「ごちゃごちゃケーブル、さようなら。」タンスの中に“充電ステーション”を作ってみた話
■ 前回からのつづき:ケーブル問題に本気で向き合ってみた
「毎日使うものだからこそ、もっとスマートに管理したい。」
そう思って、タンスの中に“隠せる充電ステーション”を作ったのが前回の話。
ただ、1つだけ大きな課題が残っていました。
それは──ケーブルのごちゃつき。

デバイスの数に対して、ケーブルが多すぎる。
見た目もバラバラで、せっかくDIYしたのに「なんか惜しい…」。
「ケーブルは“隠してナンボ”」とか言ってた自分が、一番隠せてなかった。
■ 解決策は、“空間を上下で分ける”こと。
そこで考えたのが、天板を設けて、ケーブルをその下に通す構造。つまり、見せたいのは“端子だけ”。ケーブルは全部、裏で整えてあげる。
まずは設計図を描いて、いつもの《IPC DIY Lab.》に発注。板のサイズや、どこに穴を開けるか、どの角を丸めるかまで細かく指定できます。しかも、届くのはたった3営業日ほど。はやい。
■ 【到着!】ズレのない職人カットに感動✨
早速組み立ててみたけど…ここで思わぬ落とし穴。

実際に組んでみると、ケーブルの逃げ道がないことに気づく。しかも下の板が大きすぎて、ケーブル用の穴が半円状になってしまった…。
「やってしまった…」と思ったけど、ここで終わらないのがDIYのいいところ。
■ 想定外が、結果的に“よかった”話。
設計を見直して、T字型の構造に変更。
するとケーブルもスムーズに通るし、思った以上に安定感もある。
半円の穴からケーブルを3本通してみたところ、
むしろしっかりホールドされて落ちにくいという発見まで。

■ 木の質感を活かして、仕上げは“いつものあれ”。
リメイクシートを慎重に貼って、天板を美しく整えます。

ケーブルの穴も、カッターで丁寧にくり抜いて仕上げ。

下の板が少し見える部分にも、しっかり同じシートを貼って統一感を演出。

今回は力がかかる場所じゃないので、固定は両面テープだけでOK。

■ 【完成!】想像以上の“スッキリ空間”に。
いよいよ、完成したステーションをタンスにイン。

穴から顔を出すケーブルも、ちょうどよい抜け感。
見た目も手触りも“自分だけの家具”って感じで、大満足。

■ 細部にもこだわりを。使いやすさもちゃんと考えてます
右側のスペースはテプラのカートリッジ収納
奥のスペースは100均ケースがシンデレラフィット
ケースの高さに合わせて設計したから、段差なしでフラットに


カートリッジもひと目で種類がわかるようになって、探すストレスがゼロに。毎日のちょっとした時短って、大事。
■ 実際に使ってみた感想:もう戻れません。
iPadやiPhoneを繋いでみた瞬間、「これだ」と思いました。ごちゃつかない。見た目がいい。充電がスムーズ。
そして今回採用したのは、CIOのNovaPort TRIO II。最大67W出力&自動振り分けで、どのデバイスでも最適な充電ができます。
正直、これ一台で全部済むから、すごくラク。
■ そして、人感センサーの演出が“仕上げ”です。
タンスの前に立つと、Aqara FP2が反応してライトがふわっと点灯。夜間でも作業しやすいし、未来っぽさもある。

さらに今回はAqaraのドア開閉センサー P2も設置。今後、オートメーションのトリガーとして活躍してくれそうです。

■ 発熱対策と温度モニタリング
DIYで収納がきれいになっても、毎日使う場所だからこそ、安全面はしっかり考えておきたい。とくに気になったのが、「充電中の発熱」や「火災のリスク」。
今回採用した CIO NovaPort TRIO II は、発熱が少ないことで有名なGaN充電器。実際に充電中の表面温度を測定してみたところ──
CIO本体:30.8℃
iPad本体:26.9℃
と、どちらも想像以上に低温で、手で触ってもほんのり温かいくらい。これなら安心して使えそう。


さらに、排熱を逃がせるように、タンス背面には通気用の穴を2箇所設けて、熱がこもらない構造に。これはDIYの段階で「安全性」も意識したポイントのひとつ。
■ SwitchBot温度計で“見えない不安”を見える化
加えて、SwitchBotの温湿度計をタンス内に設置。
もし温度が上がりすぎたときは、アレクサが音声で通知してくれたり、スマホにアラートが飛ぶ仕組みにしています。
設定例:35℃以上で「充電ステーションの温度が高くなっています」とアレクサが通知
スマホにはSwitchBotアプリからのプッシュ通知が届く
いわば、“スマートな火災予防システム”。
見えない危険を、見える形で管理するのって本当に大事だなと実感してる。

■ おわりに:収納が変わると、毎日がちょっと楽しくなる。
ただの収納が、「自分のためのステーション」になると、いつも通りの一日が、ほんの少し楽しくなります。
もし「なんとなくごちゃついてるな」って場所があったら、ちょっとした板と、ケーブルの工夫で生まれ変わるかもしれません。

■ 使用アイテムまとめ

