防災リュックは何キロまで?重さの目安と減らし方
防災リュックを準備していると、
「何キロくらいまでなら大丈夫?」
「必要なものを入れたら重くなりすぎた」
「水だけでもかなり重い……」
と気になりませんか?
内閣府の資料では、非常持ち出し品の重さについて、
男性:15kg程度
女性:10kg程度
がひとつの目安として示されています。
ただし、これは全員に当てはまる上限ではありません。
大切なのは、自分が実際に背負って避難できる重さにすることです。
💡 この記事では
・防災リュックの重さの目安
・重くなりすぎたときの減らし方
を紹介します。
一度、実際に背負って歩いてみよう
家の中でリュックを持ち上げられても、その重さで避難できるとは限りません。
災害時には、
・階段を使う
・長い距離を歩く
・暗い場所を移動する
・足元の悪い場所を通る
といった状況も考えられます。
防災リュックを準備したら、実際に背負って、
・歩く
・階段を上り下りする
・立ったり座ったりする
などを試してみましょう。

重くてバランスを取りにくい
肩がすぐ痛くなる
階段を移動するのが怖い
と感じる場合は、中身を見直すサインです。
防災リュックが重いときに見直したい4つのこと

必要なものを追加していくと、防災リュックは重くなります。
重いと感じたら、次の4つを確認してみましょう。
① 自宅の備蓄まで入れていないか
まず確認したいのが、
「避難するときに持ち出すもの」と
「自宅に備蓄するもの」が混ざっていないか
です。
自宅で過ごすための水や食料を、すべて防災リュックに入れる必要はありません。
避難するときに必要なものはリュックへ。
自宅で生活するための備蓄は、家に保管しておきましょう。
💡 防災リュックに何を入れるか迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。
② 重複しているものがないか
同じ役割のものを何個も入れていないか確認します。
たとえば、
・ライトを何本も入れている
・衛生用品を必要以上に入れている
・衣類を多く入れすぎている
といったことがないか見てみましょう。
避難するとき、本当に持ち出す必要があるか
という視点で確認します。
③ 小さく・軽くできないか
必要なものでも、サイズや量を見直せる場合があります。
たとえば、
・大きなボトル → 持ち出しやすいサイズへ
・大容量の日用品 → 必要な量だけ小分けにする
・かさばる衣類 → 薄手のものにする
などです。
ただし、軽くすることを優先して、
必要な薬など自分に欠かせないものまで減らさないようにしましょう。
④ 家族で分担できないか
家族全員分を1つのリュックにまとめると、重くなりやすくなります。
持てる人が複数いる場合は、荷物を分けて持つ方法もあります。
ただし、災害時に家族が必ず一緒にいるとは限りません。
常備薬など、その人自身に欠かせないものは、
それぞれが持てるようにしておきましょう。
軽くするために削らないほうがいいものもある
リュックを軽くすることだけが目的ではありません。
たとえば、
・普段使用している薬
・メガネなど生活に欠かせないもの
・乳幼児に必要なもの
・アレルギーに対応した食品
など、人によって優先度の高いものがあります。
一般的な防災グッズだけでなく、
自分や家族にとって欠かせないものを優先することが大切です。
リュックそのものも確認しよう
中身だけでなく、リュック自体も確認しておきましょう。
実際に背負って、
・肩ひもを調整できるか
・体に合っているか
・歩いたときに大きく揺れないか
などを確認します。
同じ重さでも、体に合ったリュックの方が背負いやすくなります。
まとめ|「何キロ」より実際に避難できるか
防災リュックの重さには目安がありますが、
大切なのは実際に背負って避難できることです。
準備したら、一度背負って歩いてみましょう。
重いと感じたら、
持ち出し品と備蓄品を分ける
↓
重複を減らす
↓
小さく・軽くする
↓
家族で分担する
の順に見直してみてください。
参考
・内閣府「災害時の『非常持ち出し品』と『備蓄品』について」
・東京消防庁「非常用品を備えておきましょう」
・東京消防庁「あかちゃんとママを守る 防災ノート」
