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【夏休みの過ごし方】「何も進まなかった…」と自分を責めてしまう先生へ。心と体をゆるめる、夏休み前半の整え方

1学期、本当にお疲れ様でした。

毎日早朝から夜遅くまで、授業の準備に給食指導、休み時間の見守り、そして保護者対応や各種の校務……。目の前の子供たちと向き合うだけで、あっあっという間に1日が過ぎ去っていったのではないでしょうか。

夏休みに入り、校内が静かになると、「やっと一息つける」という安心感と同時に、どこか強い疲れや脱力感を感じている先生も多いかもしれません。「せっかくの夏休みだから、2学期の教材研究も、学級経営の振り返りも、指導案の作成も進めなきゃ」と焦る気持ちもあるかと思います。

でも、まず最初にお伝えしたいことがあります。

今、あなたが感じているその疲れは、1学期の間、子供たちのために全力で走り抜いてきた証拠です。今は「何もできない」「やる気が出ない」と感じていても大丈夫。まずは自分自身をしっかり労うことから始めていきましょう。

1. 「夏休み前半」は徹底的に休む期間にする

夏休みが始まると、「休み中にあれもこれも終わらせよう」とToDoリストをぎっしり詰めてしまいがちです。しかし、1学期の疲労が溜まった状態で無理に机に向かっても、効率は上がらず、むしろ「計画通りに進まなかった」と自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

まずは夏休み前半(特に最初の1〜2週間)を「エネルギー充電期間」と割り切ってみませんか。

  • 目覚まし時計をかけずにゆっくり寝る日を作る

  • 仕事とは関係のない本を読む、または映画を観る

  • 美味しいものを食べて、好きな音楽を聴く

こうして五感を満たし、心身の緊張をゆるめることが、後半の教材研究や2学期の準備へのモチベーションにつながっていきます。

2. 「やりたいこと」と「やらなければならないこと」を可視化する

少し元気が戻ってきたら、頭の中にあるタスクを紙に書き出してみましょう。夏休み中にやるべき仕事は、大きく分けて2つあります。

  1. 期限が決まっている必須の校務(提出書類や研修報告など)

  2. 2学期に向けた準備(教材研究や教室環境の構想など)

これらが混ざったままになっていると、「常に何かに追われている」ような感覚になってしまいます。

紙に書き出したら、「絶対に夏休み中に終わらせるもの」と「できたらやるもの(2学期が始まってからでも間に合うもの)」に仕分けしてみてください。「実は今すぐやらなくてもいいこと」がたくさんあることに気づけるはずです。

3. 1日の仕事時間を「限定」してメリハリをつける

出勤日に学校へ行くと、誰もいない静かな職員室でついダラダラと残業してしまうことがあります。周囲の視線がない分、集中できる反面、時間の区切りがあやふやになりがちです。

夏休みの出勤日は、「今日は15時には退勤する」「午後の2時間だけ教材研究に集中する」といったように、あらかじめ時間を区切って取り組むのがおすすめです。

時間を制限することで集中力が高まり、残りの時間を自分のための自由な時間として有効に使えます。

4. 「完璧な準備」を目指さず、「6割の出来」で良しとする

真面目で熱心な若い先生ほど、「2学期こそは失敗しないように、完璧な準備をしておきたい」と考えがちです。しかし、学校現場では、どれだけ事前準備を完璧に整えていても、目の前の子供たちの様子によって柔軟に計画を変更する必要があります。

夏休み中の準備は「6割程度」できれば十分です。枠組みや大まかな流れさえつかめていれば、あとは新学期が始まってから子供たちの顔を見て調整すれば大丈夫。自分に厳しくなりすぎず、「まあ、これでいっか」と呟いてみてくださいね。

おわりに

教員という仕事は、自分自身の心と身体が健康であってこそ、子供たちに笑顔で向き合える仕事です。あなたが自分を大切にすることは、巡り巡って2学期の子供たちの笑顔にもつながっていきます。

焦る必要はまったくありません。温かいお茶でも飲みながら、まずは今日という日をゆっくり過ごしてくださいね。あなたが自分らしく、穏やかな夏休みを過ごせることを心から応援しています。

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