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noteの記事が“思考の資産”に変わるまで──ObsidianとNotebookLMと、ちょっとだけGAS

■ はじめに:「たくさん書いたけど、検索できない」問題

noteをたくさん書いてきました。書くこと自体はとても楽しい。でも、あるときふと思ったんです。

「あれ、私、何を書いてきたんだっけ?」 「前に似たことを書いた気がするけど、どこにあったかな?」

あんなに気持ちを込めて書いたはずの記事が、時間が経つと忘れてしまう。noteの中に埋もれてしまって、あとから活かすことができないのが、なんだかもったいなく感じて。

じゃあ、回収してみよう。
そう思い立ったのがきっかけでした。


■ Obsidianで“手元に取り戻す”

まず始めたのが、noteの記事をObsidianというアプリにまとめて移すこと。 これは、クラウドではなく、ローカルに安心して保管できる、メモやアイデアを整理するためのツールです。

Obsidianのいいところは、書きためたメモや文章を、あとからつなげて整理しやすいところ。タグをつけたりリンクを貼ったりしながら、自分の考えの「地図」を広げていくような感覚です。

うれしいのは、生成AIとの相性がすごくいいこと。 構造が整っているから、ChatGPTなどに「まとめて」「つなげて」「活かして」とお願いしやすいんです。

そして私は、noteに記事を書いたら、自動でObsidianにも保存される仕組みを作ってみました。

使ったのは、Google Apps Script(GAS)。 簡単に言うと、Googleのいろんなサービスを「自動で動かせるようにするための仕組み」です。

でも私はエンジニアじゃないので、コードは正直、自由自在には書けない。 ChatGPTに「こういうことがやりたいの」と相談して、あとは提案されたコードを貼って動かし、さらに提案、テストを繰り返す。

そのおかげで、noteで記事を公開すると、自動的にObsidianにも保存されるようになりました。 未来の自分が助かるなら、今のちょっとのがんばりは惜しくないなと思っています。


■ NotebookLMに渡してみる

次に、その記事たちをNotebookLMに読み込ませてみました。

この段階で、「Obsidianがいいのかな?NotebookLM?それともCursor?」といろいろ試してみているところですが、今回は構造化と対話のしやすさでNotebookLMを選びました。

NotebookLMにお願いしたのはこの2つ:

  • カテゴリ分け(しかも、自分では思いつかない視点で)

  • 関連記事の提案

たったそれだけで、これまでバラバラだった記事が、自然とまとまりを持ち始めました。 ただの記録だったものが、「知識」として活かせる形に変わっていったのです。


■ 「私ってこんなこと考えてたんだ」が見えてくる

AIに整理をお願いしたことで、noteに書き溜めてきた記事たちが論理的に整理されて、つながりを持ち始めるのを感じました。

そして、こんなことに気づきました:

  • 自分は何を考えていたんだろう?

  • 今、何を考えようとしているんだろう?

これまで点だった思考が線になり、さらに面になっていくような感覚。 それぞれのアウトプットがバラバラではなくなり、新しいアイデアを生み出す土台になってくれるようになったんです。

思考の再帰性が高まるって、こういうことかもしれません。

毎回ゼロから考え始めなくても、過去の自分の言葉を足場にして、もっと深く、もっと遠くへ思考を進められるようになる。

そして今の時代、情報やアイデアがどんどん速く流れていくからこそ、「自分が考えてきたことを、あとから見返せる・活かせる」仕組みを持つことが、とても大切だと感じています。


■ おわりに:「ただ書く」から「活かす」へ

noteは、書いて終わりでももちろんいい。 でも、もしそこにもう一歩、「自分の考えをもう一度使えるようにしておく」工夫が加わったら?

それだけで、思考の深さも、アイデアの幅も、発信の質も、変わってくる気がしています。

書いてきた自分に、もう一度出会える。そこから、新しい問いが生まれる。

私は今、そんな循環を作ろうとしているところです。

ObsidianとNotebookLMとChatGPTを使って、自分の思考を少しずつ、でも確実に“育てて”いく。

書きっぱなしにしないnoteの使い方。これから、もっと広がっていくかもしれません。


【著者プロフィール】

まり|めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦。
X(旧Twitter):@m316jp2
著書『理系ママ実践!楽しく学べるおうち遊びアイデア帳』。



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