本を積むことの有意義性【読書ログ】
興味のある本を買うのが好き。読めるか、読み終わるかは後の自分次第…という感覚を持っている。
そんなことだから積読になる率は高く、しかし好きな本がたくさんある空間は心地よいので、それはそれでいいと思う。
積ん読を肯定するために読んでみた本。

紙が厚めで写真がきれいな本。雑誌のようなレイアウト。
著名人12人のインタビュー集。
という内容なので、読み応えはそこまで期待していなかったのですが、読了後に角折(気になった箇所→読書メモ)が多いことに気づく。
読書メモ
<積読っていうのは、「読まない本を買ってる」んじゃなくて「自分のための図書館を建ててる」んですよね>という。一時的に滞在している本で自分専用の図書館を作っていると思えば、急いで読まなくてもいいんじゃないかなって。
この考え方すごく好き。本を買う=読み切るというルールに勝手に縛られていたな、と気づきますね。
そして自分の図書館を建てるっていうイメージ、夢がある〜。
書店で本を買うかどうかを決めるときに、最初じゃなくて適当なページを開いて読むんですよ。作家は冒頭に力を入れているから、そこだけ面白くても全体はわからない。作家が油断しがちな途中のページを読んで引き込まれるなら、他の部分も面白い確率が高いです。
確かに。中だるみの本ってありますよね。良き情報。
積むことって、本にかぎらなくて。僕はレコードをジャケ買いして聞かないこともあったし、ゲームもパッケージ買いしてプレイしていないものがいくつもあります。
わかりみがすごい。私もこの傾向がある。
所有することで満足しちゃうんですよね〜不思議。
どんな本だったか説明してくださいと尋ねられて、一度目を通したくらいだと、言葉につまってしまうことはよくあるわけです。その状態で読み終えたと言えるのか。買って積んである状態と大差ないと私は思います。本は永久に読み終わらないものだから、読了を目的にしなくていい。
この視点もすごい。読むとは…読み終わるとは…哲学的な思考ループ。結果、読了しなくてもいいんじゃない?ってなる。
本は書いた人の世界がパッケージになったもの。本がここにあるということは<自分じゃない人の世界がここにある>ということだと思います。その世界が存在して、好きなときに手に取れるならばいま読む必要はないかもしれない。
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結局は自分がどう生きるか、それに本棚に置いてある本がどう関わってくるかということが問題なんです。
この感覚すごく好きだし、そうそう、そうなんですーって気持ち。本との関係性にロマンが生まれますね。
私はできるかぎり、積読はしたほうがいいと思うんです。読んだ本のことは、ある程度わかります。読んだ本しか家にないということは、自分がわかっている世界しかないということですよね。そんなの、つまらないじゃないですか。読んでない本があると、世界は外に広がっている。
積読したほうがいいかも?って思える。肯定→推奨へ。
積読がカルチャーになりますね〜
大人になると積ん読本が増えていかざるを得ないですね。一日は二十四時間しかありませんし、読書以外にもすべきことは多いですから。<積ん読になっている本があります>というのは<毎日ご飯を食べています>というのと同じでごく自然なことです。
おお、ご飯と同等になりました。
でもわかりみです。すばらしい。
積ん読は恐れなくていい。本は読めないものだからです。僕なんて途中で読むのをやめた本も、背表紙しか読んでいない本もいくらでもあります。
本を読んでいる人の「本って読めないものですよね」っていう考え方がおもしろい。読書初心者からすると意味がわからない領域ですが、読了しなきゃ!理解しなきゃ!っていうのは誤解なんだなってことだけはわかりますよね。いやはや、奥深い。
パラグラフリーディングって、僕はすごく本質的なことだと思っていて。ある本がどんな文体で、どういう人に向けて、どんな考えをこめて書かれているか、パラグラフを読めばだいたい明らかになる。三百ページの本を通読して、ぼんやりとしか覚えてないよりも、一段落を集中して読んで、残るものがあるほうが遥かにいい。
パラグラフリーディングって初めて聞いたのですが、AIさん曰く↓
パラグラフリーディングとは、英語の長文を段落(パラグラフ)ごとに分割し、各段落のトピックセンテンス(要点)を捉えて、文章全体の構造と論理展開を効率的に把握する読解手法です。1段落1アイデアの原則を利用し、逆接などのディスコースマーカーに注目して、各パラグラフの役割(主張、具体例、理由)を見抜くことで、長文を迅速かつ正確に読み解きます。
という読み方とのこと。
段落読みってことか。なんだかコツが必要な気がしますが、全体をぼんやり覚えているよりも有効、っていうのはわかる気がする。
この記事の読み方にも通じますよね〜
こうやって読書メモで振り返ることが大事なのだな。
積読を肯定しよう!というテーマで読み始めましたが、予想を遥かに超えた積読論に出会え、かつ、本が積まれた(美しい!わくわくする!)写真に萌えまくれる本でした。
