TACO Syndicateのタコスが繋いだ友達の友達の輪が広がる夜
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
ビッグウェーブ東向島の店長ズの一員で店長をしています。
12月5日・6日、ビッグウェーブ東向島にTACO Syndicateという「タコス屋さん」が登場しました。
浅草のプロジェクションマッピングから始まった夜
先日のアバジャンフェス2025で、TACO Syndicateの川杉さんと玄関で入れ違いになりました。「12月5日・6日、ビッグウェーブ東向島にTACO Syndicateが登場する」という情報と挨拶を交わした、その夜。
川杉さんが差し入れしてくださったメキシコの高級テキーラを、アバジャンに居合わせた初対面の方達と「こんなに美味しいテキーラを飲んだことはない」と絶賛しながら飲み明かしました。

12月3日〜7日まで、浅草のプロジェクションマッピングがあることをビッグウェーブ東向島店長ズのオープンチャットで知りました。
浅草のライトアップを観たいなと興味を持っていると、「BW(ビッグウェーブ)ついでにどうぞ」という川杉さんからのお誘いが!
「そうか、浅草から東向島は近かったのか!」
新卒で入ったメガバンク。浅草駅前の営業店に配属されてお気楽下町OLをしていました。
週末は三社祭や隅田川の花火大会などの浅草のお祭りに彩られ、平日は17時半から先輩達に連れられて浅草界隈の赤提灯を彷徨っていた私は、どっぷりと浅草の街に浸かっており、近隣の土地勘をほとんど把握できていなかったのでした。
19時、間に合わなかったタコス?!
浅草でのプロジェクションマッピングの後、19時のオープン時間に合わせてビッグウェーブ東向島のTACO Syndicateへ。


「今すぐ出せるタコスはどれですか?」と尋ねると、まだタコスが出来上がるには時間がかかるようでした。

「ごめんなさい、少しお待ちいただけますか?」
「大丈夫ですよ!」
「その代わり、冷蔵庫の中から好きな飲み物1本無料でどうぞ!」
「え?いいんですか?」
と戸惑いつつも嬉しい気持ちに。
マニュアル通りのチェーン店ではできないサービスです。
そんな温かいやり取りが、むしろこの場所の雰囲気を作っています。

完成度を求めすぎず、試してみる。やりながら育てていく。
前回の記事でも書いたこの文化が、TACO Syndicateという具体的な形になって、目の前で動いていました。
前回の記事: 「やってみたい」が叶う場所。東向島に生まれた"ビッグウェーブ東向島"の正体とは?
「TACO Syndicate」という名前が生まれるまで
そもそも、「TACO Syndicate」という名前も、ビッグウェーブ東向島店長ズのLINEのオープンチャットで仲間達からの「決めましょうw」という掛け声や様々なアドバイス、アイデアから9月6日のチャットのやり取りを経て、最終的に川杉さんが決定しているところを目撃しました。
その後、何パターンものロゴ案が生まれたりしているところなど、成長過程を店長ズLINEのオープンチャットでご一緒していました。
お店の名前やロゴが、一人で悩むのではなく、仲間とのやり取りの中から自然に形になっていく。その過程を共有できることも、ビッグウェーブならではの楽しさです。
会社の同僚が応援しに来る、という光景
印象的だったのは、TACO Syndicateの川杉さんの会社の同僚の方々や、会社は異なっていてもお仕事関係の方などがいらしていたことでした。

そういえば前回は、川杉さんの娘さんやお母様、親族やお母様のカフェ時代の常連さんなどもいらっしゃっていて、お会いしました。
ビッグウェーブ東向島の魅力は、「退路を断たずに挑戦できる」ということ。
会社を辞める必要もない。人生を賭ける必要もない。仕事後の数時間や週末、仲間と一緒に「やってみたい」を形にする。そしてその挑戦を、職場の同僚やご家族が応援しに来てくれる。
川杉さんの日頃のあり方やお人柄によるところも大きいとは思いますが、「副業」という言葉が持つ重さや、「起業」という言葉が持つ覚悟。そういったものとは違う、もっと軽やかで、もっと日常に溶け込んだ挑戦の形がここにはあるのだなと感じました。

タコスが生む、友達の友達の輪
TACO Syndicateの私の席の後ろの席では、別の店長ズの方が会社の同僚とタコスを食べに来ていました。挨拶をしたり、顔見知りになっていきます。
店内は初対面同士の人が大多数ではあるのに、友達の友達の輪が、タコスという食べ物を媒介にして、どんどん広がっていく側面もありました。初対面の人同士が、大皿のタコスをきっかけに会話を始めます。

「家事分担の件でパートナーを怒ってしまって...」
「パートナーをペットだと思って接すると、その割には人間の言葉も分かるし、家事分担が気にならなくなりますよ〜」
「オンラインサロンの仲間と毎年、銀座の鳩居堂で巻物を購入して目標を書くから、自分よりも仲間の方がどんな夢を叶えたいかとか詳しくて。しかも毎朝、読書会をしているものだから『あれ、叶えた?』って言われるんですよ〜。いつか行きたいと思っていた旅行の計画とかも手帳にどんどん書き込んで実現させています。」
「そのオンラインサロンの体験会、今、参加申し込みしても良いですか?」
自然と初対面の人同士での会話が生まれて、次に会う機会や関係性が生まれていく。計算されたマーケティングというわけではなく、「一緒に盛り上げよう」という純粋な気持ちから生まれた連携です。
食べ物には、人と人をつなぐ不思議な力があります。手軽で、とても美味しいタコスでいろんな味変や試行錯誤をしながらみんなでワイワイいただきました。
「愛されていれば死なない」を実感する
グッドニート養成講座で語られる「愛されていれば死なないこと」と「遊ぶように働く生き方」。
TACO Syndicateはニートではないけれど、作る人も、食べる人も、応援する人も、みんなが楽しそう。

ビジネスとしての成否として軽々と黒字も達成させつつ、後半は「残ったらもったいないし」という言葉と共に振る舞いが始まったりという場面もあって、「この時間が楽しい」という感覚が優先されているんですよね。

でも不思議なことに、それが結果として、お客さんを呼び、次の挑戦へのエネルギーになっているように思うのです。

飲食店って、毎日営業しようとすると長時間労働になってしまったり大変なことも多いですよね。お店をシェアして、負荷を分散させつつ「楽しい」を大切にする。その姿勢が、持続可能な挑戦を生むのだと感じました。
今後の成長戦略についての野望も聞かせていただく機会がありました。
みんなで応援し合いながら、楽しい思い出とタコスコミュニティや友達の輪が広がってゆくのはとても豊かだと感じました。
私が感じた「希望」の正体
大人になると、「やりたいこと」を口に出すのが難しくなる。失敗が怖い。向き合ってできなかった自分に出会うのが怖い。
でも、ビッグウェーブ東向島にいる人達って違うんですよね。
「タコス屋さんやってみたい」という願いを、「いいね、やってみようよ」と受け止めてくれる仲間がいる。そして、本当にやってみる。
その結果が、目の前にある一皿のタコスです。
特別な才能や資金がある人など一部の特権階級の人の趣味ではなく、
平日の仕事帰りや週末に、仲間と一緒に、生活の延長線上でできること。
その環境を手に入れられるのがビッグウェーブ東向島の店長ズであり、ビッグウェーブ東向島を取り巻く環境なんですよね。
タコスが繋ぐ、これからの物語
2日目のタコス屋さんでは、カレー屋さんやブックポーカーとのコラボなども起きていたようです。

一人で毎回集客をすることには限界があっても、みんなでコラボレーションをしながら、小さな波を積み重ねて大きな波にしていく。そんな連鎖が生まれて名実共に「ビッグウェーブ」になっていくのだなと感じました。


あなたの「やってみたい」は何ですか?
この記事を読んでいるあなたにも、きっと心の奥底にしまい込んでいる「やってみたい」があるはずです。
カフェを開きたい。
ワークショップを開催したい。
自分の作品を販売したい。
誰かと対話する場を作りたい。
どんなに小さなことでも、ここでなら「やってみようよ」と言ってくれる仲間がいます。大げさな夢じゃなくていい。人生を賭けなくていい。でも、やってみたいことを諦めなくていい。
ビッグウェーブ東向島では、これからも様々な挑戦が生まれ続けていくことでしょう。
次にここを訪れたとき、あなたはお客さんとして来るかもしれないし、気づいたら「ビッグウェーブ東向島店長ズ」の一員になっているかもしれない。
どちらでも、きっと温かく迎えてもらえます。

次は、あなたの番です。
ビックウェーブ東向島 住所: 東京都墨田区東向島5丁目27-4
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それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね。
文: いたやゆかり(ビックウェーブ東向島 ファッション店長/コラボレーター)
