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【読書エッセイ】「セールスファネル」が教えてくれた、売り場じゃない発信の話

「SNSで発信しているのに、相談や申込みにつながらない。」
そんな詰まりを感じている、小さな商売の人は多いです。
今回考えるのは、『元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術』という本に出てくる「セールスファネル(お客さんを段階的に案内する道筋という意味の言葉)」です。

この記事は本の要約ではなく、発信を「出す量」ではなく「渡す順番」で考え直すための実務エッセイです。

この記事で分かること
・セールスファネルという語彙が、なぜ発信の悩みと重なるのか
・「発信=売り場」という思い込みが、どこで詰まりを生むか
・小さな商売の現場に置き換えたとき、何が使えて何が使いにくいか
・忙しい中でも今日から試せる、小さな見直し方

発信しても反応が申込みにつながらないと感じている、個人事業主やひとり社長、小さな商売の人に向けた記事です。記事内にAmazonアソシエイトのリンクを含みます。

月商3.6億円と聞いて、思わず二度見しました。

自分の今月の数字とは、ゼロがいくつも違います。 比べても仕方ないのですが、つい比べてしまうのが小さな商売の性分です(僕だけかもしれません)。

そんな数字に気後れしながらページをめくると、目に留まったのは「セールスファネル」という言葉でした。 派手な数字より、この地味な語彙のほうが、今の自分の仕事に引っかかりました。

今回は、この本をきっかけに、発信のあり方を考え直してみます。

こんにちは。綿樽 剛です。 ネタリエという屋号で、小さな商売のnote発信サポートをしています。

仕事の中にあるメモ、音声、過去記事、日々の気づきなどのネタを拾い、検索にも届き、人柄も伝わるnote記事へ整えています。

この記事も、読者を段階的に案内するという意味では、セールスファネルの考え方と近い設計をしています。

綿樽 剛がどんな考え方で発信や記事制作を支えているかは、こちらにまとめています。

今回は、発信の「量」と「順番」について、本の語彙から考えてみます。

今回取り上げるのは、イングリッシュおさるさんの『元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術』です。

本書に出てくる「セールスファネル」という言葉を入口に、今回は発信をどう組み立て直せるかについて考えます。

※上記リンクはAmazonアソシエイトリンクです。

「セールスファネル」という地味な言葉に立ち止まった理由

本の中で、僕が最初に引っかかったのは「セールスファネル」という語彙でした。

売上のための言葉ですが、意味そのものは単純です。 お客さんが興味を持ってから、購入に至るまでの道筋を、段階的に案内するという考え方です。

本の中では、YouTubeやTwitterを使って、無料の情報から高単価商品へとつなぐ設計として説明されています。 派手な数字よりも、この「段階を分ける」という発想のほうに、自分は反応しました。

発信を「出すもの」としてだけ見ていた自分に、小さな違和感が生まれた瞬間です。

発信を「売り場」だと思っていた自分に気づく

セールスファネルという言葉を知ってから、自分の発信を振り返ってみました。

正直に言うと、note記事もSNSの投稿も、「とりあえず出す」ことが目的になっていた時期があります。

反応が薄いと焦って、また別の話題を出す。 その繰り返しで、誰にどう届いているのか、自分でも分からなくなっていました。

お客さんとの会話を思い出すと、最初に相談される内容と、契約が決まる少し前に聞かれる内容は、けっこう違います。

最初は不安や疑問が多く、後半になると具体的な条件の話が増えます。

発信の中身も、本当はその段階に合わせて変えたほうがいいのかもしれない。 そんな感覚だけが、この時点では残りました。

発信は、セールスファネルという視点で渡す順番から組み立て直せる

ここで、今回の本から持ち帰りたいことを、ひとつだけ言葉にしておきます。

発信は売り場ではなく、段階を渡すファネルとして設計し直せるのかもしれない。

そう考えると、note記事や日々の投稿は、「反応をもらう場所」から「次の段階へ渡す場所」に見え方が変わります。

最初の記事は、興味を持ってもらうため。 少しあとの記事は、疑問や不安を減らすため。 さらにあとの記事は、契約前の背中を押すため。

同じ「発信」でも役割が違うと考えると、一つの記事に全部を詰め込まなくていい、という余白も生まれます。

整体院やサロンの発信に置き換えてみると

この考え方を、整体院やサロン、個人教室のような、小さな商売の現場に置き換えてみます。

初めてホームページやSNSを見た人が知りたいのは、「自分の悩みに合っているか」です。

そこでいきなり料金表やコース案内を出しても、まだ距離があります。

次の段階では、施術の考え方や、どんな人に向いているかという情報のほうが、距離を縮めやすいかもしれません。

相談や予約を検討している人には、当日の流れや持ち物のような、具体的な情報が効いてきます。

同じお客さんでも、今どの段階にいるかによって、欲しい情報は変わります。 発信を全部同じトーンで出すのではなく、「今、誰に、何を渡すか」で分けて考える。 その視点だけでも、記事のネタ選びは変わってきそうです。

段階設計が、小さな商売では崩れやすい理由

ひとつだけ、正直に書いておきたいことがあります。

本に出てくる段階設計は、無料コンテンツを継続的に出せることが前提になっています。 毎日投稿でなくてよいとしても、ある程度の量と更新頻度は必要です。

小さな商売の現場では、施術や接客、事務作業の合間に発信の時間を取ること自体が、そもそも難しい場合も多いはずです。 段階を分けて考えるほど、準備する記事の数も増えていきます。

丁寧に設計しようとするほど、逆に手が止まってしまう。 そんな逆説も、正直あるように思います。

今の自分の仕事量で、どこまでの段階設計なら現実的でしょうか。

セールスファネルという語彙は、もともと売上のための考え方です。

それでも、「誰に、今、何を渡すか」という視点は、記事を書くときの迷いを少し減らしてくれる気がします。 全部を一度に伝えようとしなくていい、と思えるだけでも、発信のハードルは変わるかもしれません。

今日だけ、試してみられることがあります。

直近のお客さんとのやり取りを思い出して、「最初に聞かれたこと」と「契約前に聞かれたこと」を、それぞれ1行だけメモしてみる。 それだけでも、次に書く記事のヒントになるかもしれません。

「ビジネス書から考える小さな商売メモ」を続けて読む

このマガジンでは、ビジネス書をきっかけに、小さな商売やひとり仕事、発信の続け方について考えています。

同じ本でも、引っかかる場所は人それぞれです。誰かの読書メモを通して、自分の仕事やnote運営、サービスづくりを見直すヒントを拾える場所として続けています。

→ 【ビジネス書から考える小さな商売メモ】マガジン

読んだあとに、もう少しだけ気になること

ここまで、セールスファネルという言葉をきっかけに、発信の順番について考えてきました。

読みながら、もう少し具体的に知りたくなった方もいるかもしれません。ここでは、本文では触れきれなかった部分を、いくつか置いておきます。

セールスファネルって、SNSをあまり使っていない小さな商売でも使える考え方ですか?

使える考え方です。大切なのはSNSを何種類使うかではなく、お客さんが知ってから相談するまでに、どんな情報を必要とするかを考えることです。投稿数を増やすのではなく、発信を一つの導線としてつなぐ考え方は、別の記事でも整理しています。

段階を分けて発信するとして、最初は何段階くらいから始めればいいですか?

いきなり細かく分けなくて大丈夫です。まずは「初めて知った人向け」と「相談を検討している人向け」の2段階くらいから見直すだけでも、記事のネタ選びは変わってくるはずです。慣れてきたら、段階を増やしていけば十分です。

段階を増やしすぎると、逆に手が回らなくなりませんか?

手が回らなくなる可能性はあります。理想的な設計をすべて再現するのではなく、今の仕事量で維持できる段階だけを残すことが大切です。他人の成功例ではなく、自分の器に合わせて発信を回す考え方は、こちらの記事で整理しています。

この考え方は、料金表やサービス紹介ページにも応用できますか?

応用できます。ただし、料金を後ろへ隠すという意味ではなく、読者が「自分向けのサービスか」を判断できる情報と、料金や条件を理解しやすい順番に並べることが大切です。発信や案内ページで情報の順番を整える考え方は、別の記事でも取り上げています。

どれも、今日すぐに答えが出るものではないかもしれません。ただ、こうして問いの形にしておくだけでも、次にページを見直すときの手がかりにはなりそうです。

読んでくれて、ありがとうございます。

綿樽 剛がどんな考え方で発信や記事制作を支援しているかは、こちらにまとめています。

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→ 【note診断】noteが仕事につながらない人へ|自分で点検できる6つの場所

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【制作について】
この記事は、筆者の読書メモ、構成方針、リサーチ内容をもとに、AIで下書きを作成し、筆者が確認・編集したものです。
文章表現の一部にはAIの補助を使っていますが、どの本を取り上げるか、どのテーマを残すか、どの内容を削るか、公開するかどうかは筆者が判断しています。
本そのものを要約・評価するためではなく、1冊の本をきっかけに、小さな商売の仕事、言葉、判断、言葉にならない考えを整理するための記事として書いています。
記事内にAmazonアソシエイトのリンクを含みます。


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