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USB充電器を5台から1台へ。UGREEN 45W・5ポート充電器が片づける「充電待ち」の悩み

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、モバイルバッテリー。

身の回りの機器が増えるたび、充電ケーブルとACアダプターも増えていませんか。

「USB-Cポートが足りない」

「家族の充電器でコンセントが埋まっている」

「旅行のたびに何個も充電器を持っていくのが面倒」

そんな悩みを解決する候補が、UGREEN 45W USB-C×4+USB-A×1 急速充電器です。

USB-Cを4ポート、USB-Aを1ポート搭載し、最大5台の機器を一つのコンセントから充電できます。最大の魅力は、圧倒的な高出力ではありません。スマートフォンや小型ガジェットをまとめて充電し、「どの機器から先に充電するか」を考える回数を減らせることです。

この記事では、UGREEN 45W・5ポート充電器の特徴、対応規格、出力の考え方、具体的な活用方法、購入前に知っておきたいデメリットまで詳しく解説します。


UGREEN 45W・5ポート充電器の特徴

この製品は、USB-Cポートを4つ、USB-Aポートを1つ備えたGaNⅡ採用の急速充電器です。

主な特徴は次のとおりです。


特に注目したいのは、USB-Cが4ポートあることです。

最近はスマートフォンだけでなく、イヤホン、ゲームコントローラー、録音機器、ライト、小型扇風機などもUSB-C充電へ移行しています。

従来型の充電器はUSB-Cが1~2ポートしかないものも多く、ケーブルは用意できても差し込む場所が足りません。この製品なら、新旧の機器をUSB-CとUSB-Aの両方でまとめて充電できます。

GaNⅡとは何か

GaNは「窒化ガリウム」と呼ばれる半導体材料です。

従来のシリコンを使った充電器と比べ、高い電力変換効率を実現しやすく、発熱や本体サイズを抑えながら高出力化できることが特徴です。

「GaNⅡ」は、UGREENが採用するGaN技術の世代表記です。

難しく考える必要はありません。5ポートを備えながら、約40×41×49mmというコンパクトな本体へ収められている理由の一つがGaN技術だと理解すれば十分です。UGREEN公式楽天市場店の商品情報

45Wでも5台同時に急速充電できるのか

購入前に必ず理解しておきたいのが、「最大45W」と「5ポート」の関係です。

この製品の最大出力は45Wです。5つのポートを同時に使っても、それぞれから45Wが出るわけではありません。

最大45Wを、接続した機器へ分配します。

1台だけなら最大45W

指定された高出力USB-Cポートを単独で使う場合は、最大45Wで充電できます。

そのため、USB PDに対応したスマートフォンやタブレット、一部の軽量ノートパソコンなどを比較的速く充電できます。

ただし、機器が45W充電に対応していなければ、充電器側が45Wに対応していても45Wでは充電されません。実際の速度は、接続する機器、ポート、充電規格、バッテリー残量、温度、ケーブルなどによって変わります。

5台接続時は出力が分かれる

5ポートをすべて使う場合、レビューでは高出力側のUSB-Cポートが20W、残りの4ポートが各5Wになる配分例が紹介されています。GIZMODO JAPANによる使用レビュー

この配分であれば、スマートフォン1台を比較的速く充電しながら、イヤホン、スマートウォッチ、ゲームコントローラー、モバイルバッテリーなどをゆっくり充電する使い方に向いています。

反対に、5台すべてを最高速度で急速充電したい人には向きません。

この製品は「5台を同時に最速で充電する機械」ではなく、「小型機器を充電待ちにせず、一晩でまとめて整える機械」と考えると、役割が分かりやすくなります。

PD3.0・PPS・QC3.0は何が違うのか

商品名には複数の急速充電規格が並んでいます。

これらは、充電器と端末が「どの電圧と電流で充電するか」を決めるための仕組みです。

PD3.0

USB Power Deliveryは、USB-Cで広く使われている給電規格です。

iPhone、iPad、Pixel、ノートパソコンなど、多くの機器が対応しています。充電器と端末が通信し、端末に適した電力を供給します。

PPS

PPSは「Programmable Power Supply」の略です。

電圧と電流を細かく調整しながら充電できる仕組みで、対応するGalaxyなどの急速充電に利用されます。

ただし、充電器がPPSに対応しているだけでは不十分です。端末とUSB-Cケーブルも対応条件を満たす必要があります。

QC3.0

QCはQualcommのQuick Charge規格です。

主にAndroid端末や周辺機器で利用されてきました。USB-A接続の機器を含め、手持ちの旧型ガジェットを活用したい人にとって便利な規格です。

SCPやAFC

SCPはHuawei系、AFCはSamsung系の充電規格です。

このように複数の規格へ対応することで、iPhoneだけ、Androidだけに利用機器を限定せず、家庭内のさまざまな端末を充電しやすくしています。

商品ページではiPhone、Galaxy、Pixel、iPadなどへの対応が案内されていますが、「対応」と「各端末の最高速度で充電できる」は同じ意味ではありません。

iPhone 17 Pro Max、Galaxy S26/S25 Ultra、Pixel 10などで利用する場合も、端末側の仕様と必要なケーブルを確認してください。

毎日の使い方を具体的に考える

この製品の価値は、スペック表よりも使い方を想像すると分かりやすくなります。

就寝前の一括充電

例えば、次の5台を接続します。

  • USB-C 1:スマートフォン

  • USB-C 2:ワイヤレスイヤホン

  • USB-C 3:スマートウォッチ

  • USB-C 4:モバイルバッテリー

  • USB-A:旧型ケーブルを使う小型機器

すぐ使いたいスマートフォンを高出力側へ接続し、時間をかけても困らない機器を低出力側へ回します。

就寝中に充電するなら、小型機器が最高速度でなくても大きな不便はありません。朝までに必要な機器をまとめて充電できれば、日中の充電切れを減らせます。

家族で共有する

家族全員が別々の充電器を使うと、コンセントや電源タップが埋まりやすくなります。

5ポート充電器を共有スペースへ置き、各自のケーブルを差しておけば、充電場所を一つにまとめられます。

ただし、スマートフォンを複数台同時に急速充電したい場合は、45Wでは電力が足りなくなる可能性があります。夜間にゆっくり充電する家庭向きの使い方です。

デスク上の常設電源

テレワークでは、イヤホン、マウス、キーボード、録音機器、スマートフォンなど、低~中出力のUSB機器が増えます。

これらを一つの充電器へ集約すれば、ACアダプターの数を減らしやすくなります。ケーブルごとに用途を決め、ラベルを付けると管理しやすいでしょう。

出張や旅行

本体は約40×41×49mmとコンパクトです。

充電器を一つにまとめれば、ホテルの限られたコンセントでも複数の機器を充電できます。家族旅行で人数分のスマートフォンやイヤホンを充電したいときにも便利です。

一方、プラグは折りたたみ式ではないというレビューがあります。バッグの中で金属部分がほかの物へ当たるため、小さなポーチへ入れて持ち運ぶと安心です。


プロの視点と等身大の視点で評価

プロの視点では「出力よりポート数を優先した設計」

充電器を比較するとき、最大出力だけを見てしまいがちです。

しかし、この製品は45Wで5ポートという構成です。1ポートあたりの高速性より、複数の小型機器を一つへ集約することを重視しています。

プロの視点では、これは明確な割り切りです。

ノートパソコンとタブレットを同時に急速充電する設計ではなく、スマートフォンを中心に、イヤホンや時計などの低出力機器を多数つなぐ設計と考えられます。

Power Dispenserと呼ばれる電力配分機能により、接続機器に応じて出力を調整します。機器を追加したり外したりして配分が切り替わる際、一瞬給電が止まることがありますが、メーカーは正常な動作として案内しています。

この一時停止が困る機器、例えば常時給電が必要な装置の電源として使う場合には注意が必要です。

等身大の視点では「順番待ちがなくなる」のが大きい

実際の暮らしで面倒なのは、数分の充電速度差よりも、ポート不足でケーブルを差し替えることかもしれません。

イヤホンを充電するためにスマートフォンを抜き、次に時計を充電するためイヤホンを抜く。その作業を毎日繰り返せば、充電忘れも起こりやすくなります。

5台を同時に接続できれば、充電の順番を管理する必要が減ります。

第三者レビューでも、小型ガジェットを多数持つ人に向くことや、「充電器の数より、充電について考える回数が減る」点が評価されています。J-CASTトレンド掲載レビュー

デメリットと上位モデルとの比較

UGREEN 45W・5ポート充電器には、購入前に知っておきたい弱点があります。

5ポートすべてが45Wではない

最大45Wは充電器全体の上限です。

接続台数が増えるほど各ポートの出力は下がります。「5台すべてを急速充電できる」と思って購入すると、期待とのずれが生じます。

ノートパソコン中心の環境には力不足

45Wで充電できる軽量ノートパソコンもありますが、複数機器を接続するとパソコンへ割り当てられる電力が下がります。

MacBook Pro、高性能Windowsノート、USB-C給電の大型モニターなどを使うなら、65W、100W、160Wクラスの充電器を検討したほうがよいでしょう。

プラグが折りたためない

直挿しプラグが出たままになるため、持ち運びでは少しかさばります。

旅行用として使うなら、充電器とケーブルをまとめる専用ポーチがあると便利です。

ポート周辺が混み合う

5ポートがコンパクトな面へ集約されているため、太いコネクターやケーブルを使うと抜き差ししにくくなる可能性があります。

据え置きで常時ケーブルを接続する用途には向きますが、頻繁に差し替える人は使い勝手を確認したほうがよいでしょう。

45W・65W・100Wモデルの選び方


高出力モデルが常に優れているわけではありません。

自分が充電する機器の必要電力を合計し、45W以内に収まりそうなら、この製品のコンパクトさとポート数が生きてきます。

購入前に確認したいチェックリスト

購入を決める前に、次の項目を確認してください。

  • 充電したい機器は何台あるか

  • そのうち急速充電が必要なのは何台か

  • ノートパソコンは何Wの充電を必要とするか

  • 5台同時使用時に低速充電でも問題ないか

  • USB-Cケーブルは必要な電力や規格に対応しているか

  • プラグが折りたためなくても問題ないか

  • 正規販売店の商品で、PSE表示と保証内容を確認できるか

価格、付属品、型番、保証条件は販売先や購入時期によって変わる可能性があります。注文前には、販売ページの仕様欄と選択中のモデルが「USB-C×4+USB-A×1」であることを確認してください。

同じ販売ページ内で3ポート版と5ポート版を選ぶ形式の場合、誤って別モデルを注文しないよう注意が必要です。

まとめ:高速性より「同時に挿せる安心」を選ぶ充電器

UGREEN 45W USB-C×4+USB-A×1 急速充電器は、スマートフォンと複数の小型ガジェットを一括して充電したい人に向く製品です。

USB-Cを4ポート備え、PD3.0、PPS、QC3.0、SCPなど複数の充電規格に対応しています。GaNⅡ採用のコンパクトな本体へ5ポートを集約し、デスク、寝室、旅行先の充電環境をシンプルにできます。

一方、最大45Wは全体の上限です。5台すべてを同時に高速充電できるわけではなく、高出力ノートパソコンを中心に使う人には65W以上のモデルが適しています。

この充電器の本当の価値は、「数分でも速く充電すること」ではありません。

使い終わった機器を空いているポートへ接続し、充電の順番待ちや差し替えを減らせることです。

毎晩充電するUSB機器を机の上へ並べ、その台数と必要電力を確認してみてください。小型機器が多く、合計45Wで足りるなら、UGREENの5ポート充電器は、散らかった充電環境を一台で整える有力な選択肢になるでしょう。

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