【さとりとは#04】"わたしもOK、あなたもOK"。ご自愛とセルフコンパッションで目指す "ほんとうのわたし"
こんにちは。
ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。
今回の記事は、全文無料で読んでいただけます。
あまり仏教に関心がない方、あるいは「さとり」という言葉に抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。
ですが、わたしの考える「さとり」の中には、「ご自愛」と深くつながる要素が含まれています。
一方で、「ご自愛」という言葉にもさまざまな解釈があります。
「自分勝手」と受け取られてしまうこともあるかもしれませんが、わたしが実践してきた「ご自愛」とは、“わたしもOK、あなたもOK”という相互的な受容に根ざした在り方です。
心理学の世界では、「セルフコンパッション(self-compassion)」という言葉で語られるこの概念。
仏教の慈悲の精神とも通じ、自分に思いやりを持つこと、あるがままを受け容れることが基本になっています。
では、「あるがまま」とはどんな状態でしょうか?
逆に、「あるがままでない状態」とはどのようなものでしょう?
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1.「あるがままでない」状態とは?
わたしたちは日々、何かしらの“役割”を演じています。
母親として、妻として、働く人として・・・。
それ自体は自然なことですが、その“役割”に縛られて苦しくなっていませんか?
「○○ちゃんのママ」「△△さんの奥さん」
そう呼ばれるたび、どこかに違和感を覚えたことはありませんか?
わたしには名前がある。
わたしという存在は、誰かの属性では語り尽くせないはず。
でもわたしたちは、何者かになるために日々努力し、足りない部分を補おうとしてしまいます。
年齢にとらわれたわたし
できないことにフォーカスするわたし
「いい人」であろうとするわたし
それらすべてが“あるがままでない”状態のひとつ。
だからこそ、その役割や期待から少し距離を取ることが、ほんとうの意味での「わたしらしさ」への一歩になるのだと思います。
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2.「ほんとうの自分」と“つながる”こと
「さとり」とは、苦しみの終わりである。
これは、エックハルト・トールさんの本「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」という本の中の一節。
けれど、苦しみが終わった後の“なにか”については、ブッダは沈黙しています。
わたしはそれを「思い出すこと」ととらえています。
成長の過程で身につけてきた思考や役割の中で、わたしたちは“ほんとうの自分”を忘れてしまいます。
エゴ、評価、思考の波・・・。
これらが重なって、自分の中にある「大いなる存在」とのつながりを遠ざけてしまうのです。
でも実は、すべての人がすでに「さとっている」存在なんです。
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3. 「さとり」は遠い話ではなく、日常にある
「大いなる存在」とは、わたしであり、同時にわたしよりも大きなもの。
それを感じられる瞬間は、日常の中にもあります。
たとえば、
子どもの寝顔を見て、ふっと涙が出たとき
自然の中に身を置いて、ただ静かに呼吸していたとき
ジャーナリングで心の奥を見つめたとき
そんな瞬間こそが「あるがまま」に近づいている時間なのだと思います。
だからこそ、「さとり」とは特別な人のものではなく、
わたしたち全員が日常の中で“戻っていける場所”なのです。
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4. 「差取り」と「ご自愛」はつながっている
「差取り」というのは、わたしが使っている独自の表現ですが、人やものごととの「境界線」や「思い込みによる分離感」を、少しずつ手放していくことです。
それは、「わたしはこうあるべき」「こう思われたい」という“演じるわたし”をそっと降りていくことでもあります。
そうして、自分の本来のエネルギーに戻っていく。
そのプロセスの中で、セルフコンパッション(ご自愛)は大きな助けになります。
自分にやさしく、他者にもやさしくなれる。
心の平安とは、誰かを変えることではなく、まずは「自分との関係性を変えること」から始まります。
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このnoteは、有料マガジン『ご自愛の哲学〜“差”取りのすすめ〜』におさめられています。
このマガジンでは、「心の平安」を取り戻すための視点や実践法を、
仏教や心理学、わたし自身の体験を交えてお届けしています。
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心がふっと軽くなるようなヒントが、きっと見つかると思います。
今日も“愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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ご自愛の哲学 〜“差”取りのすすめ〜 このマガジンは、「責めない・比べない・争わない」という“差取り”の視点を通して、 日々の中にある「ほ…
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