【本編要約】勇者が二人産まれたら #34~#37

閲覧いただきありがとうございます。
みそすーぱーです。

本記事では、自作の小説「勇者が二人産まれたら(小説家になろう/カクヨム)」の#34〜#37を要約したあらすじを掲載いたします。

「このあらすじを読めば、次の話の本編から問題なく合流できる」という水準を目指して情報を詰め込みつつ、文字数を1/3以下に圧縮しています。

お時間をいただき本編をお読みいただくかをご判断いただくお試し版として、あるいは本編の復習としてご活用いただければ幸いです。

なんなら、あらすじだけでも話は追えるので、コチラだけお読みいただくのも歓迎します。

本記事公開時点で本編・あらすじ、共に#67まで公開しています。
#38以降のあらすじも随時、以下のマガジンに追加していきますので、よろしければそちらもご確認ください。

温かいご感想は活力に、厳しいご意見は学びとさせていただきますので、忌憚なくお気軽にお寄せくださいますと幸いです。

以下、«»内の文字は、要約版の他エピソードへのリンクとなっています。


【#34 お姫様の独壇場】

 ≪“三人がティサン人”と断定(#33)≫ し、根拠を尋ねられたレピは“特有の鋼や薬品の臭い”を挙げ、また“あの少女”に対してはその臭いの強さから、常に鋼に囲まれて生活していると推測。
 女性陣、特にシェリルから“自身に想いを寄せた女性を臭い表現したこと”を糾弾され、倍ほど違うと見られる年齢を理由に躱そうとするも“軽んじている”とみなされてしまい、謝罪に追い込まれた。

 一人だけ別角度の“少女の臭いを嗅いだ”という点からからかっていたリエネは、満足したか真面目な表情に戻ると、カロニアを追っていた男たちについて検討し始める。
 彼らの“娘を探している”という言葉をリリニシアは嘘だと言い切り、理由として“ティサン人にも親心が共通するなら”と仮定した上で、“幼い娘を探すのに、自分の提案を断る理由がない”ことを挙げた。

 また現在、“他国から入国を制限していない為、ティサン人がいること自体は問題ない”にも関わらず、嘘をついた理由をスウォルに問われ、“後ろめたい事情で国に存在を知られたくない”と推理しレピの賛同を得たものの、続けてレピに“後ろめたい事情”を問われるも答えられず、それを考察することを城に到着するまでの宿題とされた。

 リリニシアが唸り続ける道中、シェリルは“レピのカロニアへの態度”、特に一度も名を呼ばず、“あの少女”を通すことに違和感と不快感を覚え、以降のレピの言動への注視を決意する。

 やがて城に到着するとリリニシアは降参を宣言しレピに答えを求めるも、返答は“分からない”。
 憤慨するリリニシアに、レピは“何が分からないかを正しく認識すること”“その答えを無理矢理決め付け、分かった気にならないこと”が重要であり、それを考えることは無駄ではない、と説く。

 廃村を調査した際の言動との一貫性を認めリリニシアは納得しつつ、それはそれとしてキレて強烈なビンタを叩き込む。
 “図に乗りすぎた”と笑いながら先を行く仲間たちの背を見つめながら、頬の痛みに“リリニシアに武術の才能がない”という評価に疑問を持ちながら、後に続いた。

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【#35 勇者一行、王と再会】

 勢いよく扉を開け放ったリリニシアを皮切りに、シェリルとスウォルを迎え入れ、見知らぬレピと、特にハリソノイア人であるリエネを、王は注意深く見定める。
 対するリエネは、新たに大王の座についたユミーナの名を伝えながら、王の視線に怯むことなく、堂々と佇む。

 旅での出来事を報告しようとリリニシアが一歩前に出ると、王は ≪“あくまでシェリルとスウォルの任務”(#2)≫ として引くように命じ、リリニシアは渋々ながらも従う。

 王に促され、リリニシアが素直に引いたことに驚きながら、シェリルが“ユミーナ自身は賛同したものの、≪国民を納得させる為に魔物の討伐を依頼されたこと”、ユミーナが“平和と外交を重んじるよう、ハリソノイアを変えようとしている”こと(#12)≫ を報告すると、王は驚き、目を剥いた。

 王はユミーナを評価し、対比させてハリソノイア人に対する差別的な言葉を口にしかけるもリエネの存在に思い留まり詫びるが、リエネは“ユミーナ自身が他のハリソノイア人を侮蔑している”ことを伝え、王を困惑させる。

 続けてリエネが、ユミーナからの伝言として“一行の多忙を鑑み、話は詰めていない。追って使者を使わせる”旨を王に伝えると、王はそれを“主導権を渡せ”という示唆だと解釈した。

 しかしリエネは、あくまで私見としつつ、“ユミーナが単純な人間”であることを理由にそれを否定。
 それを受け王はシェリル、スウォル、リリニシアにユミーナの印象を問うも概ね同意見であり、裏で謀略を巡らせている可能性自体は捨てず、三人の言葉を受け止めた。

 次いでシェリルが、レピの助力を得られたことを理由に、次の目的地をマキューロに定めたことを伝えると、王はそれを了承しつつ、リリニシアに弱々しく“また旅立つのか”と尋ねる。

 リリニシア本人も、シェリルとスウォルからも同行を望んでいることを確認すると、やむを得ず承諾。
 次なる旅への出発を命じようとするもリリニシアに“いくつか質問がある”と遮られ、彼女に促されたレピから、“禁じられた魔法”について問われた。

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【#36 王の告白】

 “禁じられた魔法”についてレピに問われた王は“分からない”と答えるも、 ≪“勇者ルベスが作った”ことを掴んでいる(#20)≫ と聞かされ、一瞬、目を見開いた。
 しかし答えは変わらず、レピは謝辞を述べ頭を垂れながらも王を睨みつける。

 リリニシアが何かを言いかけるも、レピの後ろ姿を見て言葉を飲み込む。
 不審がった王に“次は自分の番”と話を変え、≪15年前と伝えられていたハリソノイアとの国境の村が滅んだ時期(#27)≫ について切り出し、正しい時期である16年前が“既に王位についていた”時期にも関わらず、そんな直近の出来事が、次期王位継承者である自分に正しく伝わっていないこと責め立てる。

 その剣幕を、“国を思うが故”と解釈したリエネが感心し、レピが“個人的な感情が含まれている”と示唆する一方、王は改善を約束し、やっとの思いで矛を納めさせると、彼女の態度に“思い出す”と漏らしながら、一行に他の用件の有無を問う。

 それがないことを確認した王は、発とうとする一行に、“すぐマキューロに向かうのか”と尋ねた。
 スウォルが“ ≪師・グラウム(#3)≫ と ≪父・クーヤイ(#4)≫ に会う”と答えると、王は“伝えておかねばならない話がある”と、重々しく語り始める。

 曰く、“一行が出発してから、クーヤイが姿を消した”
 定期的に様子を見に兵を遣わせているものの、戻っている様子は見られないという。

 動揺するシェリルとスウォルに、王は推測として“二人を追ってハリソノイアに向かった可能性”を語り、その根拠として、長年仕えながら数える程しか異を唱えなかったクーヤイが“命令を取り消せ”と直談判に来たことを明かすと、リリニシアは出立直前、強い抵抗を示したクーヤイを思い出す。

 王は旅を命じた立場だが止めたいクーヤイの気持ちは分かる、としながらも使命を理由に、クーヤイの捜索は国に任せ、任務を全うしろ、と、探しに行こうと言う二人を制する。
 二人がやむなく了承し父の捜索を託すと、王は力強くそれに応じ、一行を送り出した。

 城を出ると、スウォルはリリニシアに対し、“父の小屋の様子を見たい”と、先にレピとリエネをグラウムの元に案内するよう依頼した。
 それを受け、“自分たちを置いて探しに行ったりするな”と約束させ、シェリルとスウォルを送り出す。

 その背中を見ながら予定が狂ったことを詫びるリリニシアに、レピは“二人と別れるのは好都合”だと語った。

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【#37 三人の密談】

 "好都合"という言葉の真意を問われ、レピは"今の二人には聞かせたくない"、"城で話す内容ではない"と移動を提案すると、リリニシアはリエネとレピを連れ、人気のない場所へと案内する。

 シェリルとスウォルは、父を案じながらも"陛下が探してくれる、信じるしかない"と言葉を交わしながら、クーヤイの小屋へと走った。

 一方、場所を変え、レピが"王を信用できない"と切り出すとリリニシアは頷き、"何故止めたのか"と、謁見の場で喋ろうとした自分を制した理由を問う。
 "追及しても益はなく、心証を損ねる"とレピが答える一方、状況が掴めていないリエネに対し、リリニシアは"魔術ではなく魔法であることに驚かないのか"を尋ねるつもりだったことを明かした。

 レピは «"初めて聴く者は反応する"(#7)» と続け、反応しなかった王の"聴いたことがない"を嘘だと断定し、"他国人だが信用を買えば聞けるかも"と、次回以降に望みを繋ぐことを選択した。

 祖父に嘘をつかれたモヤモヤ感が"個人的な感情"だと言い当て、以上が王を信用できない理由の一つ目だと語り、二つ目に"村が滅んだ時期への追及に対する反応"を挙げる。
 リリニシアとリエネも"他人事ではないのに反応が薄い"と同意すると、レピは"驚きも反論もせず、話を終わらせることに終止していた"と、その違和感を言語化した。

 続けて三つ目として、クーヤイの失踪という重大な話について"思い出した"と語り始めたことを挙げ、"言わずに送り出そうとしたのは忘れていたから、という言い訳作り"であり、これも嘘だと推測し、リエネも強く頷いた。
 この三つ目が"二人に聞かせたくない話"であり、今伝えるべきではないとの見解を共有した。

 王が嘘をつく理由をリリニシアに問われるも"分からない"と答えると、リリニシアは"分からない事を正しく認識する"、"答えを決めつけて分かった気にならない"とレピの言葉を引用し、"王は信用できない"をひとまずの結論とした。

 レピが"あくまで推測"と話を纏めると、彼と神槍との対面を心待ちにするリエネを連れ、リリニシアは再び移動を開始した。

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【次回へ】

#38以降の要約あらすじは↓

もし興味をお持ちいただけたようであれば#38から、あるいは気になったお話から本編にお進みいただければ幸いです。

#38を「小説家になろう」で読む

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【最後に宣伝とか】

この記事自体が本編の宣伝みたいなモノなんですが、改めて。

勇者が二人産まれたら(小説家になろう)

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