見出し画像

「ゆっくり休めば治る」は本当なのか──長期休職が抱える意外なリスク

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

今回取り上げるのはこの記事を読んだことと、たまたま読んでいる本がリンクしていたからです。

この記事を読んで、少し考えさせられました。

「休むことは大切」

これは間違いありません。

しかし今回のWedgeの記事は、その先にある見落とされがちな問題を指摘しています。


メンタル不調になったとき、多くの人はこう考えます。

「まずは休もう」

もちろん、それは大切な判断です。

無理を続けてしまえば、さらに状態が悪化する可能性があります。

しかし、今回Wedge ONLINEで公開された記事を読んで、私はあることを強く考えさせられました。

それは、

「休むこと」と
「休み続けること」は
同じではない

ということです。


日本はメンタル療養が長期化しやすい

記事によれば、日本はメンタル不調による休職期間が諸外国と比べても長い傾向があるそうです。さらに海外の研究では、休職期間が長くなるほど復職が難しくなることが示されています。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

ドイツの研究では、療養期間が100日を超えると職場復帰の可能性が低下する傾向が確認されたと紹介されています。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

つまり、

「十分休んでから戻ろう」

と思っていたはずが、

気づけば

「戻ること自体が怖くなる」

状態に変わってしまうことがあるのです。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

人は「何もしない期間」が長くなるほど自信を失う

これはメンタル不調だけの話ではないかもしれません。

例えば運動です。

1週間休むだけなら再開できます。

しかし半年何もしないと、

走り方すら忘れたような感覚になります。

勉強も同じです。

手話学習も同じです。

しばらく離れると、

「前はできたのに」

という感覚に苦しみます。

人間は不思議なもので、

能力そのものだけではなく、

「できると思える感覚」

を失っていくのです。

記事でも、自宅療養が長期化すると自己効力感が低下し、社会的役割とのつながりが弱くなることが指摘されています。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

手話学習にも似ている

私は手話学習者や手話通訳士試験受験者を数多く見てきました。

その中で感じるのは、

完璧を待つ人ほど動けなくなる

ということです。

「もっと勉強してから」

「もっと理解してから」

「自信がついてから」

そう考えているうちに、現場から遠ざかってしまうことがあります。

もちろん準備は必要です。

しかし成長は、

実際に動きながら起きることの方が多い。

休職からの復帰も、どこか似ている気がします。

回復とは「何もしないこと」ではない

記事では、海外では働く能力を失わせないような支援が重視されていることが紹介されています。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

これはとても重要な視点だと思いました。

私たちは回復というと、

完全に元気になること

を想像しがちです。

しかし現実には、

少しずつ人との接点を取り戻す

少しずつ生活リズムを整える

少しずつ社会とのつながりを回復する

そうした過程こそが回復なのかもしれません。

精神科医とカウンセラー

あなたは、精神科、心療内科、つまりお医者さんは何をしてくれる人だと思っていますか?

自分のつらさをきちんと聞いてくれて、アドバイスをしてくれる人。
つまりカウンセリングをしてくれる人でしょうか?

いま読んでいるこの本。知らないことが多くてびっくりしているところです。

詳しくはこの本を読んでいただくとして、
お医者さんは、主に薬を処方してくれる人。
カウンセラーは話をきいてくれたり、アドバイスしてくれる人。
そのような役割だと理解しました。

お医者さんは医師。
カウンセラーは心理士等。
どちらが上とかではなく、役割が違うということ。

自分のためにも、自分の大切な人たちのためにも、一度、この本を読んでみてはいかがでしょうか。
いざという時の選択肢が広がると思います。

おわりに

この記事を読んで感じたのは、

「休むな」

という話ではないということです。

むしろ逆です。

必要なときにはしっかり休む。

でも、

休むことだけが回復ではない。

人とのつながり。

役割。

小さな達成感。

社会との接点。

そうしたものを少しずつ取り戻していくことも大切なのだと思います。

もし今、

立ち止まっている人がいたら、

いきなり走り出さなくて大丈夫です。

ただ、

今日できる小さな一歩だけは失わないでほしい。

そんなことを考えさせられる記事でした。

参考記事:
Wedge ONLINE 元記事

記事では、長期化したメンタル療養が復職や就労継続を難しくする可能性や、海外での復職支援の考え方について紹介されています。(Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン))

この本もお勧めします。

#メンタルヘルス #働き方 #休職 #復職 #キャリア #自己効力感 #生き方 #人生 #学び #成長 #習慣 #継続 #社会復帰 #仕事術   
#人生設計 #シニアライフ #ニュース解説 #社会問題 #横山熊太郎  
#note記事  


いいなと思ったら応援しよう!

熊太郎【研修講師】 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!