【高いのになぜ】1食1,500円超でも大人気!「クリスプ」「フリホーレス」などのサラダ・ブリトー専門店が実はめちゃくちゃ売れている件
最近、都心のオフィス街や商業施設を中心に、「クリスプ・サラダワークス(CRISP SALAD WORKS)」や、ブリトー・タコスの専門店「フリホーレス(FRIJOLES)」といった、ベースの野菜や具材・ドレッシングを自分で選べる「カスタムフード・サラダ専門店」をよく見かけませんか?
「サラダやブリトーに1,500円〜2,000円はちょっと高いのでは……?」と思う方もいるかもしれません。まさに私はその思考です。
しかし、そんな一見“高級”とも思えるこれらのお店が、今、驚くほど売れているのをご存知でしょうか。
今回は、知られざるその「リアルな売上規模」と、なぜこれほど多くの人を惹きつけてやまないのか、その裏側を数字を交えて紐解いていきます。
💡 実際どれくらい売れているの?驚きの数字
結論から言うと、どのブランドも右肩上がりの大躍進を遂げています。公開されている経営データや市場の数字を見てみましょう。
① クリスプ・サラダワークス(CRISP SALAD WORKS)
年間売上高:2024年には年間売上26億円を突破する見込み(前年比25%以上の成長)。さらに2027年度には「100店舗・年商100億円」での上場を目指しています。
驚異の店舗力:一般的な同面積の飲食店と比べて、店舗あたりの年商は約2.7倍、営業利益率は2倍という抜群の収益力を誇ります。
客単価:全店での平均注文単価は約1,848円(2025年9月データ)。ラーメンや一般的なランチの倍近い価格帯にもかかわらず、多くの人で賑わっています。
② フリホーレス(FRIJOLES)
年間売上高:保存料や着色料を一切使わない安心・安全なブリトーを提供する同社は、コロナ禍以降の健康志向も追い風となり、年商7億円規模へと急成長を遂げています。
店舗あたりの売上:1店舗あたりの平均月商は約1,100万円(コロナ前比190%)。ファストカジュアル(早い・美味い・健康的)の代表格として確固たる地位を築いています。
🚀 なぜ「高単価」なのに爆売れするのか?3つの理由
一昔前なら「サラダにお金を払うのはもったいない」と言われていた日本で、なぜここまで受け入れられているのでしょうか。そこには現代のライフスタイルにマッチした3つの戦略があります。
1. 「タイパ(タイムパフォーマンス)」と「DX」の徹底
これらのお店の共通点は、注文から決済までが圧倒的にスムーズなことです。 例えば、クリスプ・サラダワークスはデジタル売上比率がなんと98%。事前のアプリ注文や店頭のタッチパネル決済が基本です。 フリホーレスも高性能レジやアプリ注文をいち早く導入しています。「行列に並びたくない」「サクッと健康的な食事を済ませたい」という都会のビジネスパーソンのタイムパフォーマンス欲を完璧に満たしています。
2. 単なる食事ではなく「自分好みの体験」を買っている
ベースの野菜からトッピング(お肉、アボカド、ナッツ、チーズなど)、ドレッシングまで、その日の体調や気分に合わせて1からカスタマイズできる楽しさがあります。 「自分だけの最高のボウルを作っている」という体験そのものが、1,500円以上を支払う価値(エンタメ感)に繋がっています。
3. 「熱狂的なファン」がビジネスを支えている
クリスプ・サラダワークスのデータによると、アプリユーザーの約半数が世帯年収1,000万円以上で、さらに「週に1回以上利用してくれるコアなファン(全体の約8%)」が総売上の約4割を占めているそうです。 「毎日ラーメンや重い外食は辛いけれど、コンビニのサラダじゃ味気ない。多少高くても、本当に美味しくて体に良いものを日常的に食べたい」という健康意識の高い層が、強力なリピーターとしてお店を支えています。
🏁 まとめ:「高くても価値があるもの」が選ばれる時代へ
「安いから行く」のではなく、「高くても、それ以上の価値(健康、美味しさ、タイパ、心地よい体験)があるから選ぶ」。
クリスプやフリホーレスの躍進を見ていると、外食に対する消費者の意識が大きく変化していることがよく分かります。
機械(テクノロジー)に任せられる部分はスマートに効率化し、スタッフは美味しい料理の提供と接客に集中する。この新しい外食ビジネスのカタチは、今後さらにいろいろなジャンルへ広がっていくかもしれません。
次のお出かけやランチの選択肢に、自分好みの「カスタムボウル」を試してみてはいかがでしょうか?
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