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クイズです。Q|あなたが、知らぬ間に失ったものは何?


便利になった世界の中で、
あなたがいつの間にか「当たり前」にしていたものは何ですか?


ヒントは、
気づけばどんどん進化し、
生活の中心に溶け込んでいるもの。


生まれた頃には、
まだ無かったはずなのに、
今では「なくてはならない存在」になっているもの。


そんな“あなたにとってのひとつ”を、
少しだけ思い出してみてください。


問題!


物心ついた頃には
まだ世の中に無かったり、
始まったばかりだったのに、

発展し、進化し、
便利になり続け、

気づいたら
日常のど真ん中に
当たり前のように座っているもの。

──それは、何ですか?



僕にとっての答えは、

web(World Wide Web)。

有線は無線になり、
連絡も情報も、一瞬で届くようになった。

家事や労働の負担は軽くなり、
「時間」という概念そのものが変わった。

間違いなく、
素晴らしい革命だった。

でもその裏で、
知らず知らずのうちに
等価交換で失っているものもある。


たとえば──
静けさ とか。



検索ではなく、「記憶を預ける」という感覚

気づけば日常に深く入り込み、
人の行動も、思考も、
決断のスピードさえ変えてしまったもの。

それは
クラウドという“外部記憶”。

かつては、

覚える。
書き留める。
思い返す。
探す。

それらすべてを、
自分の脳に任せていた。

今は、

写真で保存し、
メモで保存し、
クラウドで保存し、
AIに預ける。

経験も、記憶も、
過去も未来も、
「預けられる場所」ができてしまった。

おかげで人は、
作業量も思考量も
圧倒的に軽くなった。

これは、間違いなく生活革命だ。

でも同時に──
預ければ預けるほど、
静かに失われていくものがある。

それは、

「思い出す」という行為が持っていた温度感。

記憶と感情が
ゆっくり重なり合う時間。


便利さの影で、
脳が本来持っていた
“急がなくていい時間”が
少しずつ薄れていく。

「覚えようとする自分」
「思い返す自分」

その、人間的で静かな時間が、
遠のいていく。



便利さと、等価交換で失うもの

便利になることが
悪いわけじゃない。

ただ、

失われたものに気づく感性」だけは、
手放したくない。


これは、呼吸にも同じことが言える。

吸って吐くだけなら、誰でもできる。

でも、
「感じる呼吸」
「味わう呼吸」を忘れたとき、
人は豊かさの半分を失う。

webも、
クラウドも、
AIも。

便利さの先にある
静けさの損失を、どう扱うか。

それが、
これからの人間性のテーマなのだと思う。



便利さは、時間を与えてくれた。

でも静けさは、
自分を取り戻す場所だった。



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