パンツを捨てる前に、埋めてみる?
こんにちは、ぱぱおです。
先日、うちの社長がひとつの記事を書いていたのを見ました。
タイトルは、
「捨てるとき、人はいったい何を捨てているのか」
なんとも哲学的である。
しかし、読み始めて早々6行目で判明する。
これは、パンツの話である。
履き古したパンツをなかなか捨てられない。
「まだ使える」
でも、「使える」と「使いたい」は違う。
そこから、古いモノだけでなく、昔の自分や考え方を手放すことについて考えていく記事だった。
パンツから人生を語る。さすが社長だ。(平常運転)
そんな記事を読んでから数日後。
風呂場で一人ネットニュースを眺めていた僕の目に、とんでもないタイトルが飛び込んできたんですよね。
「2000枚のパンツをスイス各地の地面に埋める壮大な実験」
……なんだこれ。
2021年、スイスの研究チームが1000人の市民に協力してもらい、オーガニックコットン製のパンツを計2000枚、各地の土に埋めたらしい。
・・・社長。
ひょっとしてアナタの研究チームだったりしますか……?
しかしこれ、タイトルだけ見ると完全にネタなのだが、やっていることはかなり真面目だった。
綿は、土の中にいる菌類や細菌、ミミズなどの働きによって分解されていく。
つまり、
「パンツがどれくらいボロボロになったか」
を見ることで、その土の中でどれくらい生物が活動しているのかを調べられる。
そして研究チームは、その分解具合を評価する指標まで作った。
その名も――
「パンツ指数」。

パンツ指数。
考案しました。
……もうあるんだ、パンツ指数。
実際に調べてみると、建物の周りにある芝生では2か月後の分解率が平均約40%、一方、個人の庭では約58%。農地や草地はその中間だったという。
ただし、
「パンツが跡形もなく消えた!最高の土だ!」
という単純な話でもない。
肥料をたくさん使った庭では栄養分が多すぎるケースもあり、周囲の水路や生物多様性に悪影響を与える可能性もあるそう。
つまりパンツ一枚で土壌のすべてが分かるわけではないわけですが。
それでも、
「土の中の生き物がどれくらい活発なのか」
を、専門的な機械を使わず目で見て比較できる。
しかも1000人もの一般市民が研究に参加できた。
これは、結構すごいことなのでは?
社長はパンツを捨てながら人生について考えた。
スイスの科学者はパンツを埋めながら土について考えた。
同じパンツでも、人間はここまで違うことを考えられるらしい。
んー社長はパンダかもしれないけど。
社長の記事には「まだ使えるから」という理由だけで持ち続けなくてもいい、という話が出てくるが、なるほど、確かに持ち続ける必要はない。
ただ、社長、次に古い綿パンツを捨てるときは、ちょっと待ってください。
まだ土壌調査には使えるかもしれません。
この記事がみんなのできた!につながれば幸いです!
600note祭りに使おうかどうか悩んだけど、我慢できずもう出しちゃいました。
明日もまた、いい一日でありますように。
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