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子供の見守りGPSは、究極に機能を削ったケータイ ~GPS追跡装置②~|宇宙一わかりやすく解説|GPSの基礎の基礎#9

GPS追跡装置についての続きです。
前回、GPSは自分自身の位置を計測する仕組みなので、位置を他の人に知らせるにはGPSとは別に位置を送る手段が必要なんだよ。
そして、位置を送信するには電力が必要で、電池が大きくなってしまうのでGPS追跡装置を小さくするのはなかなか難しいよ。
という話をしました。

今回は、じゃあどれくらいの大きさが必要なのか?と、実際にどういう用途で使われているか?について、解説していきます。


GPS追跡装置はどれくらいの大きさ?

さて、GPS追跡装置が実際にどれくらいの大きさになるのか?についてですが、結局使い方によって必要な電池容量が違うので一言では言えない、ということになります。

そんな答えってある??

すみません。実際にはいろいろな要素によって電池の容量は変わるんです。

連続で使用する時間

連続して使用する時間が一日なのか、一週間なのか、それとも一年なのか、によってずいぶん変わりますよね。
頻繁に充電できるような用途だったら、一日持てば十分かもしれませんよね。

位置を計測して送信する頻度

一日に一回位置を計測すれば良いような用途であれば、位置を計測していない時はスリープしていればいいので、ずいぶん電力を抑えることができます。
でも、リアルタイムで位置を追跡するような用途だと、あっという間に電池を消費してしまいます。

どこで使うか

通信インフラが整備されているところで使うかどうかによって、かなり条件が変わってきます。
日本の携帯電話の通信エリアは人口カバー率99%以上と非常に優秀ですが、国土面積のカバー率は60%くらいです。
つまり人が住んでいないようなところでは、電波が届かないところがたくさんあるわけです。そういったところでも位置を送信する必要がある場合は、特別な発信機が必要となり、大きな電池が必要になったりします。

という感じなので一概には言えないのです。
頻繁に充電できるような用途のものであれば、10円玉くらいの大きさはさすがに難しいとしても、手のひらに収まるくらいのサイズにはなるんではないでしょうか。
一方で、一年以上充電せずに利用するようなものだと、筆箱くらいのサイズ感のズッシリしたものもあるでしょうか。

ということで、具体的にどんな用途で使われているかを見ていきましょう。

子供の見守りGPS

子供や、高齢者に向けた見守りGPSです。もはや説明の必要はないかもしれませんが、子供の登下校時など親元を離れている時でも安心。一人暮らしの高齢者の安否確認なんかでも利用されます。

基本的にはケータイから、GPSとデータ通信以外の不要な機能をすべて取っ払ったようなものになります。
実際、不要な機能を取っ払っていない普通のケータイでも同じことができるので、子供にケータイを持たせるようになるまでの、”つなぎ”的な役割で使われる家庭が多いのではないでしょうか。

ちょっと余談になってしまいますが、ガラケーって充電の持続時間はどれくらいだったでしょうか?
え?使ったことないから知らないって??
今となってはたしかにそういう人もいるでしょうね。。。

ガラケーは、一週間くらい充電しなくても大丈夫ということになっています。
実際、充電を忘れて朝の時点ですでに残量メモリが残りひとつ、という絶望的な状態になっても、なんとか節約して一日を乗り切るといったことが日常的にあった気がします。

スマホがガラケーに取って代わった今となっては、ええ~!?そんなにもつの?と思った人もいるのでは?
スマホでは、バッテリー容量がガラケーの倍以上もあるにもかかわらず一日もつかどうかも心配、というのが当たり前になってますからね。

私もスマホデビューする時は、「充電が全然持たないらしいよ」というのがすごく気になって、いろいろ調べまくった末に一番充電が持ちそうな機種を選んだものです。
でも今となっては、スマホを選ぶときに”充電のもち”で選ぶ人ってあまり居ないですよね?

だいぶ話が逸れてしまいました。。
何が言いたかったかっていうと、余計な機能を取っ払っていけばそれだけ充電が持続時間が長くなるよ、ということ。
見守りGPSは、言わば究極に余計な機能を取っ払ったガラケーみたいなもの。
さらに位置を計測する間隔を長くすることで、二か月くらい充電なしで使えるようなものもあるようです。


今回はちょっと短めですが、先に進むと長くなりそうなのでここまでにします。GPS追跡装置、見守りGPS以外にはどんな用途で使われてるんでしょうか?

実はGPSだと思ったらそうじゃなかった!?なんてものもあったりするんです。そこら辺は、次回以降をお楽しみに、ということで。

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