【自分らしく生きるとは】コンセプトで人生が変わった私の体験談
コンセプトを持つことは、自分を生きること。
——生きづらさを抜け出す生き方の軸。
はじめに。
「ブランドコンセプト」という言葉を聞くと、多くの人は“仕事や商品”のためのものだと思うかもしれません。
確かに、私はハンドメイド作家として今後も長く活動していくために作りました。
が、結果的に生き方そのものが変わりました。
生きる目的が明確になって生きやすくなり、
世間の価値観に振り回されることがなくなり、
人間関係も心地良く、
新しい仕事、
新しい暮らし方、
新しい夢にまで、つながっていきました。
HSPでもあり、うつ病も経験し、ずっと生きづらいと思っていた私が、とんでもなく生きやすくなりました。
うつ病は、それ以来10年以上再発していません。
もしかしたら、うつ病の根本的な治し方は、生き方を変えることなのでは?
と、考えるようになったほどです。
なのでこのブランドコンセプトは、ハンドメイド作家やビジネスをする人だけでなく、生きるすべての人にすすめたいと思いました。
この記事では、コンセプトを持つことで人生がどう変わるのか、私の実感、実体験をお伝えします。
コンセプト=自分自身への問い
私がハンドメイド作家として活動を始め、ある程度作品が売れるようになった頃、ブランドの「コンセプト」をつくろうと思いました。
最初は、お客様にどう見せたいか、どんな世界観で統一すればいいか、そんな“ブランド戦略”的なことを考えていました。
けれど、いざ『なりたいブランド像』や『届けたい作品』を言葉にしようとすると、なかなか難しいのです。
そもそも…
「私はなんのために作っているのだろう」
「私はこの作品で結局何をしたいのだろう」
――そんな“自分自身”への問いにぶつかります。
お金を稼ぎたいだけなら、何かのアルバイトで働いたっていい。
でも私はつくりたい。
つくって誰かに届けたい。
なぜだろう?
そんなことを掘り下げていくうちに、自分の根っこになる価値観や生き方の核になるものが見えてきました。
これは、生まれ持った私の性質、今の私を形作った人生の色々な想い出や経験から見えてきたものでした。
コンセプト=生き方の軸
ブランドコンセプトを言葉にすると、不思議な感覚になりました。
ようやく社会の中に、自分の足で立てる、という感覚。
『世界と私』『社会と私』という、いつもより少し高い位置から、人の生きる世界を見渡してみるような目線になっていることに気づきました。
それからしばらくすると、私はあまり誰かと比べて落ち込むようなことがなくなりました。
「比べるようなものじゃないんだ、もともと」
「私の行く道はこの道なんだ」
ということが、自分の内側から感じられるような時間が増えたのです。
コンセプトを持つことは、「どう生きたいのか」という問いに、自分の言葉で答えられるようになるということ。
生きづらさの正体とコンセプトの力
それまで辛かったのは、自分の足で立てないまま、誰かの、どこかの価値観をそのまま自分に適用して、合わせようと無理していたからだったのだなと、思います。
“生きづらさ”の正体は、「自分の基準で生きていない」こと。
他人の評価や世間の常識、SNSの流れの中で、“正解”を外に探し続けてしまう。
でも本当は、その答えはすべて自分の中にある。
コンセプトを持つことは、その“内側の声”を言葉にして、人生の軸に据えることです。
コンセプトを作って内側に起こった5つの変化
ここからがポイントです。
コンセプトが明確になると、まず、自分の内部に変化が起こります。
① 判断と選択の変化
自分らしい選択肢を選びとれる。
NOと言えるようになり、優先順位も明確に。
② 感情面の変化
他人に流されず、目的に集中できる。
焦りや不安が減る。
心の中が落ち着いてくる。
③ 自己理解の深まり
自分の特性を受け入れ、自分の感覚を信じられる。
過去のバラバラだった経験が、一本の線につながって見えてくる。
④ 創造性の変化
独自性が自然と出て、自分らしさが見えてくる。
アイデアが湧く
⑤ 時間と世界のとらえ方の変化
過去の後悔や未来の不安を解消できる
目先のことに一喜一憂しなくなる
大きいスケールで物事をとらえられる
…以上の5つです。
内面の変化だけでも、結構大きいと思いませんか?
内側が変わると、自分の周りを取り巻く物事も変化してきます。
コンセプトを作って外側に起こった5つの変化
①仕事と生き方がつながる
仕事につながると言うと、もともとブランドコンセプトなのだから当たり前のように思えるかもしれませんが…
ここで言うのは、ビジネスの戦略というよりも、「自分の生き方と仕事が一本につながる」感覚です。
つまり…
自分らしい仕事をデザインすることは、生き方を明確にすることになり、
生き方を明確にすることは、自分らしい仕事をデザインすることにもなる、
ということ。
(ちなみに、ここで言う『仕事』とは、名前のついているような一般的な仕事ばかりではありません。独自性が深まるほど、名前のつかないような仕事が増えるんじゃないかと思います。)
② 共鳴する人が集まる
自分らしい世界観が形作られていくうちに、自然と共感してくれる仲間やファンが集まります。
生き方とつながっているから、自然と説得力が生まれるのでしょう。
腹の底から生まれる言葉と作品なので。
③ 人間関係が深まる
自分の方向性が明確になるため、表面的なつながりが少なくなり、より深い関係を築きやすくなります。
自然と疎遠になることもあれば、以前からの友人と以前は話さなかったことを話すようになったり。より心を開いて繋がれるようになります。
④暮らし方が変わる
自分らしい生き方に沿って、お金の使い方や暮らし方そのものも変化します。家選びも買い物も、「なんとなく」「安いから」よりも、「自分の世界観に合うもの」を選ぶようになり、消費よりも投資や創造に目を向けるように。
⑤生き方が変わる
人生の方向性がまったく変わります。
それまでは『学生→社会人→結婚→出産→パート主婦→老後』のような人生を思い描いていたとしても、一人ひとりオリジナルの人生を生きるようになります。
~最後に~
以上が、私の実感と実体験です。
だいそれた話ではなく、つまりは、自分の人生をまっとうしようとするシンプルな話です。
ただ、最後にひとつ、大声で言いたいのは…
仕事とは本来、「自分が大切にしたい世界を他者と分かち合う行為」だと思っています。
だから、コンセプトを持つことが、そのまま“仕事の根”になる。
誰かのマネや世間の常識ではなく、自分のコンセプトを生きることが、最大の仕事になっていく。
コンセプトとは、作品やビジネスのために作るものではなく、“自分”を生きるための柱。
そして、このコンセプトは作って終わりではなく、いつも心の中の核として持っておくことが大切です。
そうして、人生の色々な場面でコンセプトと自分の本心をすり合わせるようにして磨き、より解像度高く、自分らしいものにしていきます。
(はじめから完璧なコンセプトが見つかることはあまりないと思いますから)
私の場合、たった10年の間にも、結構熟成してきたという実感があります。
途中で何度か微調整も重ねました。
こんなふうに、一生かけて熟成させていき、人生を終えるとき、その結果を見ることになるのだと思います。
そのときを楽しみに、今を大切に生きていこうと思っています。
よろしければ、どなたかご一緒しませんか◎
*このブランドコンセプトの考えは、私の今までの紆余曲折あった人生から練りあがってきたものです。だから、下記の記事は、本気で生きたいと思ったときに、開いて読んでいただきたいと思っています。
もしまだ準備が整っていないなら、自分の中身のもやもやしていることや、大切にしていること、内のことを紙に書きだして、書いたことを味わってみることから始めてみてください。そこからでも十分です◎
