらえる。

そこで反応がつけば、さらに外へ広がる可能性も出てくる。

一方で、まだ知られていない人の場合、そもそも最初に見てもらえる人数が少ない。

内容が悪いから伸びないとは限らないんですよね。
評価されるところまで届いていないだけかもしれない。


ここが、最近ちょっと気になっています。

僕は以前から「良いものを作れば自然に広がる」とはあまり考えていません。

作品を作ってきても、良いものを作ることと、それを知ってもらうことは別の仕事だと何度も感じてきました。

これはSNSでも同じなんだと思います。

ただ、もしSNSが今後さらに、すでに反応を集められる人ほど有利な場所になっていくなら、その差は少しずつ大きくなるかもしれません。

 
反応される人は、さらに表示される。
表示されるから、また反応される。
その逆もある。

フォロワーが多い人の普通の投稿と、まだほとんど知られていない人のすごく良い投稿では、そもそも最初に与えられるチャンスが違う。


そう考えると、実力の差だけではなく、「見つけてもらえる機会」の差もかなり大きいんじゃないかと思うんです。

ここまで考えたとき、僕の中で妙に気になり始めたのが、今さらながらブログでした。

WordPressを作りながら、ブログの見え方が変わってきた

僕は今、KR LABという自分のWordPressサイトを作っています。

もともとは、自分の活動や検証結果を残していく場所が欲しかったことが大きいです。

AIを使った開発、WordPress、セキュリティ、創作。


実際に自分で試したことを、SNSの投稿だけで終わらせず、あとから検索できる形で残していきたい。

そんな理由で作り始めました。

最初から「これからブログの時代が来る」と考えていたわけではありません。

むしろブログだって、簡単ではないと思っています。

Google検索にはGoogle検索の仕組みがありますし、長く運営されているサイトや専門性の高いサイトが強い場面もある。


だから、ブログなら全員が完全に公平に戦える、と言うつもりもありません。

正確には、公平というより「SNSとは違うルールで勝負できる場所」なのかもしれません。

そこが、僕には面白く見えています。

SNSと比べたとき、一つ大きな違いがあります。

フォロワー数が、そのまま検索順位になるわけではないことです。

SNSでは無名でも、検索している人が知りたいことに対して、その記事がきちんと答えていれば、見つけてもらえる可能性があります。


昨日まで僕のことを知らなかった人が、Google検索から突然記事を読みに来ることもある。

これは考えてみると、かなり大きい。

SNSでは「誰が言ったか」が入口になりやすい。

ブログでは少なくとも、「何を探していて、その答えがそこにあるか」という別の入口を持てます。


僕がブログをもう一度面白いと思い始めたのは、たぶんここです。

AIで文章が増えるほど、実際にやった人の記録が残る

もう一つあります。

生成AIによって、文章を作ること自体はかなり簡単になりました。

WordPressとは何か
AIの使い方
SEOとは何か

こうした一般的な説明なら、今はAIに聞けばかなり詳しく教えてもらえます。

僕自身、分からないことがあればAIに聞くことがかなり増えました。


昔なら検索して、いくつも記事を開いて調べていたようなことでも、まずAIに聞く。

そうなると、検索して出てきた記事に同じような一般論が書かれていても、以前ほど「これを読まなきゃ」とは思わなくなっている自分がいます。

となると、僕が同じような一般論をブログに書いても、あまり意味がない気がしています。

その代わり、僕にしか残せないものはある。


たとえば、AIを使ってWordPressを実際に作ってみて、どこで詰まったのか。

複数のAIに監査させたとき、どんな問題が出てきたのか。

半年運営した結果、検索流入がどうなったのか。

失敗したなら、何を失敗したのか。
これはAIが勝手に作れる情報ではありません。
実際にやった人間が記録しなければ存在しない情報です。


僕は今、ブログの記事そのものより、こういう一次情報を残していくことの方に興味があります。


しかも、それはSNSでは流れてしまう。
数日後には、ほとんど見つけられなくなる投稿もあります。

ブログなら、数か月後でも一年後でも、必要になった人が検索して見つける可能性がある。

AIで文章を作ることが簡単になったからこそ、逆に僕は「実際に何をやったのか」の方を残したくなってきました。

この感覚が本当に正しいのかは、まだ分かりません。

でも、少なくとも自分が読む側になったとき、一般論より実測や失敗談の方を探すことが増えているのは確かです。

SNSを捨てるのではなく、違う勝負場所を持つ

だからといって、僕はSNSをやめるつもりはありません。

Xも使いますし、noteもYouTubeも使います。
SNSにはSNSにしかできないことがあります。
人と出会ったり、作品を知ってもらったり、その瞬間に起きていることを伝えたり。


ブログには、それとは違う役割がある。

今の僕にはそう見えています。
SNSで出会ってもらう。

そして、流れてほしくないものはブログに残す。

どちらか一つを選ぶというより、違う性質の場所を持っておく感じです。


まだKR LABは作っている途中ですし、これが本当に検索から人を連れてきてくれるのかも分かりません。

半年後、あるいは一年後。

記事を積み重ねた結果、検索流入がどれくらい増えたのか。どんな記事が読まれたのか。AI検索から参照されるようなことが起きるのか。

そこは、自分で確かめてみたいと思っています。

もしSNSが、すでに知られている人ほど強くなる場所へ少しずつ変わっていくのだとしたら。

まだ名前を知られていない人が、中身を見てもらうための別ルートとして、昔からあったブログがもう一度面白くなる可能性はある。

本当にそうなるのかは分かりません。

でも、自分でサイトを作っているなら、試してみることはできる。

今さらWordPressを作りながら、僕はそんなことを考えています。


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