【加筆版・惑星意識の虹】月(後編)──わたしの内に宿る三つの月
こんにちは😊
【占星術・惑星意識の虹】シリーズ、
今回は加筆版・月の後編になります🌈
※この記事は、下記の記事の続きになります。
前編(上記)では、月を「世界に触れた最初の感覚」
して、幼少期の受容性や感受性に注目しました🌱
感情をそのまま感じること、
ありのままを受け止められること──
それが、月という意識の出発点でした。
後編では、月に宿る三つの側面──
乙女アルテミス、母セレネ、老女ヘカテーを
手がかりに、この“子どもとしての月”が、
どのように癒され、成熟していくのかを
見つめていきます🌕✨

【5】そもそも“女性性”とは何か──受け取る力としての月の本質
月は、古来より「原初の女性性」の象徴と
されてきました。
けれどこの“女性性”という言葉は、
今では少し誤解されやすくもなっている
ように思います。
ここで言う“女性性”とは、
決して「料理ができる」「気が利く」といった
社会的な役割やスキルのことではありません。
また、いわゆる“フェミニン”な
ビジュアル──可愛い服やメイク、
やわらかい話し方や所作など──を
指しているわけでもありません💄🚫
本来の“女性性”とは、受け取る力そのもの。
自分の内側に流れ込んでくる感情や感覚を、
否定せず、そのまま感じること──
それが“女性性”であり、月の本質です🌙
そしてこの力は、女性だけに
備わっているものではありません。
男性の中にも、もちろん誰の中にも、
月は必ず存在していて、
わたしたちはみな、
その“受容性”を通じて、感情を癒し、
他者とつながり、現実と折り合いながら
生きているのです。
悲しい・さみしい・うれしい・こわい──
そうした感覚を、頭で処理せず、
まずは感じきること。
その感受性の器が、月であり、
“女性性”と呼ばれる意識のかたち。
「女性らしくすること」ではなく、
「人として、きちんと感じること」。
ここを取り違えないことが、
月をほんとうに理解するための
第一歩なのです🕊️✨
【6】神話に映る月の三つの相──乙女・母・老女としてのわたし
月という天体には、「乙女」「母」「老女」の
三つの姿があると言われています。
これは、ただの神話的な比喩ではありません。
女性性とは、もともと“変化しつづけるもの”。
そしてこの三つの相は、実は誰もが
内側に持っている「女性性の成長段階」
でもあるのです🌙
神話のなかでは、これらの相を
次の三女神が担っています。

🌸 アルテミス(乙女)
自立した処女性と、直感的な感受性を
持つ存在。まだ誰にも汚されず、
好き嫌いに正直で、自分の感覚に
従って生きている女神。
🌕 セレネ(母)
愛し、育み、光を与える存在。
「母」といっても、それはリアルな子どもを
持つことだけとは限りません。
何かを守り、育て、人生を
“他者と分かち合う”ようになること。
それは仕事でも、パートナーシップでも、
地域や社会に関わることでも構わないのです。
🌑 ヘカテー(老女)
魔女としての叡智をたずさえた、
深い夜の存在。光と闇、過去と未来、
生と死、そのすべてを受け入れた
統合の意識です。
人間の深層を見抜き、あえて口を出さず、
静かに見守るような智慧の姿でもあります。
なお、神話や魔術の文脈によっては、
この三つの相すべてを「ヘカテー一柱が司る」
とされることもあります。
それは、ヘカテーが“すべてを知る存在”
として、女性性のあらゆる側面を
内包しているとされるからです。
ここから先は

惑星意識の虹 ──占星術講座・惑星 個別解説
このマガジンは、占星術における「惑星」を 性格分類や運勢の記号としてではなく、 人の内側で働く“意識の層”として捉え直す 連載シリーズをま…
記事がお役に立ちましたら、お気持ち分サポート頂けると嬉しいです(*^^*)
