見出し画像

2026年9月の獅子座|まだ知られていないだけ。もう次へ進める

自分では、もう分かっている。

前よりできるようになったこと。時間をかけて身につけたこと。これは自分の力になっていると思えること。

でも、それがまだ誰かに認められていなかったり、数字や肩書きに表れていなかったりすると、本当にこれでいいのかと思うことがあります。

自分の中では、ちゃんと積み重なっている。けれど、外から見ると、まだ何も変わっていないように見える。

9月の獅子座は、そんな「自分では分かっているもの」を、あらためて確かめていくことになりそうです。

※9月全体の星回りと歴史の全体像は、こちらの記事にまとめています。


自分が持っているものを確かめる

9月11日、乙女座で新月が起こります。獅子座から見ると、自分が持っているものや、それをどう価値にしていくのかを見直す場所です。

今月は、まだ結果になっていないものまで含めて、自分の手元に何があるのかを確かめてみたいとき。

これまで身につけてきたこと。人から頼られてきたこと。何度も繰り返すうちに、いつの間にか得意になっていたこと。

自分にとっては当たり前になっているものほど、価値には気づきにくいものです。でも、それを持っているのは、これまで時間をかけてきたからです。

今月、獅子座には木星があります。6月末に入った木星は、これから約1年間、獅子座を進んでいきます。すでに自分の名前が知られたり、声がかかったり、以前なら届かなかった場所に話が届いたりすることが増えている人もいるかもしれません。

だからこそ、今月は外から何を評価されるかだけを見る必要はありません。むしろ、自分の中に何が増えているのかを確かめておきたいときです。

できるようになったこと。任されるようになったこと。自分ではたいしたことがないと思っているけれど、ほかの人には簡単にできないこと。

9月11日の新月は、そうしたものを「自分には何があるのか」というところまで下ろして考え直すきっかけになります。

そして9月28日、火星が獅子座に入ります。ここからは、確かめてきたものを自分で使い、実際に動かしていく流れへ変わっていきます。

今はまだ、自分の中にあるものと、それが外からどう見えるかが一致していないかもしれません。では、自分では当たり前だと思っていたものが、あとになって大きな価値を持った例には、どんなものがあるのでしょうか。

認められるまでに64年

1945年、第二次世界大戦が終わりました。

戦争が終われば、それまで戦争のためにしてきた仕事も、役目を終えます。でも、ブレッチリー・パークで働いていた人たちには、その仕事について話せないという別の時間が始まりました。

暗号の解読や通信の傍受が、どのように行われていたのか。そこで何を知り、どんな情報を扱っていたのか。戦時中の仕事には秘密があり、終戦後も、それを自由に話すことはできませんでした。

そのまま、何年も過ぎていきました。10年が過ぎても、20年が過ぎても、30年が過ぎても、戦争中にブレッチリー・パークで働いていた人たちは、誰にもそのことを離さずに暮らしました。

そして、1945年から64年が経った2009年。イギリス政府は、第二次世界大戦中にブレッチリー・パークと関連施設で働いていた、生存する退役者たちに記念バッジを贈ることを決めました。

当時の外相デイヴィッド・ミリバンドは、彼らが暗号通信の傍受や解読で重要な役割を果たしたことを挙げ、その功績を記念バッジという形で顕彰すると議会で発表しています。

バッジの制度が始まったのは、2009年7月16日。1945年から、64年後です。

自分が何をしていたのかを、ずっと人に話せないまま生きてきた人が、ようやく「あなたがしていた仕事には意味があった」と、公に認められる。

そんなバッジでした。

GCHQによれば、2020年11月までに3441人がこのバッジを受け取っています。対象になったのは、ブレッチリー・パークだけではなく、関連する傍受施設や「Yステーション」、特殊通信部隊などで働いていた人たちも含まれていました。

ひとつ注意したいのは、2009年になって、突然その仕事に価値が生まれたわけではありません。その価値は、1940年代に仕事をしていたときから、ありました。

ただ、それを外から認めてもらえるまでに、64年という時間が必要だったのです。

今月の歩き方

今月は9月28日を境に流れが変わります。日付そのものを覚える必要はありませんし、その日に何かが決まるわけでもありません。

ただ、同じことをやっても進む時期と進まない時期があるので、どの星がどこへ動いて、獅子座の何が強くなって、それをどう使うといいのかを日付順に書いておきます。

9月11日
01:21 水星が天秤座へ

獅子座から見ると、身近な人とのやりとりや、書いたり話したりすることの場所です。

ここから、一人で考えても決まらないのに、人に話した瞬間にまとまる、という形が増えます。答えを持っている相手を探す必要はありません。しゃべっているうちに、自分が何を言いたかったのか分かる、という順番になります。

迷っていることは、話す場に持っていってください。その場で決めなくていいし、相手も詳しい人でなくて大丈夫です。それと、選ぶものは二つまでに絞ってから相談すること。三つ以上並べると、この時期は釣り合いを取ろうとして動かなくなります。

9月11日
12:27 乙女座で新月

同じ日、獅子座から見てお金と自分の値打ちの場所で、新しい流れが始まります。

乙女座なので、大きく決める形ではなく、細かく数える形になります。

合計金額ではなく、1時間あたり、1件あたりの単価を見てください。いくらで働いているか。1つの仕事にいくら受け取っているか。毎月の支払いは、1か月あたりに直すといくらか。減らすかどうかは、そのあとで構いません。今月は、合っているかどうかを確かめるところまでです。

9月23日
09:05 秋分。太陽が天秤座へ

11日に水星が入ったところへ、今度は太陽が来ます。ここから約1か月、伝えることが生活の中心に寄ります。

ただ、通り方が変わります。一方的に長く説明したものより、相手の返事が来る形で出したものの方が届きます。

だから、出す量を減らして、往復の回数を増やしてください。長いものを一本書くより、短いものを出して感想をもらう。書き上げたものがあるなら、公開する前に一人に見せる。その一人の反応が、そのまま次の直しになります。

9月27日
01:49 牡羊座で満月

獅子座から見ると、日常の外側にあるものの場所です。勉強していること、取りかけの資格、自分の業界とは違う世界、遠くに住んでいる人。毎日は関わらないのに、頭のどこかで気にしているものが、ここに入ります。

満月なので、この日に何かが決まるわけではありません。見えるようになります。どこまで進んだかと、どこが足りないかが、同時に出てきます。

途中のままにしてあるものを、ここで一度閉じてください。読みかけの本、途中でやめた勉強、返していない返事。新しく始めるのは、28日からで間に合います。

9月28日
11:49 火星が獅子座へ

木星と同じ場所に二つ揃います。広がる方と動かす方が、同じところに来ます。

この組み合わせだと、始めたことが思っていたより大きくなります。声も通りますし、人も集まります。ただ、熱も上がるので、言い方が普段より強く出ます。

最初に始めるものは、小さくしておいてください。大きくなる分は、放っておいても付いてきます。それと、自分の分だけ動かして、人のやり方には口を出さないこと。今月の終わりからは、こちらのひと言が、思ったより強く相手に残ります。

9月30日
20:44 水星が蠍座へ

そして、

10月3日
16:16 金星が蠍座で逆行開始(11月14日まで)

獅子座から見ると、家と、住まいと、暮らしの土台にあたる場所です。

言葉が深くなります。表面だけの会話が続かなくなって、前から言えていなかったことが出しやすくなります。金星が戻る11月14日までは、この場所は見直しの期間になります。

家の中で話しておきたいことがあるなら、この時期に出してください。引っ越しや模様替えのように新しく始めることは、11月半ばまで置いておく方が向いています。前から気になっていたものを片づける方に、手が向きます。

※時刻は日本時間です。

光は後から当たる

自分の中では、もう始まっている。

まだ数字になっていないことも、名前がついていないこともあるかもしれません。それでも、これまでやってきたことは消えません。

9月は、それを誰かに証明するための月ではなく、自分が持っているものを、自分で使っていく月です。

すぐに結果が出なくても、そこで終わりではありません。光が当たるのは、後になることもある。

だから今月は、見られているかどうかより、自分がどこへ進みたいのかを見ていてください。


いいなと思ったら応援しよう!