【note診断】MEO対策を頑張っているのに予約につながらない。Googleマップの続きをnoteに書く方法
MEO対策を続けているのに、予約や問い合わせへの手応えを感じられない店舗は、Googleマップの順位だけでなく、見つけてもらった後の情報も確認する必要があります。
Googleマップでは、場所、営業時間、写真、口コミなどは伝えられますが、どんな人が対応するのか、自分の悩みでも相談してよいのか、初回に何をするのかといった来店前の不安までは説明しにくいことがあります。
そこで役立つ可能性があるのがnoteです。新しい集客施策を大量に増やすのではなく、店頭や電話で繰り返し説明していることを一本の記事として残します。今回は、Googleマップで見つけてもらった後に足りない情報と、店の中にある言葉から最初の一本を作る方法を、高瀬さんの相談事例から考えます。
Googleビジネスプロフィールを登録し、営業時間を更新する。
店内の写真を増やし、口コミをお願いし、届いた口コミには返信する。投稿機能を使って、休業日や季節の案内も出す。
ここまで続けている店舗は、何もしていないわけではありません。
それでも予約や問い合わせへの手応えが弱いと、「もっと口コミを増やしたほうがよいのか」「さらに上位を狙わなければいけないのか」と考えやすくなります。
ただ、新しい施策を足す前に、一度見ておきたい場所があります。
Googleマップで店舗を見つけた人が、その後どの情報を読み、どこで判断しているかです。
こんにちは。綿樽 剛です。
ネタリエという屋号で、小さな商売のnote発信サポートをしています。
元小売店経営者で、Webライターとして8年間、記事制作に携わってきました。
プロフィール、固定記事、記事末尾、サービス案内まで含めて、noteを相談前の判断材料になる記事棚として整えることを大切にしています。
綿樽 剛がどんな考え方で発信や記事制作を支援しているかは、こちらにまとめています。
この記事で扱う高瀬さんは、特定の個人やアカウントをそのまま取り上げたものではありません。
日頃の相談やnote診断でよく出てくる悩みをもとに、職種、発信内容、店舗の状況を少しずつ変え、特定されないように再構成した仮名の事例です。
今回は、地方都市で予約制の生活サービス店を一人で営む店舗オーナーのケースとして、一緒に見ていきます。
MEO対策で整えたGoogleビジネスプロフィールは、来店の入口になる
高瀬さんの相談は、こんな言葉から始まりました。
「Googleマップは整えているつもりです。口コミも少しずつ増えています。でも、思ったほど予約につながっている感じがしません」
相談の中で、高瀬さんは「これ以上、どこを直せばよいか分からないんです」と話していました。
僕が最初に確認したのは、できていないことではありません。これまで何を整えてきたかでした。
Googleマップで店名や地域、サービスを検索した人が、場所や営業時間を確かめられる。写真を見て店内の雰囲気を知り、利用した人の口コミも読める。
高瀬さんは、店舗を知ってもらうための作業をすでに積み重ねていました。
予約への手応えが弱いと、これまでの作業まで失敗だったように感じてしまいます。高瀬さんも、順位や口コミを確認するほど、その入口から先で何が起きているのか分からなくなっていました。
そこで、高瀬さんと一緒に、初めて店舗を知った人のつもりで情報をたどってみました。
Googleマップで分かることと、予約前に知りたいことは少し違います
Googleマップでは、場所、営業時間、写真、口コミ、料金の一部、予約方法などを確認できます。
店舗を比較したり、営業しているかを調べたりするには、とても便利です。一方で、一つの疑問について店側がゆっくり説明するには、少し窮屈なところがあります。
高瀬さんの店では、初めて来店した人に、サービスの流れを丁寧に説明していました。
最初に状況を聞くこと。合わないサービスを強く勧めないこと。いきなり継続利用を決める必要はないこと。分からない点は、その場で質問してよいこと。
こうした説明は、電話で問い合わせた人や、来店した人には届いています。
ただし、電話をする前、予約ボタンを押す前の人には、ほとんど見えていませんでした。
初めて利用する人が見ているのは、設備や実績だけではありません。
「自分のような悩みでも相談してよいのか」
「一人で行っても浮かないか」
「初心者でも説明してもらえるか」
「強く勧められないか」
といったことも確かめています。
美容室なら、静かに過ごしたいと伝えてよいのか。整体なら、一度相談するだけでもよいのか。
見積もりを依頼する店なら、話を聞いた後に断ってもよいのか。
店舗側には当たり前の対応でも、利用経験のない人にとっては大切な判断材料になります。
店舗のnoteに書く内容は、よくある質問の中にある
ここで見えてきた高瀬さんの強みは、初めての人の状況を聞きながら、その人に合う選択肢を丁寧に説明していることでした。
サービスの内容だけを伝えるのではなく、迷っている人が判断しやすいように話している。無理に決めさせず、分からないことを聞ける余白も作っています。
ところが、この強みは店舗情報の一覧だけでは見えにくい状態でした。
noteを始めると聞くと、毎週新しいテーマを考え、定期的に記事を更新する仕事を想像するかもしれません。
高瀬さんも、「これ以上、発信の仕事が増えるのは難しいです」と話していました。
そこで、新しいネタを考えるのはいったんやめて、店の中ですでに話していることを確認しました。
たとえば、次の6つです。
1つ目は、来店前に同じ質問を何度も受けていないか。
2つ目は、口コミや短い店舗説明だけでは誤解されそうなことがないか。
3つ目は、初めての人へ毎回説明している流れがないか。
4つ目は、サービスや商品を選ぶ基準を口頭だけで伝えていないか。
5つ目は、店主が仕事で大切にしていることを読める場所があるか。
6つ目は、Googleマップから詳しい説明へ進める場所があるか。
高瀬さんの店では、このうち4つについて、すでに日常的に説明していました。
情報そのものがないわけではありません。電話、接客、問い合わせへの返信など、その場で消えていく形になっていたのです。
よく聞かれる質問、初回来店の流れ、対応できることと難しいこと、サービスを提案するときの基準。こうした材料には、高瀬さんの人柄と仕事の姿勢が含まれていました。
店舗のnoteは、初回来店前のよくある質問から始める
高瀬さんに、最近初めてのお客様から聞かれたことを思い出してもらいました。
そこで出てきたのが、次の質問です。
「初回から継続利用を決めなければいけませんか」
高瀬さんにとっては、何度も答えてきた質問でした。
「最初に状況をお聞きして、必要なサービスをご案内します。ただ、その場で継続を決める必要はありません。分からないことがあれば、説明を聞いてから考えていただいて大丈夫です」
普段は、このように説明しているそうです。
そこで、最初の一本は次のテーマに絞りました。
👉「初回から継続利用を決める必要はありますか?初めての方へお答えします」
記事の中では、質問を最初に置き、短く答えます。その後に、店での基本的な対応、例外や注意点、迷った場合の相談方法を書きます。
サービスをすべて紹介する必要はありません。店舗の歴史や詳しい料金表まで、一つの記事に詰め込む必要もないでしょう。
「これなら、新しくネタを考えなくても書けそうです」
話している途中で、高瀬さんの言葉が少し変わりました。
最初の一本では、来店前の人が抱えている疑問を一つだけ扱います。書き終えたら、記事の末尾から予約方法や問い合わせ先へ案内します。
自分の場合はどうなるか迷う人に向けて、「予約前にご相談ください」と短く添える程度で十分です。
MEO対策とnoteをつなぎ、予約前に読める情報を残す
Googleマップとnoteは、どちらか一方を選ぶものではありません。MEO対策で作った入口に、来店前の疑問へ答える記事を一本つなげば、店を見つけた人が予約を判断するための情報を補えます。
note記事は、書くだけでなく、読んだ後にどこへ進んでもらうかまで決めておく必要があります。記事を書く前に出口を考える方法は、こちらで整理しています。
高瀬さんの場合、Googleマップは店舗を見つけてもらう入口として使います。noteには、初回から継続利用を決める必要があるのかなど、短い店舗情報だけでは伝えにくい疑問への答えを置きます。
Googleビジネスプロフィールのウェブサイト欄や投稿、予約案内、ホームページなど、現在使っている場所から、初めての人向けの記事へ進める形が考えられます。
ただし、Google側の仕様や店舗の運用環境によって、使えるリンクや案内方法は異なります。すべての店舗がnoteを使う必要もありません。
詳しい説明をすでにホームページへ置けている場合や、来店前の説明がほとんど必要ない業態では、別の場所を見直したほうがよいこともあります。
高瀬さんのように、初めての人へ同じ説明を繰り返している店舗では、その説明を読める形に残す余地があります。
MEO対策を頑張ってきた店には、すでに見つけてもらう入口があります。
足りないのは、施策の数ではないかもしれません。
見つけた人が、店を選ぶために読める情報です。
noteを毎日更新する必要はありません。
まずは、何度も聞かれている質問を一つ選び、店の言葉で答えてみる。Googleマップの続きを、一本の記事にしてみるところから始められます。
今日できることは、お客様から直近1か月に聞かれた質問を3つ書き出すことです。
その中から、初めての人が予約前に聞きそうな質問を一つ選んでください。まずは質問と答えだけをメモに残せば大丈夫です。
ここまで読んで、実際に自分の店へ置き換えるときに迷いやすい点もあります。
Googleマップとnoteをつなぐ前に、確認しておきたいことをまとめます。
MEO対策の効果が見えないとき、どれくらい待てばよいですか?
MEO対策の効果が出る時期は、地域、業種、競合、現在の店舗情報によって異なるため、一律には言えません。
ただ、効果を待っている間も、Googleマップを見た人が予約前に読める情報は確認できます。
順位だけを見続けるのではなく、よく聞かれる質問への答えや、初回来店の流れが読める場所があるかを並行して見てください。
MEO対策の効果は、検索順位以外に何を確認しますか?
予約数や問い合わせ数だけでなく、初めての人から繰り返し聞かれる質問も確認します。同じ質問が続く場合は、予約前の判断材料が十分に伝わっていない可能性があります。来店前の人がどこで不安を感じるのかは、別の記事でも整理しています。
ホームページがある店舗でも、noteを使う意味はありますか?
ホームページに初回の流れやよくある質問を十分に置けている場合は、無理にnoteを増やす必要はありません。一方で、店主の考え方や仕事の進め方など、短いサービス説明では伝えにくい内容を補う場所としては使えます。既存の集客経路とnoteの役割分担は、土地家屋調査士の例でも整理しています。
来店前の質問が多い場合、どれから記事にすればよいですか?
まずは、直近1か月で何度も聞かれた質問を選びます。その中でも、答えが分からないことで予約をためらいそうな質問を優先してください。質問を継続して集め、記事の材料として残す方法は「質問台帳」の記事で整理しています。
店舗によって、必要な説明も案内できる場所も異なります。
まずは、すでに何度も話していることを一つ見つけ、自分の店ではどこに置くと読んでもらいやすいかを考えてみてください。
noteを書いているのに、仕事や相談につながる流れが見えない方へ向けて、自分で確認できる無料の点検記事を用意しています。
プロフィール、固定記事、記事末尾など、読者が止まりやすい6つの場所を順番に確認できます。何から見直すか迷っているときや、次に書く記事を考える手がかりとして使ってください。
有料サービスへ申し込む前に、まず自分で今のnoteを確かめたい方にも向いています。
→ 【note診断】noteが仕事につながらない人へ|自分で点検できる6つの場所
無料点検記事を使ってみたものの、自分だけでは優先順位を決めにくい場合は、個別診断の「note発信ドック」も用意しています。
現在のnoteを6つの場所から確認し、すでにある強み、読者が止まりやすい場所、最初に直す1か所、今回は触らなくてよい場所、次に書く1本を整理します。
記事を増やす前に、今あるnoteをどこから整えるか確認したい方は、自己紹介・サービス案内をご覧ください。
【制作について】
この記事は、綿樽 剛の構成、メモ、リサーチ内容をもとに、AIを下書きや整理の補助として使用し、最終的に本人が確認・編集しています。
記事のテーマ、切り口、残す内容、削る内容、公開判断は綿樽 剛が行っています。
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