自分の思考を取り戻すために、AIを育てている
わたしは3人の男の子を育てている。小6、小4、そしてイヤイヤ期ど真ん中の2歳。
朝起きてから夜寝るまで、目の前のことに追われてばかり。
自分の思考を整理する時間なんて、気を抜くと1日まるごと消えていく。
だから私は、毎朝早起きして1時間ほど走るようにしている。
最近、その時間の相棒のひとつが、Podcast『ながらAI』。
ハヤカワ五味さんとusutakuさんが、AIの話題を軽やかに語ってくれるやつ。めちゃくちゃ楽しみ!
ChatGPT、画像生成、AIアバター、ボイスクローン、それから最近よく耳にする“エージェントAI”——
最新のAI技術を日常感覚で語ってくれる番組だ。
聴いているうちに「それ、絶対試してみたいー!」と思えるし、
自分の暮らしに照らして考えてる自分がいる。
構えて聴く番組じゃない。でも、気がつけば未来の話にどっぷり浸かってる。そんな感じでとてもおすすめ。
「アバターが会議に出るって、どういうこと?」
結構衝撃だったのは、ハヤカワ五味さんが「自分のAIアバターをつくって、会議に出してみようかな」と言っていた回。
どゆこと?でも、ハヤカワさん、ほんとにやってくれるだろうなって思ってる。
そして、私の中にふわっと浮かんできたのは、「それ、家庭でもいけるんじゃない?」という直感だった。
“もう一人の私”が必要な日常
誰かに何かを任せたいと思う瞬間はたくさんある。でも、それは「やってほしい」というより、「もう一人の私が必要」なんだよ。
自分の価値観を持った分身が、暮らしを支えてくれる。そんな未来の姿が、少しずつ輪郭を帯びてきているのかもしれない。
実はもう始まっていた、“分身っぽい使い方”
ふと気づくと、私も少しずつ“もう一人の私”を育てていた。
子どもの読書感想文を一緒に考える
なんて返せばいいか悩んでいたメールに、返事のたたき台をもらう
説明書が見つからない家電のエラーを調べてもらう
2歳の「なんで、なんで?」に、代わりに答えてくれる
「会議に出てくれる」ってほどじゃない。でも、家の中で「タスクを分担している感覚」は、もうはじまっている。
それでも、“すべて任せていい”とは思っていない
新井紀子さんの『AI vs 教科書が読めない子どもたち』には、こんな一節がある。
「AIは意味を理解していない。ただ、統計的にもっともらしい答えを出しているにすぎない。」
だからこそ私は、AIを使うことで“考えなくてよくなる”ことは、恐れている。
でも一方で、「考える余裕を作るために、手を貸してもらう」ことはどんどんしていきたい。
とりあえず、試してみる。暮らしの中で。
AIは、とにかく進化が速い。 どれが正解かわからないし、全部わかろうとすると置いていかれる。
でも、私は日々の暮らしの中に、「めんどくさいな」と思う瞬間が山ほどある。
とくに家事。終わりがなくて、繰り返されて、細かくて。
だからこそ、「とりあえず使ってみよう」「生活の中で試しながら考えよう」と思っている。
知識を積み上げるよりも、自分の手で触れて、確かめていく。
それが、今のAIとのちょうどいい距離感なんじゃないかなと思う。
🟨まとめ
便利を超えて、“分身と暮らす”未来がきたとき——
そのとき私たちは、自分のどこまでを、AIに渡すのだろう?
「アバターが保護者会に出る」なんて話が笑い話でなくなるその日まで、
私は日々の暮らしの中で、もう一人の私を少しずつ育てていこうと思う。
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