「お父さんがいる休日」が、いちばん孤独だった
「土日もワンオペ」の正体
平日のワンオペは、まだいい。
「今日は私が一人で回す日」と、最初から覚悟が決まっているからだ。
朝から晩まで、子どものことも、食事も、家事も、全部ひとり。
大変だけれど、ある意味では分かりやすい。
でも、土日は違う。
リビングの向こうの別室には、夫がいる。
子どもだって、お父さんが嫌いなわけじゃない。
それなのに、朝。
「あっち!」
「ばいばい!」
子どもの何気ない一言をきっかけに、夫がスッとパソコン部屋へ消えていく。
その瞬間、
「家に誰かいるのに、私はひとり」
という、なんともいえない状態が完成する。
これが、土日ワンオペのしんどさなのかもしれない。
子どもは、ただそのときの気分で「あっち」と言っているだけ。
夫も、たぶん傷ついている。
私だって、夫を追い出したいわけじゃない。
むしろ、
「ねえ、少しリビングに戻ってきてよ」
と言いたい。
でも、もし戻ってきたところで、また子どもが「あっち!」と言ったらどうしよう。
夫だって気まずいだろう。
そう考えているうちに、結局なにも言えなくなる。
誰も悪くない。
誰も悪者にしたくない。
だからこそ、行き場のないイライラだけが残る。
「お父さんがいる休日」なら、少しは楽になるはず。
一緒に子どもを見て、ちょっと交代して、ひと息つけるはず。
そんな、世間一般の「家族の休日」をどこかで期待している自分がいる。
でも現実には、夫は家にいる。
いるのに、育児を頼める状態ではない。
その「いるのに頼れない」という状況が、かえって孤独を強くする。
平日のワンオペなら、
「今日は私がやるしかない」
で終わる。
でも土日は、
「夫がいるのに、私が全部やっている」
という気持ちになってしまう。
たぶん、これが私にとっての「土日もワンオペ」の正体なのだと思う。
他にも
