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ベルギー&オランダひとり旅#08.なぜか来ちゃったMaagdenhuis

 プランタン=モレトゥス博物館を楽しんだ後は、Maagdenhuis へやって来ました。

 実は Maagdenhuis をなぜプランに組み込んだのかよく覚えていません。

 それどころか、組み込んでいたこと自体を覚えていませんでした。事前にいろいろと調べる過程で絵画が多いという理由で選んだのだと思うのですが、1年以上経った今でもほんと不思議・・・。

 ちなみに、こちらの展示物には英語表記がありません。

 代わりに、チケットを購入した際に英語の説明書を受け取りました。1枚紙ですが、十分な内容が書かれていたのでオランダ語が分からなくても問題なし。

 この記事では、この説明書をもとにお伝えしたいと思います。


Maagdenhuis

 Maagdenhuis とは英語だと the Maiden’s House となり、意味は「少女の家」。つまり、ここは少女たちの孤児院だったそうです。

 1552年〜1882年まで運営されていましたが、現在はアントワープの社会福祉施設の博物館として公開されています。

 当時は約100人の少女たちが生活・労働していたそうですが、ベッドの数はたった50台。おそらく共有していたのだろうと推測されています。

 そして、個人的に興味深かったのは、一般的に見られる同様の施設とは異なり、教会によって運営されていたわけではなかったということ。そのため、この施設を管理していた chaplain(教会や寺院に属さずに施設で働く聖職者)たちは裕福な人たちから支援を募り、赤字の場合は、毎月末その補填に街中を走り回っていたそうです。

 いやぁ、想像するだけでもなかなか過酷ですね。

Wooden Clara

 当館で一際目立つ存在だったのが Wooden Clara(木製のクララ)。

 話によると、当時ここで暮らしていた1人の少女をモデルに作られたそうです。おしとやかな姿をした彼女は階段の手すりの端に置かれ、そのため、背中には手すりに合わせた穴が開いています。

階段の手すり用の穴
こんな感じだったのね

近づいて彼女の頭と髪をよく見てみると、
禿げていたのかな?と思うかも知れませんね。

説明書より

 解説にあった一文です。

 もちろん、クララは禿げていませんでした。階段の一部として少女たちを長年見守っていたクララ。おそらくは毎日のように頭を撫でられ、凹凸がなくなってツルツルになったのではないかといわれています。

 こういう話を聞くと、当時の子どもたちの姿が浮かんでくるようです。

器がお洒落

◇◇

◆飾られた絵画たち

 孤児院として使われていた施設ですが、それほど広くはない空間に絵画が多く飾られていました。

 当時のアントワープは、こういうのが当たり前だったのでしょうか。

◇◇

◆中庭

 最後はお庭の様子を・・・。

◇◆◇◆◇◆◇

 街の中心地にある小さな博物館ですが、旅の途中にちらっと立ち寄るにはとても興味深い場所だなと思いました。

 たまたまかも知れませんが、おそらく現地の年配の方々が多くいました。他にも日本人親子がいたりして、実は有名な場所なんですかねえ・・・。

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