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umi_ns
天井をみつめる母が教えてくれた生きるという宝物
朝、目が覚めたとき天井を見ながら、ふと思った。
母はずっとこういう状態で1日を過ごしている。
どんな気持ちなんだろう。
寝たままの状態で、ほぼ1日を過ごし、今の病室は窓が見えないので、天井をずっと見ている。
眠っている時間が多いとはいえ、かなり苦痛だろう。
私だったら、耐えられない。
母にとって、その状態が、半年以上も続いている。
最近、ふと思ってしまうことがある。
このままの状態の母は、幸せなんだろうかと。
酸素チューブを鼻につけ、点滴をしていて、身体が浮腫んでいるので手足は包帯に巻かれている。
とろみのある飲み物とゼリーの食事。
ずっと、母は幸せなのかと考えていたけれど、私にとっては耐えられない状態であっても、母は懸命に生きようとしている。
それなのに、私は諦めかけていた。
生きている。
話ができる。
笑ったり泣いたり、時には看護師さんに、「爆弾みたいな薬は飲みたくない」と、文句を言ったりすることができる。
それだけでも、すごく奇跡のようなことじゃないか。
それなのに、諦めている私。
私が諦めてどうする。
先生や看護師さん達や妹も、一生懸命に頑張っている。
頑張れ私。
とても貴重な時間を今、私は過ごしているのだ。
それを忘れてはいけない。
生きたくても生きられなかった人たちだっている。
そう思ったら、母も私もとても幸せで宝物のような1日1日を過ごしているのだから。
気持ちを改めて、母や全てのことに感謝して、宝物のような毎日を過ごしていこう!
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