同じ病気なのに違う病気?〜統合失調症母娘のふたつの異なる道〜
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【葉牡丹】
赤と白がある葉牡丹。お正月や冬の庭を彩る定番の花。
同じ種ですが赤と白には異なる性質があります。
赤は寒さが厳しくなるほどアントシアニンが増えて深みのある赤や濃い紫色に変化します
白は元々葉緑素(緑)が抜けて白くなりますが、あまりに寒すぎると中心部がほんのりピンク色に染まることがあります。「純白」を維持するのは赤より少し繊細です
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同じ花でも環境により色が分かれてしまう葉牡丹。
それは同じ病気を持つけど歩んできた道が異なる母と私のよう…
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今日は同じ病気を持つ私と母の予後の違いについてお話したいと思います。
まず前提として、現在の母と私の状態
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲老齢になり統合失調症なのか認知症なのかわからない状態。ちぐはぐな発言で会話が成り立たない母
少量の薬を飲みながらも日々を楽しんで寛解状態を保てている私
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モラハラ元夫に「お前は母親からの遺伝。俺のせいではない。一生治らない」と言われたり、なかなか病気が良くならない母を見て自分の将来を見ているようで不安になった時期もありました
でも実際は母とは違い私は寛解を保てている
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母と私の違いを考えてみました
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【転院の失敗】
私:最初の精神病院から今のメンタルクリニックに
通うようになり今の主治医を信頼している
母:信頼していた主治医が廃業し、転院先の主治医が
信頼できなかった
【通院・服薬の大切さを知る機会がなかった】
私:薬を飲むと良く眠れる。飲み忘れると眠りが浅い
気がする
母:「薬なんて効いてるか効いてないかわからないか
ら飲まなくても変わらない」と言っていた。
信頼できない病院への通院をやめた結果断薬
状態になった
【自分の病気への理解】
私:主治医から病気の事を「ストレスを感じると人よ
りストレス物質が多く出てしまう病気」と言われ
ストレスを少なくする生活のために自分が穏やか
でいられる方法を模索した
母:主治医はわかりやすい説明をしていない
【打ち込める趣味があるか】
私:楽しめることを模索した結果趣味ができた
母:陰性症状が強く、楽しめることにも目が向かない
ので趣味を楽しむ余裕もない
【自分を大切にしてくれる存在に出逢えているか】
私:自分を大切にしてくれない元夫と離婚し、自分を
大切にしてくれる今の主人と再婚した
母:自分を大切にしてくれない父と経済的理由から
離婚をしていない
【仕事をして家庭以外の外の世界を知っているか】
私:寛解した事で働く事もでき、家庭以外の外の世界と
も繋がっているから家庭での環境で煮詰まった時
でも外に逃げ道がある
母:病気が良くならず働けないので外の世界に逃げら
れず籠の中の鳥になった
【入院の経験】
私:入院した病院の劣悪な環境を経験して、二度と
あんなところに行くかという反骨精神が病気を
良くする原動力になった
母:入院の経験がないので私のような反骨精神もない
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たしかに統合失調症は母からの遺伝的な要素もあると思います
今は日々を楽しんで穏やかに生活している私は、かつてのように母の姿に自分を重ねて将来を悲観することもなくなりました
中でも一番良かったのは
【ストレスを少なくする生活のために自分が楽しめ
る事や穏やかでいられる方法を模索する事】
だと思っています
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〜私が心癒されることリスト〜
・自分で働いて得たお金で買ったカメラでお花の写
真を撮ること
・散歩しながらお花の写真を撮ることで季節の移り
変わりを感じること
・きれいなお花を見て感動すること
・コーヒーや紅茶、緑茶の香りを楽しみながらリラッ
クスタイムを過ごすこと
・ウクレレを弾きながらあのポロンポロンという音
を聴いてまったり気分になること
・大好きなちいかわのハチワレのぬいぐるみを触っ
て愛でること
・Xで「おはよう」と朝のご挨拶をすること
・noteに綴ることで過去の自分に向き合い未来の自
分の輝いている姿を想像すること
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母は籠の中にいるけれど、私は自分でドアを開けて
「ささやかな日常」という名の自由を手にいれることができました
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【編集後記】
今回のお話に「葉牡丹」というお花が出てきますが、あなたは赤と白、どっちが私でどっちが母だと
思いましたか?
私としては赤が私で白が母のつもりで描いています
赤は厳しい寒さ(精神疾患)にあたりながらも色が変化し(苦難を乗り越えて今の自分に変化できている)アントシアニンが増えて(趣味などの心の栄養が増えた)更に寒さが厳しくなると赤に深みが増す(私の人生が円熟した)
白は寒さが厳し過ぎると中央がピンクに染まることがある。(ピンクには母の心の色を重ねた。一見何もしなかったように見える母の中にもほんのりとした人間味を感じる)赤より少し繊細(私より繊細なのかもしれません)
葉牡丹という花に自分や母の姿を重ねてみるのも
オツなもんですな…
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ここまで読んでいただきありがとうございました😊
また更新しますね👋
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