“検索する私”から、“提案される私”へ。AI時代、自分をログ化するという最強戦略
検索がめんどくさくなってきた人へ
この体験、ちょっと聞いてほしい。
「うちの子が好きな漫画、新しく何かないかな」
そう思ってChatGPTに聞いた。けど、いまいちピンとこない。
そこで私は、**「過去にうちの子が読んでハマった漫画のリスト」**をそのままAIに渡してみた。
すると――驚いた。
「これは好みに合いそうですね」と、バッチリなタイトルがいくつも返ってきた。
どれもドンピシャだった。
検索ワードを工夫する必要も、レビューを読み漁る必要もない。
ログを渡すだけで、最適解が返ってくる。
それが今、AIでできるようになっている。
検索に疲れたのは、情報ではなく“文脈”が足りなかったから
この体験がきっかけで、気づいたことがある。
私たちはいま、「情報が多すぎて選べない」ことに疲れている。
でも実は、それって情報が多いからではなく、
“私に合った情報”が分からないから、しんどい。
検索は、「問い」を自分で考えて入力しないと始まらない。
でも「問いを立てる前に、もう答えが欲しい」と思う瞬間、ある。
そしてそれを可能にするのが――
“自分のログ”をAIに渡すことだった。
Xの過去投稿をAIに読み込ませたら、“自分が何者か”が見えてきた
私は最近、自分のX(旧Twitter)の全投稿をNotebookLMに読み込ませた。
そこにあったのは、過去の“つぶやき”ではなかった。
驚くほどくっきりとした「思考の軌跡」「感情のゆれ」「価値観の変化」だった。
「あれ、この頃からずっと同じテーマを言ってる」
「あ、このとき、自分は本当にしんどかったんだな」
「言葉にしてなかっただけで、私はずっとこれを大事にしていたんだ」
NotebookLMは、単なる検索ツールじゃない。
「自分の文脈」を理解してくれるアーカイブであり、対話相手だった。
アウトプットは“流して終わり”じゃない、“使って育てる”時代へ
私がそこで得た結論は、シンプル。
自分が残したアウトプット(note、X、メモ、読んだ本のハイライト、ランニングの記録など)は、「未来の自分への最高の素材」になる。
でもそれは、読み返さなければ意味がない。
記録して終わりではなく、AIに文脈ごと渡して“再活用”することで初めて、価値が生まれる。
しかもその価値は、
検索よりも早く、
人に聞くよりも深く、
自分にぴったり合っている。
Kindleのハイライトも、Xの全ツイートも、ランニングの記録も。
— まり@国立大院卒理系専業主婦 (@m316jp2) May 3, 2025
気づけば、意外と自分にはログがたくさんあって。
それをAIに渡して対話できる時代が、いきなり来てしまったもんだから、ちょっと忙しい。でも楽しい。 https://t.co/oguRCQX3jH
この技術、あと3年で“当たり前”になると思っている
AIが“誰かの正解”を出すのではなく、
“わたしの過去”から最適解を引き出す。
それが今、もうできてしまっている。
私の感覚では、これはまだ**「やってる人が少ないからこそ差がつく」フェーズ**。
でもきっと数年後には、
「自分のログをAIに渡してるかどうか」が行動の質を変え、
「自己理解を深めるためにアウトプットを活用する」が当たり前になり、
「検索」より「ログとAI」が圧倒的に強くなる。
そして今、私はこう考えている
検索よりも正確に、レビューよりも速く、
自分に合った答えを出す方法は、意外にも「自分の中」にあった。
蓄積してきたアウトプットにこそ、精度の高いヒントが眠っていた。
それを文脈ごとAIに渡す――それだけでいい。
ログは、最強のデータベース。
これからの私は、それを使いこなしていく。
そしてきっと近い未来、
「検索で探す」より、「自分の文脈で問い直す」ことが当たり前になる。
少しずつ、自分の過去を手がかりに、次の選択を見つけていく。
そんな暮らし方が、これからのスタンダードになっていく。
【著者プロフィール】
まり|めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦。
X(旧Twitter):@m316jp2
著書『理系ママ実践!楽しく学べるおうち遊びアイデア帳』。
この記事が役に立ったら
この記事が役に立ったら、ぜひ「いいね」やフォローをお願いします!他にも「子育てとテクノロジー」をテーマに、日々の「めんどくさい」を解決する記事を定期的に更新しています。
関連作品
いいなと思ったら応援しよう!
❤️応援ありがとうございます。いただいたご支援は「めんどくさい」を解決する新しいテクノロジーの検証費や、3兄弟との楽しい実験材料費に大切に使わせていただきます。皆さまの応援が力になります!