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やっぱり神宮球場はいい

 開放的な客席スタンド。周囲のオフィスビルと近からず遠からずの距離感。神宮球場の最大の魅力は、都市部の景観と絶妙に調和した空間で野球観戦を楽しめることだと思っている。

 東京ドームは当然外の景色が見えないし、私が行ったことのあるシティ・フィールドなどのメジャーリーグの球場は、スタンドが深いすり鉢型になっていて球場の外は見えづらい気がする。

 それに対して神宮球場のスタンドは、傾斜がなだらかだし、客席の最上部でもそこまで高くない。視界をさえぎるスタンドの高さが低いため、客席から視線を前に向けると、フィールドとともに球場外のビルなどを視界に収めることができる。

 要するに、町と球場がシームレスにつながっているような感じで、唯一無二の雰囲気なのだ。

 神宮球場でのヤクルト戦観戦は、日本への一時帰国中、妻に誘われて訪れた。私も妻も神宮球場の雰囲気が好きなのだが、その理由はここまで書いてきたようなことだと思う。

 神宮球場一帯は、報道でも話題の再開発計画がある。今後どのように推移するのだろうか。計画ではメジャー球場のようになるらしいので、この雰囲気を維持するのは難しいのかもしれない。

 座席や通路が狭いなど観戦上の不都合を感じることがあるのは事実だ。とはいえ、ニューヨークのヤンキースタジアムのように旧球場(1923年開場)の要素を新球場(2009年開場)に取り入れることはできるだろう。

 再開発計画が進められるのであれば、100年という伝統、今の球場が持つ魅力を軽視せずに、新球場にも反映してもらいたいものだ。


神宮球場の外観。球場周辺は人が多いが、試合開始前は秩序のある混雑という感じ
ビジター側のベイスターズのグッズ販売も。メジャーではこれがない
ビールのカップには神宮球場開場100周年のロゴマークが。球場ではタンクを背負ったスタッフが動きながらビールを販売する。夫婦そろってサッポロ好きなのだが、サッポロの販売スタッフが少ないのが悩ましいところ…
つば九郎もいた。不在だった昨シーズンは現地観戦していない
この日先発の高橋奎二。投げっぷりがいいのが魅力
ビジターだが、ベイスターズのスターマンとチアリーダーもお目見え
レフトスタンド後方に沈んでいく太陽。一眼レフ持っていればいい写真が撮れそう
『東京音頭』に合わせた傘応援。球場で見ると、傘がキラキラしてきれい。私たちの傘は、倉庫に預けてしまっているので今回はなし…
ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールド。スタンドがせり立っていて、没入感があるが周囲は見えづらい
ヤンキースタジアムのスタンド。上部には、白い格子が連なった装飾がある。これは旧球場の伝統を引き継いだものだという



きょうの1曲

hate that i made you love me - Ariana Grande
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