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韓国旅行(歩きたくなる道)

ソウルに行っていつも思うのは、都市開発が日本と違うと言う事。全くの素人目線なのだけれど、日本は住宅と共に公園を作るのに対して、韓国はまず道を整備してその周りに食堂やカフェが出来る。公園は少なく道を中心に発展して行く感じがする。
今回も新しく整備され話題のスポット
スンラギル(巡邏通り)に行った。
宗廟と言う世界遺産にもなっている歴代王様を祀る廟の石垣を囲む道がここ最近開発され、ホットスポットとなっている。
巡邏とはパトロールと言う意味で日本語でもじゅんらと言うそうだ。主に警察等の治安維持のためのパトロールの意味らしい。スンラは日本語由来なのかも知れない。
わずか800メートル程の道だけれど、道沿いにお洒落なカフェやBAR、雑貨屋さん等が立ち並び若者達がこぞって訪れる。

スンラギル

直ぐ側にある益善洞 韓屋通り
古い韓国式住宅をリノベーションして食堂やカフェがひしめくスポットに生まれ変わり、今では観光客も集まり人がごった返している。

益善洞 韓屋通り

この辺りは昔からよく知っている場所だが、昔は古い住宅が立ち並び、老人達が歩いていたり集っていたりする場所だった。
町を一掃して立ち退きを虐げられたご老人はどこへ?と少し心配になる。
宗廟前の公園へも行ってみたのだが、ここは昔から老人が集い将棋を打っている韓国ならではの場所だった。
綺麗な公園に生まれ変わっているけれど、寛げるようなベンチは無く、ご老人達も一掃されたようだった。
スンラギルにもベンチは無い。
確かにゴミ箱と一緒で無ければ座る事も寛ぐ事も出来ないので、治安も良くなるだろう。
どこも一掃されて若者の街になり、中高年は近づけない雰囲気に変わるのが特徴的だ。
日本では公園を中心に開発されているので、老人や子供が遊ぶ姿を良く見かけるけれど、韓国ではあまり見かけない。
(住んだ訳ではないので本当の事は分からないけれど)
たまに見かける小さな公園

運動具がある公園

ここは中高年の場だ。
運動器具が備えてあり、無料のジムとなる。
これは日本も導入して欲しいなあと思う。
安全面優先の日本では、もし事故でもあったらと躊躇してしまうかな。

清渓川と言う街中を流れる川がある。
以前は埋められていた川を復活させ、見事にいこいの場になった。

清渓川

こちらも歩きたくなる道の一つ。
中心部にあるので、目的も無く歩くのでなく、移動ついでにここの道を通って歩こうかと言う感じだ。
夜は川をライトアップされていたり、人も多く治安が良いので気分良く歩ける。
以前も紹介したと思うけれど、ソウル駅前の高架道路も歩くために作られた道と言っても良いだろう。

ソウルの街は今続々と開発されていて、行く度に別の街かと思うくらいになっている。さすがスピード重視の国である。
合わせてこういう歩きたくなる道も整備されている。
以前韓国の若者と話す機会があり、日本をしょっちゅう訪れると言うので、何処に行くの?と聞いたら「公園の中のスタバでぼーっと寛ぐのが楽しみなんです。」と言う。
最初は驚いたけれど、確かに韓国にはそういう場所が存在しないのかも知れない。
大きな公園、静かなスタバ、そこで見える景色、大人も子供年齢問わず寛いでいる公園。
韓国特にソウルでは滅多に見ない光景なのかも知れない。
カフェは至るところにあるけれど、活動的に動く人々。静かで落ち着くカフェを探すのは難しい。
私が歩ける道が沢山あって羨ましいな。と思うように、静かな公園があっていいなと思っているのかも知れない。
韓国では、中高年、若者、子供の住み分けがはっきりしているような気がする。あまり全部が混じっているような光景を見ない。街の中心は若者。
お金が自由に使える年代だから余計に目立つのかも知れないけれど。

癒しを中心とした日本の公園。
歩く事を中心に考えられた韓国の道。
どっちも良いと思うけど、どっちも共存してあったらなと思う。

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