「あ゛ーーーー教育って難しい」|後編:根に持つ母と、280分のマッサージ
実は、この事件にはちょっとした続きがありまして。 笑
おつり事件があった日の夜。
息子が甘えた声で、
「またお金稼いでみたい」
と言ってきました。
要するに、
「マッサージするから、お駄賃ちょうだい」
ということです。
でも。
私はまだ、 280円を引きずっていました。
しかも、大人げないことに、
ちょっとやそっとではなく、
思いのほか、しっかりと引きづっていました。
(大人気ないこと、この上ない。笑)
「マッサージしたら、いくらくれる?」
と聞いてくる息子に対して、
ここは正直に。
「あのね。」
「私はまだ、失くなった280円を引きずってます。」
「前にマッサージしてくれた時は、10分10円だったよね?」
「じゃあ、280円分稼ぐには何分やればいいと思う?」
紙を取り出して、 一緒に計算。
10分で10円。
ということは、 280円稼ぐには…… 280分。

すると息子が、
「えーーーーー!!」
「280分もやらなきゃなの?」
と。
どうやら、 これは結構効いたらしいです。笑
「私がどれだけ280円を引きずっているか、
少しはお分かりいただけたでしょうか?(- _ -)」
と聞くと、 苦笑い。
「私は、お父さんみたいに太っ腹じゃないので。」
「今日は返ってくるはずだった280円が返ってこなかったから。」
「前回同様、10分10円でお願いします。」
ということで、
その日は10分10円でマッサージをしてもらいました。
最後の最後まで、 ネチネチ根に持つ母です。笑
そういえばと思って、
「どうして急に、また稼ぎたいと思ったの?」
と聞いてみました。
すると息子は、
「おこづかい、使い切っちゃったら嫌だから。」
「今のうちに稼いでおこうと思って。」
と。
なるほど。 とりあえずのお金欲しさに言ってきたわけじゃないんだ。
さらに、
「マッサージも、やってみたら喜んでもらえるから。」
とも言っていました。
誰かに喜んでもらって、 その対価としてお金をもらう。
それも立派な働き方の一つ。
280円事件は、 正直かなり引きずりました。笑
でも最後に、 そんな言葉が聞けたので、
少しだけ救われた気がしました。

子どもの切り替えの早さって、すごいですよね。
私はなんだか、
ねちねち。
ねちねち。
引きずってしまって。
つい小言まで増えてしまうので、反省です。笑
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ミチ|親子おこづかい研究所
