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1-5.VUCAはA→C→U→Vの順で対処する

※前回のページ


はじめに

主体性のパラダイムを変えやすくするために、
VUCAへの対応方法を説明したいと思います。

まずはVUCAの説明から。

VUCA解説

VUCAとは予測が困難な状況を表す言葉で、
以下の4つの英語の頭文字を合わせたものです。
Volatility(変動性)
 変化の速度が速く、
 予測が難しい状態
Uncertainty(不確実性)
 将来の出来事が予測できず、
 何が起こるか分からない状態
Complexity(複雑性)
 物事が多くの要素で構成され、
 相互に関連し合っている状態
Ambiguity(曖昧性)
 物事の原因や結果が不明確で、
 判断が難しい状態

4つも要素があって、
全部対応するのは大変だ、
と思いますよね。

こちらは
考えることで
難易度が下がります。

実はこの言葉、
課題(顕在化している問題)

リスク(将来発生する可能性のある問題)
を混同している言葉です。

だからこの塊ではわからないし、
まぜこぜにすることで
余計にVUCAが加速します。

こういう時は適切に分割して、
それぞれ対処策を考える、
が必要となります。

なお、
課題とは
顕在化済みの、
自分たちが取り組むべき問題であり、
自分たちでコントロール可能なものです。
課題は優先度をつけて対応します。

リスクとは
未発生である
潜在的な外的要因であり、
自分たちでコントロール不可能なものです。
備える必要はありますが、
すべてに対処することは不可能です。

まず対処すべきは「曖昧性」である

曖昧性は内部で対処可能です。

自分があいまいなことを
言わないようにすることは当然
自分一人で対処可能です。

  • 誰かが言ったあいまいな言葉は、
    自分が気づければ

    • 言った人に問い合わせることが可能です。

    • 問い合わせても答えないのであれば、
      「それではこちらは仕事を
       引き受けられない」と表明し、
      相手が対処すべき問題だ、
      と認知させる
      ことが可能です。

言葉の指し示す範囲を特定して、
さらには関係者間で
共通認識化する」ことができれば
後の複雑性、変動性、不確実性への対処が
ずいぶん楽になってきます。

曖昧性と複雑性への対処

顕在化している問題である
曖昧性と複雑性への
共通の対処策は
言葉の指し示す意味を「考える」こと、
そして「確認する」ことです。
5-1.課題(A,C)への対処でまとめています。

不確実性と変動性への対処

顕在化していない
不確実性と変動性への対応は
リスクマネジメント」の実施と
フィードバックループ」を回すことです。
5-2.リスク(U,V)への対処でまとめています。

まとめ

曖昧性と複雑性への対処、
そして
不確実性と変動性への対処
を読んでいただいたら、

今度は自分の中の価値、責任の曖昧性や複雑さ
に取り組んでいただきたいと思います。
次はいよいよ主体性を取り戻す「実践」です。


参考理論・図書


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