狂気の沙汰|推しと巡り合うべく毎日ブックオフに通い続けた女
※警告
このnoteは、ただひたすら変態が欲望の赴くままに暴走するだけの完全自己満足型エンターテインメント。
この“変態暴走機関車”に乗車できるのは、猛者であるあなたのみ。
変態の世界に興味がないなら、いますぐブラウザバックを推奨する。
では、発車。
二次元に生まれたかった。
たまに本気でそう思う。
もしも異世界転生できるなら、私はHUNTER×HUNTERの世界に行きたい。
そう息子に話したこともある。
「死にたいの?」
至極まっとうな意見だ。
そんな世界に行ったら私など2秒で死ぬ。
でも、ちがう。
死にたいわけではない。
「ちげぇ、ナックルに会うんだ!」
そう、私はナックル=バインに会わなければいけない。
なぜ?
好きすぎるからに決まっている。
もう現実の男には0.1ミリも魅力を感じない。
そもそも私に見る目がなかったおかげで、ろくでもない男にしか出会ったことがないのも要因となっている。
モラハラ元夫という『三次元の敗北』がトドメだ。
私はナックルという絶対的至高に出会ってしまったがために、だいぶ変態が極まっている。
もはや、ナックルに出会うために離婚したと言っても過言ではない。
2026年7月16日(木)より順次登場したクレーンゲームのプライズ。
それが、ナックル=バイン。
欲しすぎた。
でも、自力で迎えるにはちょっと金がかかりすぎる。
最低でも4~5,000円吸われるに決まっている。
なんなんですか、確率機って。
なめてんですか?
私はブックオフに賭けることにした。賢い。
なぜならナックル=バインがプライズで登場してまだ日は浅い。
だから、だれかが私のためにナックルを手放す可能性は高い。賢い。
最寄りのブックオフはフィギュアも豊富に取り扱っている。
ゴン、キルア、クラピカ、ヒソカ、ネテロはやたらめったらに並んでいる。
ネテロにいたっては10人以上いる。
なのに、ナックルだけはいなかった。
誤算すぎる。
…いや、誤算じゃない。
みんなわかっている。
ナックルは手放したくないに決まっている。
でも、おかしい。
メルカリにはやたらめったらにナックルがいる。
もはや5人セットとかいる。
そうか、メルカリの出品者はわかっている。
変態がナックルを迎えようとしていることを。
だから私のために出品しているに違いない。
もちろん欲しすぎた。
でもなぜか『箱なし』が多い。
箱は大事だろう。
いるに決まってる。
なんではずすんだ。
変態の強すぎる愛までは理解できてなかったようだ。
だから、ブックオフに通った。
毎日10人以上のネテロしかいなくても、きっといつか私のためのナックルがそこに降臨するに決まってる。
ナックルに会うまでブックオフに通うのが私の使命だ。
想いは次元を超えた。
そう、ついに私はたったひとりの運命の人に巡り合った。
いますぐ絶叫したいのを我慢して、装いきれない平静を装って会計した。
ついにナックルと対面する。
その様子を息子が隣で見ていた。
「やああああぁぁぁあ目が合うううう!!!!」
「ぎゃあああぁああぁあ体が真っぷたつうううぅ!!!!」
などととち狂いながら開封する私を見て、息子は言う。
「オレのおかんヤベぇ」
でも、そう言いながら爆笑している。
母が変態であるという事実を、息子はだれよりも理解している。
母がどんなに狂気を爆発させようと、「よかったね」で済ませる圧倒的キャパシティを誇っている。
育児が成功しすぎている。
そもそも私が二次元のキャラクターに深入りすることは珍しくない。
昔からある。
【はじめちゃんが一番!】ミスター反抗期、たくみ。
【美少女戦士セーラームーン】美しすぎる天王はるかと土萠ほたると愛野美奈子。
【ジョジョの奇妙な冒険】ボラボラッシュのナランチャ。
【幽☆遊☆白書】なら飛影だったし、【HUNTER×HUNTER】でいけばキルアだった。
昔はかなりの美少女戦士セーラームーン狂だった。
部屋はポスターにまみれていたし、グッズで埋まっていた。
私は本気で土萠ほたるか愛野美奈子になりたかった。天王はるかは目の保養。
このあたりから比べると、好きになるキャラクターが変わってきた。
特に男性キャラクター。
昔なら絶対に刺さらなかったタイプを好きになる。
昔は外見から入っていた。
でもいまは、中身を慎重にみている気がする。
それはなぜか?
私は見る目が磨かれた。
成長した。
ミステリアスとか危ない雰囲気を纏っているとか実際ちょっと…どころか危ない男なんてろくなことがないと、学んだに違いない。
いまの最推しはもちろんナックル。
でも、あと2人いる。
【バイオハザード】のゴリラ、クリス・レッドフィールド。
【APEX】の盾、ニューキャッスル。
正直なところ、ニューキャッスルの『性格』はよくわからない。
ゲーム中は銃で他人を撃ち殺しまくっている。
でも、味方にかける言葉は素晴らしい。
だからいい男に決まってる。
試合後に“レッドベルベットケーキ”まで焼いてくれる。
しかも盾だ。
守ってくれる。
完璧すぎる。
ところでなんか、全員筋肉。
でも、ちがう。
筋肉だから好きなんじゃない。
クリスだから!
ニューキャッスルだから!
ナックルだから!!
仮にほかのムキムキマッチョを差し出されても、それがナックルじゃない時点で、全然ちがう。
筋肉に惹かれるなら【FF7】ゴールドソーサーの園長、ディオだっていいわけだ。
でも、別に好きじゃない。
逆に、ナックルがガリガリだったとしても!
それがナックルなら、好きに決まってる。
そういうことだ。
筋肉は結果であって、目的ではない。
ナックルは素晴らしい。
APEXでボコボコにされてちょっとブチギレそうになっている私を止めてくれる。
「なんで!弾当たってただろg…」
「ねぇ?」
ふと視界に入るナックルに話しかけている。
我ながらキモい。
いよいよ危ない。
でも問題はない。
私は真の変態だ。
たぶん私には『好きなタイプ』というものがあるわけではない。
優しい。
強い。
筋肉。
頼りになる。
そういう要素を並べて、条件を満たしているから好き!というわけではない。
そのキャラクターを見て。
そのキャラクターが喋って。
そのキャラクターが怒って。
笑って。
泣いて。
人格を見て、気付いたときにはもう「好き」である。
『好きになった人がタイプ』ってやつだ。
だから二次元のキャラクターに惹かれるのかもしれない。
だからナックルじゃなきゃいけない。
属性を入れ替えたら成立しない。
代替は効かない。
現実では、日々いろんなものに翻弄されている。
もしも異世界転生できるなら、私はなにもいらない。
チート能力もいらない。
最強の力もいらない。
望むものはナックルただひとり。
しかも結婚する。
だから、異世界転生する。
▼ナックルを真面目に分析したnoteはこちらです。私がナックル狂になった理由がここに詰まっている!

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