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【はじめての方へ】このnoteについて&2026年9月の歴史ホロスコープ

はじめまして、LunaPastです。

歴史学科(古代西洋史)卒。普段はフリーライターとして活動しつつ、趣味で星の動きと歴史を重ねて読む「歴史ホロスコープ」を書いています。


わたしについて

子どものころから、歴史が好きでした。

有名な人物の活躍よりも、「その時代を生きた人たちは、何を感じていたのか」という問いに惹かれる子どもでした。大学では歴史学科に進み、古代西洋史を専攻。教科書では深く語られない女性史にも興味を持ち、古代西洋史の中の女性をテーマに卒論を書きました。

大人になってからも、不定期で歴史系のムック作りに参加していました。

そしてある日、「2025年のホロスコープはフランス革命期に似ている」という話を耳にした瞬間、何かがつながりました。

星の動きが似ている時代を振り返れば、これから起こりうる流れが見えてくるかもしれない。

そのひらめきから、「歴史ホロスコープ」という読み方が生まれました。

歴史ホロスコープとは何か

占星術というと、「未来を当てるもの」「性格を言い当てるもの」というイメージを持つ人が多いかもしれません。

でも、わたしがやっているのは、そういう占いではありません。

ホロスコープが教えてくれるのは、「何が起きるか」という答えではなく、「この時期は、どんなテーマの変化が起きやすいか」というタイミングです。政治なのか、経済なのか、価値観なのか。個人の生き方なのか、社会の仕組みそのものなのか。

でも、それだけではまだ少し、ふわっとしています。「変わりやすい時期」と「変わりやすいテーマ」は分かっても、それ以上の詳細は見えてこない。だから頭に入らないし、残らない。

そこで役に立つのが、歴史です。

過去の出来事を振り返ることで、ホロスコープで見えた抽象が、現実の出来事としての輪郭が浮かび上がるのです。革命が起きたのか、価値観がひっくり返ったのか、それとも静かに社会の前提が書き換えられていったのか。

星の動きと歴史を重ねることで、「今という時代に何が起きているのか」に、初めて立体感が生まれる。それが歴史ホロスコープです。

未来を断言するためのものではありません。過去に同じ星回りのとき、人類がどんな選択をしてきたのかを知ることで、今をどう生きるかのヒントが見えてくる。そんな視点で読んでいただければと思います。

「占いは好きだけど、信じすぎるのも違う気がする」

そう感じている方に、特に読んでほしいnoteです。

2026年9月の空について

ここらで2026年9月の星の動きを紹介しましょう。

出典:アストロシーク

2026年9月に起きる大きな動きは、六つあります。

①天王星が双子座で逆行
9月11日、天王星が双子座で逆行を始めます。ここから来年2月8日まで、およそ5ヶ月続きます。

天王星は、すでにある仕組みを揺さぶり、書き換えていく星です。双子座は、言葉と情報、人と人のあいだのやりとりを扱う場所。話すこと、書くこと、伝えること、そしてそれを運ぶ道具そのものが、ここに入ります。

逆行に入ると、これまで進めてきたことをいったん振り返る時間に入ります。新しく決めていくより、伝え方や情報の扱い方を見直す場面が増えていきます。

天王星が双子座に入ったのは今年の4月26日です。この春から夏にかけて、伝え方や道具まわりで動き出した何かがあるなら、ここから一度立ち止まって見直す時間に入ります。

②乙女座新月
同じ9月11日、乙女座で新月を迎えます。乙女座が扱うのは、細かく確かめること、整理すること、ばらばらになったものを整えることです。新月からの1ヶ月で、そのあたりに新しい動きが始まります。

③木星と土星がトライン
9月1日、木星と土星がちょうど120度になりました。木星は広げる星、土星は形を決める星です。この二つが調和する角度にあると、広げることと形にすることを同時に進めやすくなります。

しかも9月1日の時点で、火星も13度台にいます。獅子座の木星、牡羊座の土星、蟹座の火星。星座は違いますが、三つともほぼ同じ度数にあります。

その火星と土星は、9月1日に90度になります。動かしたい力と、いったん止めて考えたい力が、月の初日からぶつかる配置です。

④秋分、太陽が天秤座へ
9月23日、秋分です。太陽が天秤座に入り、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。ここから冬至まで、昼よりも夜の方が長い季節に入ります。

天秤座は、二つのものを並べて、その釣り合いを見る場所です。太陽がここに入ると、何かを決めるときに、自分だけではなく相手の存在も入ってきます。

⑤牡羊座満月
9月27日、牡羊座で満月です。

その満月のすぐそばには、海王星があります。ほぼ重なっています。

海王星は、輪郭をあいまいにする星です。一番よく見えるはずの満月に、輪郭をぼかす海王星が重なります。

自分がどうしたいのか。相手が何を考えているのか。外からはどう見えているのか。すぐには答えが出ないまま進むこともありそうです。

その2日前、9月25日は中秋の名月です。ただし、その夜の月はまだ満月ではありません。名月の日は月の形ではなく、旧暦の日付で決まっているからです。

⑥火星が獅子座へ、金星が蠍座で逆行
9月28日、火星が獅子座に移ります。8月11日から蟹座にいたので、約7週間ぶりの移動です。

火星は、行動を起こす力です。蟹座では身近なものを守る方向に使われていた力が、獅子座に入ると、自分が何をするのかを人の目に見える場所へ出していく方向に変わります。

そして10月3日、金星が蠍座で逆行を始めます。これは11月14日まで続きます。好きなもの、楽しみ、人との距離のとり方。これまで自然に選んできたものを、一度戻って見直す時間に入ります。

六つのうち、①と②は同じ日に重なっています。天王星が双子座で逆行を始める日と、乙女座で新月になる日が同じ9月11日。

この組み合わせが前にいつあったのかを、天体暦で調べました。

1942年9月10日、読めなかった情報

2026年9月11日とよく似た星の配置を探したら、1942年9月10日に行きつきました。

1942年9月、ヨーロッパでは第二次世界大戦が続いていました。イギリスがドイツと戦う中で大きな問題になっていたのが、海を渡って運ばれる物資でした。

イギリスは島国なので、食料や武器、燃料などを海外から船で運ばなければなりません。ところが、その輸送船をドイツ軍の潜水艦のUボートが狙っていました。どこにUボートがいるのか、次にどの海域へ向かうのか。それが分かれば、船の進路を変えたり、護衛をつけたりできます。

そこでイギリスは、ドイツ軍が交わす通信を読み取ろうとしました。通信の中身が分かれば、ドイツ軍がどこで何をしているのかを掴めるからです。

その仕事を担っていた場所のひとつが、イギリス中部のブレッチリー・パークでした。ここには、ドイツ軍の通信を傍受する人、暗号を解く人、情報を整理する人などが集まり、それぞれの作業を積み重ねていました。

ところが1942年、ドイツ海軍が通信の仕組みを変更します。

それまで読めていたUボートの通信が、読めなくなりました。

通信そのものがなくなったわけではありません。ドイツ軍は通信を続けています。電波は飛んでいる。でも、その内容が分からない。

目の前にある情報を使えない。

それでも、仕事を止めるわけにはいきません。傍受できる通信を集め、日時や発信元を記録する。断片的な情報を別の資料と照らし合わせる。今は意味が分からないものも、残しておく。

いつ読めるようになるのかは分かりません。それでも、情報がなければ、後から答えが見つかったときにつなぎ合わせることもできません。

1942年9月10日は、そんな時間の中にありました。

その後、10月にドイツの潜水艦から、暗号を解く手がかりになる重要な資料が回収されます。それまで集めてきた情報に、新しい材料が加わりました。

そして12月、イギリス側は再びドイツ海軍の通信を読めるようになります。

10月に手に入った資料が大きな転機だったことは間違いありませんが、それまでの間に集められていた情報があったからこそ、新しい手がかりを過去の記録とつなぐことができました。

ここで、2026年9月11日の星に戻ります。

この日は、天王星が双子座で逆行を始めます。双子座は言葉や情報、通信、人と人とのあいだを行き来するものを扱います。

同じ日に乙女座で新月が起こります。乙女座が扱うのは、目の前にあるものを細かく確かめ、整理し、記録していくことです。

1942年9月10日と2026年9月11日。完全に同じ星の配置ではありません。ただ、天王星が双子座にあり、乙女座で新月が起きるという組み合わせが重なります。

そして過去をたどってみると、その日は「読めない情報」を前にして、それでも情報を集め続けていた時期でした。

今月、すぐに答えが出ないことがあるかもしれません。返事が来ない。話がまとまらない。調べても、まだ意味がつながらない。

そんなときは、答えが出ないことだけを見て「何も進んでいない」と決めなくてもいい。

分かっていることを残しておく。分からないことも、分からないまま記録しておく。後から別の情報が入ったとき、それまで見えていなかったつながりが見つかることがあります。

1942年9月10日に読めなかった通信も、記録としては残り続けました。読めるようになったのは、それから数ヶ月後です。

【各星座の記事】2026年9月の運勢

2026年9月の空と、その星の配置に重なる1942年9月の出来事を見てきました。

星の配置は同じでも、それが自分のどこに現れるかは、星座によって違います。ここからは、今月の星が12星座それぞれのどこを動かすのかを見ていきます。

歴史ホロスコープでは、同じ時代の中から、12星座それぞれに違う人物や出来事を重ねます。

表に出て動いた人もいれば、誰にも知られない場所で記録を残した人もいる。自分で決めた人もいれば、誰かの決定を待った人もいます。

同じ時代を生きていても、立っている場所によって見えるものは違います。

今月、動きが出る場所もあれば、まだ答えが見えない場所もある。いったん立ち止まって、手元にあるものを確かめる場所もあります。

自分の太陽星座だけでなく、月星座やASCも合わせて読むと、今月の自分がどこにいるのか、より立体的に見えてきます。

※星座別の記事は、完成したものから順次リンクを追加していきます。

♈ 牡羊座

♉ 牡牛座

♊ 双子座

♋ 蟹座

♌ 獅子座

♍ 乙女座

♎ 天秤座

♏ 蠍座

♐ 射手座

♑ 山羊座

♒ 水瓶座

♓ 魚座

メンバーシップ「∔歴ホロの扉∔」

歴史ホロスコープを、もっと深く読みたい方のための月額500円のメンバーシップです。

星の配置から過去の出来事をたどり、そこにどんな人がいて、何が起き、なぜその出来事が歴史に残ったのか。表に残った出来事だけでなく、その裏側にいた人や、記録からこぼれ落ちたものにも目を向けます。

「未来を当てる」のではなく、過去を知ることで、今をどう見るか。そのための材料を、さらに深く掘り下げていきます。

ぜひ、一緒に歴ホロの世界を楽しみましょう!

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