②『日本の幻獣図譜 大江戸不思議生物出現録』湯本豪一(2016・東京美術)
湯本先生の「特集「予言獣」資料から見えてくるもの」が面白い。
予言獣は姿を描いて拝んだり、門口に貼ることで悪病除けとなることを伝える。ただそれだけを言われた通り実行すればよい。日々の苦しい生活の中で、寺社に赴いて賽銭や奉納や拝んでもらうための負担なども必要としない有難いお告げなのだ。予言獣の出現と予言の話を聞いた人たちは祈りを込めて筆をとり、自分なりに精一杯描いた予言獣の姿に救いを求める。これが予言獣の最もプリミティブな形で、先に述べた件の錦絵の成り立ちとは対極にあるものといえる。
庶民のニーズに応える怪異や珍事。
ええじゃないかを引き起こしたお札も金持ちの家狙って降ってくるんですって。笑
ストイックさがウケないお釈迦さまの仏教。
今ウケてるのはコレか。
明日ですね、選挙。
どうなるんだろう。
今ちょうど墓じまいの真っ最中ですが、寺社に納める謎の現金。アレはいったい何のための金なのか。
墓を解体し共同墓地に魂を入居させて頂き、弔い、面倒見て頂くための年会費5000円の永久契約(を要求する寺社もある)。
お坊さんも神主さんも、天皇陛下だってタダの人間、我らと変わりない同じ人間であることが常識の現代。形骸化の果ての5000円に価値意味を見出せる人がどんくらい残っているのか。
私は断然海洋散骨派ですが、これってアニミズム?
海、大岩、縄文杉。宗教家の混ざり込まない壮大な自然そのものに神秘感じたい。
一方、「豊年亀」の刷物を見てもらいたい。この刷物も決して良い刷りとはいえず「尼彦入道」と同じような性格の護符といえるが、これを購入した人が買ったときの記録を右端に記していた。この記述によると夜の市中で売っていたことがわかる。おそらくは夜でも人通りの多い繁華街や祭りなどで不特定多数の人たちに手当たり次第に声をかけて売り歩いていたものなのだろう。不安に乗じてこうした怪しげな護符が時々に出されていたのだ。胡散臭い刷物だが、一方で、疫病を免れるための藁をも掴もうとする人々の素朴で切実な願いが見えてくる。それは各自が自ら筆をとって描いた拙い護符とも共通するプリミティブな信仰の姿を伝えるものといえよう。
電話鑑定¥260/1分のツインレイビジネスなんかもあるようですよ。
