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朝記事の読み方|ゴールドとドル円は逆相関?その分析、捨てていい

「ゴールドが上がったからドル円は下がる」

「ドルが上がったからゴールドは下がる」

「この2つは逆相関だから一緒に見ておこう」

こんな分析を、一度は見たことがあると思う。

では質問。

本当にそうなるのか?

ゴールドが上がっているのにドル円も上がる。

DXYが上がっているのにゴールドも上がる。

そんな場面はいくらでもある。

では、「相関」「逆相関」とは何なのか?

先に僕の考えを書いておく。

相関・逆相関を、固定された法則としてチャート分析に使うことに意味はない。

それぞれのチャートは、それぞれで分析する。

それなのに、僕は毎朝DXYを見ている。

一見すると矛盾している。

では、なぜ見るのか?

僕はDXYを

「答え」

ではなく

「ギア」

として見ているからだ。

今日は実際のチャートを使って、

この違いを見ていこう。


ゴールドとドル円は本当に逆相関なのか?

ゴールドとドル円は逆相関。

そんな話を聞いたことがある人も多いと思う。

以前は、

「ゴールドを見るならドル円も見た方がいい」

「逆相関も見ていないの?」

そんな投稿もよく見かけた。

では、本当にそうなのか?

実際のチャートを並べた方が早い。

ゴールド 8h👇

ドル円 8h👇

どうだろう?

「逆相関だから逆に動く」

という前提だけで、

この2枚を説明できるだろうか?

少なくとも、

「常に逆に動く」

という見方では説明できない。

ここで今日まず覚えてほしいのは、

相関・逆相関は固定された法則ではない

ということ。

だから僕は、

「ゴールドが上がったからドル円は下がる」

という見方はしない。

それぞれのチャートは、

それぞれで分析する。

では次の疑問が出てくる。

それなら、なぜ毎朝DXYを見ているのか?

ここからが今回の記事の本題だ。

毎朝のチャート分析記事には、DXYを必ず載せている。

ここでポイントとして覚えてほしいのは2つ。

・DXYは1週間に一度、日足で見る
・歴史的な転換点は毎日観測する

ただし、DXYを見てドル通貨の方向を決めているわけではない。
では、何を見るのか?

僕はDXYを

「ドル通貨へのギア」

として見ている。

例えば、

ユーロドルの転換点
ドル円の転換点
ポンドドルの転換点
ドルスイスの転換点

それぞれのチャートには、それぞれの転換点がある。

そこに

「DXYで実際に起きている動き」

が重なった瞬間を見る。

これが僕の言う

「ギアが入る」

という状態だ。


ギアが重なると何が起きるのか?

たまに監視している通貨が、とんでもない動きをする時があると思う。

ここで話しているのは、

1分足や15分足で一瞬だけ大きく動いた

という話ではない。

その後も長く続いていく、大きなトレンドの話だ。

実際のチャートを見てみよう。

DXY 8h 2021/4/19👇

EURUSD ユーロドル 8h 2021/4/19 👇

GBPUSD ポンドドル 8h 2021/4/19 👇

これは歴史的に見てもかなり面白い。

3つのギアが重なった状態だ。

DXYではドルが買われる。

ユーロドルでもドルが買われる。

ポンドドルでもドルが買われる。

ポンドドルだけ少し遅れてギアが入っている。

つまり、

それぞれ独立して動いていたチャートの「転換」が重なった。

僕が見ているのはここだ。


3つのギアが重なる

この時間軸で3つのギアが重なった時、

ギアは一気に加速する。

その瞬間だけを見れば、すべてが同じ方向へ動いているように見える。

でも、その後まで同じ動きを続けるわけではない。

そこから先は、

それぞれがそれぞれのチャートを描いていく。

だから僕はDXYを

「ドルが上がったからドル円も上がる」

という相関を見るために使っているわけではない。

各チャートの転換と、DXYの転換が重なる瞬間を観測するための「ギア」として見ている。

相関・逆相関では見ていない。


ではドル円はどうだったのか?

ここが面白い。

同じ2021年4月19日のドル円を見てみよう。

USDJPY ドル円 8h 2021/4/19👇

ユーロドル、ポンドドルとは違い
ドル円は中の上昇の値幅をまだしっかり取り切っていない。

だから同じタイミングではギアが噛まない。
ここがかなり大事。

同じドルが絡んでいても、それぞれのチャートの現在地は違う。

だから、ギアが噛むタイミングも同じではない。

それぞれのチャートには、

それぞれの値幅があり
それぞれの時間があり
それぞれの現在地がある。

だからギアが噛む場所も違う。

これは、

「各チャートは独立している」

と僕が考えている理由のひとつでもある。


ギアは入ったり、外れたりする

それぞれのチャートは、

・値幅到達
・時間の修正
・初段階の値幅の出だし

こうした別々のタイミングから、ギアを入れたり外したりする。

値幅とは値動きの幅

時間の修正とは横軸の修正

初段階の値幅の出だしとは1波目の動き

だから、DXYだけを見て

「ドルが買われたからドル円をL」

とはならない。

逆も同じ。

DXYが下がったからといって、

すぐにドル円をSするわけでもない。

まず見るのは、

そのチャート自身がどこにいるのか?

そこにDXYというギアが重なるのか?

この順番だ。


ドル円をその角度でヒントだけ出しておこう

ドル円は中の上昇の値幅をまだしっかり取り切っていない。
だから同じタイミングではギアが噛まない。

この意味を「ギア」という側面から少しずつ解読してほしい

ここで書いていることは
かなり複雑だと思う。

一度読んだだけですべて理解する必要はない。

ただ、テクニカルを勉強していけば、

いつか必ず通る思考になる。
この考え方は、フラクタル構造とも相似する

これらを避けていると、取れる利益の難易度的に簡単な「美味しいところ」

そして逆に

エントリーしてはいけない、もしくは避けた方がいい
「超絶リスキーなところ」を見逃す。

まずは少しずつでいい。

DXYを見る癖をつけてほしい。

そして、「DXYが上がったからドル円は上がる」

ではなく

「今、どのチャートのギアが噛もうとしている?」と考えてみてほしい。

ここまで見られるようになれば、初心者の頃とはチャートの見え方がまったく変わってくる。

そしてこれはDXYだけの話ではない。

EXY
BXY
JXY

各通貨にもインデックスは存在する。

DXYとドル通貨を見るのと同じように
それぞれのチャートとインデックスを見ることで
さらに別のものが見えてくる。

「値幅の調整」だ。

相関・逆相関を見るのではない。

それぞれ独立したチャートが

どこで値幅を取り

どこで時間を使い

そしてどこでギアを噛ませるのか。

今回の話を知ったうえで、毎朝のチャート分析記事をもう一度見てみてください。
「なぜDXYを載せているのか」
今までとは少し違って見えると思います。
このnoteをフォローして、今までの記事も楽しみながら見返してみてください。

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