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④『世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか 部派仏教の成立 (教養・文化シリーズ)』佐々木閑(2025・NHK出版)

第3章以降はタイトルのまんま「部派仏教」とか「仏教の多様化」とかがテーマ。一応全部読んではみたけど、やっぱり後から出てきた各種新興仏教は全然おもんな・・・・いえっっ。いえいえっ。私とはあまりウマがあわぬように思われました。ここらは各人の好みなんだろーなって。ええ、ええ。すみません。

さてさて。・・・・と、いうことはです。
やっぱり私の好みはお釈迦様の作った仏教、元祖の派閥ってことなのだろうと思います。だーってお釈迦様の仏教がいっっちばん面白かったもんね。やっぱ仏教といえばお釈迦様だぜ。お釈迦様しか勝たん!・・・・などと思っていたのですが、しかしっ。
仏教がインドを飛び出してあちらこちらに伝わってった途上で、「お釈迦様本来の派閥は人気を失い大乗仏教等の新しい派閥にとってかわられた」みたいなことが書いてあった(←どこかに)。
・・・・その流れはもちろん知ってましたけどもよ、まさかその原因がお釈迦様仏教の不人気であったとは知りませんでした。
そんなバカな、どうしてっ。

外部に救済者のいないこの世界で、自己の努力による自己改革を目指した釈迦の教えは、その後の大乗仏教において次第に神秘性を帯びるようになり最終段階の密教において、「宇宙的エネルギーとの繋がりを自覚し、それと一体化することでブッダになる」という、ほぼヒンドゥー教の教えと変わらないところにまで変貌したのです。

p.128

んでもね、ここ読んだ時ハッとしたんですよ。ある友人の顔が浮かんで。

根源的宇宙エネルギーとの一体化

p.129

仏教とスピリチュアルの好きな彼女がまさにこういうことをゆーてたんです! 

世界とひとつになりたい、って。


あの頃は私、仏教って聞いても、お寺と、お坊さんと、ぽくぽくちーん南無阿弥陀仏・・・・くらいしか知らんかったもんですから、彼女の話を聞いても「ふーん??」みたいなお返事しかできませんでした。
が、今、やっとこさ理解した! 意味がわかったよ! キミのゆーてたコトってのはこーゆうことだったんですよね!?

なんと、ここでまた「仏教」に対する感心度がぐぐっとアップ。多様化ってスゴイことだ!!


スタートがお釈迦様でゴールが密教の宇宙エネルギーなんですよね??(日本ではこれが逆回転したそーですが)
とにもかくにも、振り幅がスゴイ。だけどそのおかげで、首突っ込みにくる人間も自然と多様化しちゃうんでしょう?
私のようなアンチスピの人間はスタート地点に惹かれるし、逆にスピと神秘と宇宙が大好きな友人が惹かれるのはゴールの仏教。それぞれこんなに趣味嗜好が違うのに、どっちのタイプの人間もまるっとぐるっと取り込めちゃう。

この幅広さ。間口の広さ。たっぷりとしたおおらかな懐具合。・・・・スゴないですか!? 
多様性ってのはやっぱ大きな世界と相性がいいんだなあ。なんか感動。


や~~。仏教の世界、面白かったな。
覗かせて頂けて楽しかったです。ありがとうございました!


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