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夫の帰宅時間vsこどもの寝かしつけ時間

このふたつが被ると、もう何も言えない。


もちろん、夫には早く帰ってきてほしい。
ごはんも帰ってきたらすぐ食べてほしいし
こどもと過ごす時間も大切だ。

だから、夫の帰宅が遅いことに不満があるわけではない。ただ。

寝かしつけの時間だけは、話が別だ。

1日を通して、私はひそかに計画を立てている。

今日はお昼寝をしていない。
ということは、いつもより少し早く眠くなるはず。
お風呂はこのくらい。
ごはんを食べて、
少し遊んで、
この時間には寝室へ。


今日はうまくいくかもしれない。

そんなふうに、母は心の中で段取りを組んでいる。

そして、寝室へ。

部屋を少し暗くして、一緒にごろごろする。


そろそろかな。


あくび、出るかな。

眠そう。

……と思った、その瞬間。

「ただいまー」


ガチャ。

ドアの音。

こども、復活。

さっきまで眠そうだった目が、急にキラキラしている。


「おとぅ!」


夫も、こどもが起きていたら嬉しい。

そりゃそうだ。

仕事から帰ってきて、まだ起きている我が子がいたら、少しくらい遊びたくなる。


「まだ起きてたのかー」


遊びが始まる。

私は、白目になる。

夫は悪くない。

こどもも悪くない。

ただ、母は白目。

そして、いったん目が覚めたこどもは、
そう簡単には布団に戻ってこない。


さっきまでの眠気はどこへ行ったのか。

おとぅと遊んで、
テンションが上がって、
もう一度寝かしつけ。

母、再戦。

もちろん夫には、

「遊ばないで」とは言えない。

言いたくもない。

早く帰ってきてくれるのは嬉しい。

こどもがおとぅと楽しそうにしているのも嬉しい。

ただ、

今じゃない。

本当に、今じゃない。

この絶妙なタイミングだけは、
どうにかならないものかと思う。

夫の帰宅時間。

こどもの寝かしつけ時間。


どちらも大切なのに、たまに見事なまでにぶつかる。


そして私は今日も、


「眠い……」


と心の中でつぶやきながら、
もう一度こどもを寝かしつける。


誰も悪くない。

ただ、

母が眠い。




他にもこんなのありますよ


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