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【神社参拝のハナシ】松浦鉄道編①:3時間超えの大移動!在来線を乗り継ぎ、まずは伊万里に向かう(佐賀県伊万里市)

以前、長崎県佐世保市に行った際、松浦鉄道というローカル線に乗った。
長崎県の佐世保駅と佐賀県の有田駅を結ぶ全長93.8キロの路線。
その時は、佐世保駅~北佐世保駅間の3駅だけの乗車だった。
短い区間の乗車だったが「こういうローカル線いいなぁ」と思い、また乗りたい路線として記憶に残っていた。

その松浦鉄道には、日本最西端の駅として知られる、たびら平戸口という駅がある。
鉄道マニアにとっては、人生で1度は行きたい駅として知られる駅。
私がその駅の存在を知ったのは、その松浦鉄道に乗ったのがキッカケだが、「いつか日本最西端の駅に行ってみたい」と、ずっと思っていた。

しかし今、私には時間がある。
福岡からそれなりの距離はあるが、行けない距離ではない。
時間がある今。
今行かずして、いつ行く?


「今でしょ!」



某通信予備校の名物先生のあのセリフが頭をよぎる。
よし!行っちゃえ!行っちゃえ!
日本最西端の駅、たびら平戸口に行っちゃえ!行っちゃえ!

そして行くなら、旅の途中で気になった神社を参拝したい。
ただ、この殺人的な暑さでは何社も参拝はできない。
参拝の前に熱中症になってしまっては、元も子もない。
今回に関しては参拝する神社は1~2社にとどめ、松浦鉄道を堪能することと、たびら平戸口を目指すことをメインとした。

旅の行程を考える。
実は松浦鉄道に乗車した際、気になった地域があった。

アジフライの聖地:松浦



松浦鉄道に松浦という駅がある。
長崎県松浦市にあり、市のPRとしてアジフライの聖地を掲げている。
ネットや佐世保駅に置いてあったフリーペーパーを見ると、松浦のアジフライは絶品のようだ。
アジフライがそんなに美味しいのか?
ずっと疑問に思っていた。
それを確かめたく、今回の宿泊地を松浦にした。

ただ博多方面から松浦まで電車移動となると、かなりの時間がかかる。
行けないことはないが、長時間の電車移動だと、私のお尻がエライことになるだろう。
そのため、松浦の前に経由地として、佐賀県伊万里市に1泊することにした。
伊万里にはJRと松浦鉄道の駅がある。
伊万里駅から松浦駅までは40分ほど。
経由地としては、ピッタリな場所だ。
旅の1日目は、まず伊万里を目指して移動することにした。

松浦鉄道および周辺路線図
松浦鉄道のホームページより抜粋
行きの切符
今回は最寄り駅からの購入のため写真を一部加工
ちなみに唐津~伊万里間はICカードは使用不可

博多方面からだと、高速バスでも伊万里に行ける。
しかし今回はとことん鉄道旅にしようと思い、在来線をひたすら乗り継ぐルートを選択した。
ちなみに博多方面から伊万里に電車で向かうには

博多(福岡市営地下鉄&JR筑肥線)➡唐津(JR筑肥線)➡伊万里

ザっとだがこんなルートになる。
博多と唐津間で約30駅(約1時間半)乗り、唐津と伊万里間で12駅(約50分)乗る。
これに乗り換え時間や電車の接続時間もあるため、3時間超えの大移動となる。
今までの人生で、在来線のみでこんな大移動はしたことがない。
青春18きっぷで移動する人は、これ以上の時間を使って移動しているのだろうが。

博多からまずは地下鉄区間。
乗り慣れた区間のため、面白味は全くない。
周りを見ると、平日の午後でも、博多や天神のパンフレットを持った旅行客がいる。
まぁほとんどラーメンやモツ鍋など、グルメ目当ての観光客ばっかりだろうと予想がつく。

地下鉄区間の最終駅である姪浜からはJR筑肥線に乗り継ぎ、景色が見える地上区間を走る。
この筑肥線は海沿いに線路があるため、玄界灘の景色を見ながら目的地に行くことができる。

こんな感じで玄界灘を見ることができる
この日は快晴で景色を見るのに絶好の日だった
海以外にも田んぼに囲まれた区間も走る

博多から唐津方面に向かう直通の電車に乗っていたため、1時間半ずっと乗りっ放し。
ただ景色を楽しむことができたため、そんなに苦痛ではなかった。
ちなみに平日午後のJR筑肥線の様子はというと

カラーン

唐津に近づけば近づくほど、車内は寂しくなっていく。
まぁ私にとっては快適だったが。
博多から1時間半乗車し、唐津駅に到着。

ようこそ唐津とあるが、目的地はここではない

唐津駅で伊万里行の電車に乗り換える。
ただし発車は30分後。
しばし待機し、伊万里行の電車を待つ。

その間に伊万里行の時刻表を見てみる。
見ると唐津から伊万里行の電車は、1日10本もない。
特に朝8時台の電車が出た後は、昼12時台の電車まで3時間以上空きがある。
またこの伊万里行は1両編成。
あまり需要が無い路線なのだろう。
松浦鉄道に乗る前に、足慣らしとして、この伊万里行の電車でローカル路線の気分を味わうこととなった。

唐津駅で電車全体の写真を撮り忘れた

伊万里行の電車が到着。
乗客は私を含めて5人ほど。
旅行客は私1人で、後は高校生や伊万里に用事がありそうな人。
その5人を乗せて電車は発車した。

発車してしばらくすると、景色は緑一色。
田んぼと田んぼの間、茂った木々に囲まれた区間、ちょっとした山道。
何か車両トラブルがあれば、最悪遭難につながりそうな所を、1両編成の電車が走る走る。

緑一色
鮮やかな田んぼ
緑の中にある川
こんな感じの景色が路線の8割ほどを占める

乗っている間、「うわーすげぇ!」と周りの乗客に聞こえない程度の声量でつぶやく。
この電車の中で、はしゃいでいるのは私だけ。
電車の中ではしゃぎながら景色を楽しむ、42歳の子供になっていた。
景色を見ながらはしゃいでいると、約50分の乗車時間はあっという間に過ぎる。
42歳の大人に戻り、最初の目的地である伊万里駅に降り立つ。

こじんまりとした駅
そして降りた乗客以外誰もいない

伊万里に初上陸。
駅前に出ると、こんな像が私をお出迎えしてくれた。

駅前に等身大の像
エプロン姿のこの人は

この像のモデルは森永製菓の創業者である森永太一郎。
どうやらここ伊万里出身のようだ。

創業者の森永太一郎は、1865年(慶応元年)、佐賀県伊万里で陶器問屋の家に生まれました。

叔父の手ほどきにより陶器商になりましたが、24歳の時にサンフランシスコに渡り、その後天職となる製菓業と巡り合います。

まだ日本の食糧事情が良好ではなかった時代、「栄養のあるおいしいお菓子を日本の子どもたちに食べてもらいたい」という強い想いで11年もの間、異国の地で修業し、1899年(明治32年)帰国、東京の赤坂溜池にわずか2坪の『森永西洋菓子製造所』を開業しました。これが今日の森永製菓の原点です。

「世界の人々の豊かで安全な食生活の実現と健康の増進に貢献できる企業になる」という創業の精神は今も脈々と受け継がれています。

森永製菓ホームページより引用

ちなみに像の手元をよく見ると

お馴染みのミルクキャラメル

この人がいなかったら、ミルクキャラメルやチョコボールは生まれなかった。
偉大な人がここ伊万里の出身とは。
伊万里に来なかったら知らないままだった。

森永太一郎像を拝み、ホテルに向かう。
ここからホテルまでは徒歩10分ほど。
伊万里の街並みを楽しみながら、ホテルに向かおう。
ワクワクした気持ちでホテルに向かって歩き出す。
しかしこの後まさかアレが発生するとは、この時思うはずもなかった・・・。

【オマケの写真】

唐津駅の電光掲示板
1両という表示を初めて見たかもしれない
途中ですれ違った電車
唐津くんちが目立つ
途中の駅で運転士さんがボロボロになったポスターを拾いにいっていた
伊万里の1つ手前の上伊万里駅でもこんな感じ
唐津~伊万里間はほぼ無人駅
伊万里駅で乗った電車を撮影
この後しばらくここで待機するんだろうなぁ
伊万里駅前にありましたもんで(笑)

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