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気づけば280日。英語アプリDuolingoが子どもを動かし続けた“仕組みの力”

「勉強しなさい」って言わなくても、子どもが英語を毎日続けたら——。

うちの小学生の息子が、英語アプリDuolingoを気まぐれに始めて、気づけば280日。

しかも、世界中のユーザーと競うトーナメントで、最上位ランクに入っていたんです。

「なんでそんなに続けてるの?」と聞くと、返ってきたのは意外な言葉でした。

「だって、今いいところなんだよー」

やる気じゃなくて、“ちょっとだけやりたい”が、子どもを動かしていた。

これは、がんばらせない学びの話。そして、テクノロジーとの、ちょうどいい距離感の話です。。


著者はこんな人です。


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「え?なんでそんなに続けてるの?」

夏のある日、小学生の息子が英語アプリをはじめました。
「ちょっと面白そうだったから」という、なんてことない理由で。

でも、それが気づけば——280日。
毎日コツコツ。しかも、Duolingoというアプリの中で最上位のトーナメントに入賞していたんです。


■ Duolingoってどんなアプリ?

世界で5億人以上が使っている語学アプリ。
でも、勉強というより、ちょっとしたRPGのようなつくりです。

  • クイズ形式でどんどん進める

  • 正解すればXP(経験値)がたまって、ランクアップ

  • 毎日続けるとストリークがたまり、ごほうびの宝箱がもらえる

  • 世界中のユーザーとトーナメントで競える

本人にとっては「勉強している」感覚はなくて、
毎日のルーティンに、自然に組み込まれていっただけだったんだと思います。

“続ける力”は、性格じゃなくて設計かもしれない

280日も続いた理由は、意志の強さや根性じゃなかったように思います。

そこにあったのは、「続けたくなるような仕組み」。

たとえば、Duolingoにはこんな工夫があります。

  • 1レッスンが短くて、サクッと終わる

  • 終わるたびに、ちょっと褒められる

  • 続けることで、「自分すごいかも?」と感じられる

こういった設計が、“やる気を出さなくても、今日もちょっとだけやろうかな”を自然に生み出していたのだと思います。

ジェームズ・クリアの『複利で伸びる1つの習慣 アトミック・ハビット』には、こんな言葉があります。

「習慣は、目標ではなく“システム”によって生まれる」

ジェームズ・クリアの『アトミック・ハビット』

まさに、子どもが続けていたのは、システムの力。
日々の英語学習が、気合いのいる特別なことではなく、“気づいたらやっていた日課”になっていたのです。


「遊びみたいな勉強」はダメ?

「そんなの遊んでるだけじゃないの?」
「ちゃんとした勉強になるの?」

そう思う方もいるかもしれません。

でも、ジェイン・マクゴニガルの『スーパーベターになろう』にはこうあります。

「ゲームは、私たちをもっと強く、もっと前向きに、もっとしなやかにする力がある」

ジェイン・マクゴニガルの『スーパーベターになろう』

ゲームって、「楽な道」じゃない。
むしろ、目の前の小さな壁を「もうちょっとやってみよう」と思わせてくれるもの。

Duolingoも、英語の力を一気につけるツールじゃないかもしれない。
でも、「自分で続けたこと」が残る
その感覚は、学びの土台として、すごく大きいんじゃないかと思うんです。

テクノロジーが、そっと親の代わりをしてくれるなら

「勉強しなさい」って、つい言ってしまいそうになる日もあります。

でも、親が声かけしなくても、
アプリがそっとリマインドしてくれて、
子どもが「今日もやっておこうかな」と自分で動く。

それって、ちょっと理想の形かもしれないなと思いました。

テクノロジーは冷たくない。
うまく付き合えば、子どもと親のあいだに やさしい間(ま)をつくってくれる存在かもしれません。

おわりに:がんばらせない学びが、ちゃんと育ってた


英語が話せるようになったかどうかなんて、正直よくわからない。
でも、毎日ちょっとずつ続けたっていう事実は、確実にそこにあって。

別に私は感動したわけでも、えらいね〜って褒めまくったわけでもない。
「へぇ、続けてんだ」って、
なんか、ちょっとニヤッとして終わり。

親があれこれ言わなくても、子どもって、けっこう勝手に前に進んでたりする。
たぶん、そのタイミングで手を出さないっていうのが、案外大事なのかもしれない。

親がガミガミ言わなくても、“ちょっとだけ続けたくなる仕組み”に出会っていた。そう思えるなら、それはもう——テクノロジー、やるじゃんって話!


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