読書エッセイ|「ひとり代理店」に学ぶ、自分で作らなくても仕事になる考え方
整体院や学習塾、工務店のように、自分の手を動かして仕事を完結させている人ほど、頼まれごとを断れずに、いつの間にか全部を背負い込みやすくなります。今回は、小宮絵美さんの『「ひとり代理店」で稼ぐ新しい起業の教科書』に出てくる「つなぐ」という言葉を入口に、抱え込む前に渡すという判断について考えます。本の感想文ではなく、日々の仕事の中でどう判断するかを整理するための記事です。
この記事で分かることは、次の通りです。
・「つなぐ」という言葉に、なぜ引っかかったのか ・自分で作る発想と、つなぐ発想の違いはどこにあるか ・小さな商売の現場に置き換えると、何が見えてくるか ・置き換えにくい部分は、どこに残るか
本業で手一杯だけれど、自分の仕事の判断や言葉を、一度整理したい人に向けた記事です。Amazonアソシエイトのリンクを含みます。
人に仕事を頼むのが苦手です。
元小売店を一人で回していたころのクセが、今も抜けません。
頼めば早いのに、つい自分でやってしまう。
そんな性分のまま最近読んだ本に、「つなぐ」という言葉が出てきました。
自分で作らなくても、仕事は成り立つ。
そう言われて、少し立ち止まりました。
こんにちは。綿樽 剛です。
ネタリエという屋号で、小さな商売のnote発信サポートをしています。
仕事の中にあるメモ、音声、過去記事、日々の気づきなどのネタを拾い、検索にも届き、人柄も伝わるnote記事へ整えています。
元小売店を経営していたころ、頼れる相手がいても、つい自分で抱えてしまうクセがありました。
綿樽 剛がどんな考え方で発信や記事制作を支えているかは、こちらにまとめています。
今回取り上げるのは、小宮絵美さんの『「ひとり代理店」で稼ぐ新しい起業の教科書―自宅で年収1000万円』です。
本書に出てくる「つなぐ」という言葉を入口に、抱え込まずに渡すという判断について考えてみます。
※上記リンクはAmazonアソシエイトリンクです。
『ひとり代理店』で、「つなぐ」という言葉に引っかかった
本の中心にあるのは、販促を必要とする人と、それができる人をつなぐ役回りです。
自分で何かを作らなくても、間に立つだけで仕事になる。
そう聞いて、最初は少し腑に落ちませんでした。
小売店をしていたころ、商品は自分で仕入れ、自分で並べ、自分で売るものだと思っていたからです。
仕入れも接客も、自分の目と手を通ってはじめて、お客さんに届くものだと信じていました。
そこには、こだわりというより、手放すのが怖いという気持ちもあった気がします。
作る人と、届ける人が別でもいい。
その発想が、思ったより自分の中になかったことに気づきました。
今思えばそれは自信というより、任せることに不慣れなだけだったのかもしれません。
仕事を抱え込むクセは、Webライターでも残っていた
Webライターとして仕事をする中でも、似た場面がありました。
構成も、取材も、執筆も、確認も、全部自分でやろうとする。
頼めば早く進む部分があっても、つい後回しにしてしまう。
(性分だと思ってましたが、たぶんクセです)
取材先を探すのに時間がかかっても、詳しい人に一言聞けば済むことは、意外と多くあります。
それでも、自分で調べたほうが早い気がして、結局遠回りすることがよくありました。
お客さんから見れば、誰がどこを担当しているかは、実はそれほど重要ではありません。
大事なのは、仕事がちゃんと届くことだけかもしれません。
そのクセに気づいたのは、恥ずかしながらつい最近のことです。
自分で作らなくても、「つなぐ」ことで仕事になる
仕事は、自分で全部を作らなくても、信頼できる人へ「つなぐ」ことで成り立つことがあります。
『ひとり代理店』を読みながら、そのことを改めて教わった気がしました。
作る力より先に、渡す判断が要る場面があります。
その判断は、能力の話というより、任せる勇気の話に近いのかもしれません。
何でも自分でできることと、何でも自分でやるべきことは、別の話です。
抱え込むことは、丁寧さに見えて、実は仕事を遅くしていることもあります。
小さな商売で、仕事を一人で抱え込んでしまう場面
整体院の先生が、施術以外の相談にまで答えようとして、時間が足りなくなることがあります。
学習塾の先生も、勉強以外の悩みまで一人で受け止めてしまいがちです。
士業や工務店でも、専門の外側にある相談を、つい自分で抱えてしまう場面は少なくありません。
そんなとき、知っている専門家や、信頼できる人を紹介するだけで、お客さんの困りごとが動き出すことがあります。
誰でもいいわけではなく、これまでの仕事ぶりを見て、任せられると感じた相手であることが前提です。
紹介そのものも、仕事の一部として扱っていい。
そう考えると、自分の役割の輪郭が、少し変わって見えてきます。
仕事を人に任せるには、紹介できる相手が要る
この本の「つなぐ」という仕事が回るには、紹介できる相手を、日ごろから知っている必要があります。
信頼できる専門家との付き合いは、意識してつくっておかないと、いざというときに出てきません。
忙しい日々の中では、そうした関係づくりに時間を割くのも、簡単ではないというのが正直なところです。
目の前の仕事に追われていると、次に誰へ渡せばいいのか、考える余裕そのものがなくなることもあります。
一人で回している商売ほど、人とつながる時間そのものが、後回しになりやすい気もします。
紹介という選択肢そのものが、日々のゆとりの中でしか育たないのかもしれません。
紹介する相手が思い浮かばないとき、僕らは何を頼りに、次の一歩を選べばいいのでしょうか。
「つなぐ」という言葉は、代理店だけの話ではないのかもしれません。
自分の手を離れても、仕事は誰かに届くことがあります。
抱え込む前に、渡せる相手がいるかどうか。
そんな視点を、一度だけ持ち帰ってみてください。
今日は、いつも自分で抱えている仕事の中から、誰かに渡せそうなものを1つだけ思い浮かべてみる。
それだけでも、十分かもしれません。
「ビジネス書から考える小さな商売メモ」を続けて読む
このマガジンでは、ビジネス書をきっかけに、小さな商売やひとり仕事、発信の続け方について考えています。
同じ本でも、引っかかる場所は人それぞれです。誰かの読書メモを通して、自分の仕事やnote運営、サービスづくりを見直すヒントを拾える場所として続けています。
→ 【ビジネス書から考える小さな商売メモ】マガジン
抱え込む前に、もう少し考えておきたいこと
「渡したほうがいい」と分かっても、実際の仕事では迷います。
どの段階で任せるのか。紹介できる相手がいないときは、どうするのか。
本文を読んだあとに残りそうな迷いを、もう少しだけ整理します。
仕事を人に任せるタイミングは、どう判断すればいいですか
自分にできるかどうかだけでなく、自分が担う必要のある仕事かどうかを考えます。
本来の専門から外れていたり、自分が抱えることで仕事全体が遅れていたりするなら、詳しい人へ一言聞くことも選択肢になります。
信頼できる紹介先がいないときは、何から始めればいいですか
いきなりお客さんを紹介するのではなく、まずは周囲の人の仕事ぶりを知るところから始めます。
誰が何を得意としているかを普段から知っておかないと、必要になったときだけ紹介先を探すのは難しいからです。
お客さんを別の専門家へ紹介すると、無責任に見えませんか
誰でもいいから渡すのであれば、不安は残ります。
ただ、これまでの仕事ぶりを見て、任せられると感じた相手へつなぐのであれば、自分だけで相談を抱え続けるよりも、お客さんの困りごとが動き出す場合があります。
自分でやったほうが早い仕事も、人に任せるべきですか
一度だけなら、自分で行うほうが早い仕事もあります。ただ、同じ仕事を何度も抱え、本来の仕事が遅れているなら、早さだけでなく役割分担から見直す必要があります。全部を自分で回す前提を外す考え方は、別の記事でも整理しています。
読んでくれて、ありがとうございます。
綿樽 剛がどんな考え方で発信や記事制作を支援しているかは、こちらにまとめています。
→ 自己紹介・サービス案内
まず自分でnoteを点検してみたい方はこちらです。
→ 【note診断】noteが仕事につながらない人へ|自分で点検できる6つの場所
無料で発信や更新の考え方を受け取りたい方はこちら。
→ 無料メルマガ
【制作について】
この記事は、筆者の読書メモ、構成方針、リサーチ内容をもとに、AIで下書きを作成し、筆者が確認・編集したものです。
文章表現の一部にはAIの補助を使っていますが、どの本を取り上げるか、どのテーマを残すか、どの内容を削るか、公開するかどうかは筆者が判断しています。
本そのものを要約・評価するためではなく、1冊の本をきっかけに、小さな商売の仕事、言葉、判断、言葉にならない考えを整理するための記事として書いています。
記事内にAmazonアソシエイトのリンクを含みます。
#ひとり代理店 #小宮絵美 #読書ノート #小さな商売 #個人事業主 #ひとり社長 #仕事の言葉 #note #綿樽剛 #ネタリエ
